17日は9時20分に水俣市の宿を出発。
水俣市は昭和30年代に水俣病で全国に知られたが、もう過去の話だと思っていた。
つい先日水俣条約のことがニュースになっていたが、九州NHKで放送(後日全国放送も)された番組で、世界各地では未だに金の採掘に水銀が使われているため水俣病が増え続けており、その危険性が一般に認識されていないことが報道されていた。更に世界の先進国では水銀を輸出規制しているにもかかわらず、最も被害に苦しんだはずの日本は輸出規制していないことも紹介され、番組の中で専門家は恥ずべきこととコメントしていた。
私も驚いた。ネットで調べると今現在も被害者認定や賠償問題が続いている。
これでは原発問題と同じだ。
あれだけ大きな原発事故を起こし、その後始末も出来ず被害者への対応も遅れたままで、原発の再稼働や他国への売り込みを進めている。
被害者の感情をどう考えているのか、他国に輸出できればその後のことは他国任せで済むと考えているのか。
最近小泉元首相が脱原発発言したり、小泉Jr.失礼小泉復興政務官も同調的な見方をして議論を呼んている。
日本の政治家は現在を無難に生きることに汲々として未来のことを語る力がなさ過ぎると思う。
閑話休題。
今日は国道3号を行く。
出発後10分弱、徳富蘇峰の生家。
八重の桜で同志社中退し新聞記者に。
出発20分ほどして坂道に。
近道を選ぶと坂道になることが時々ある。どっちがいいのか分からない。
最初に現れた1.5kmのトンネル。
昨日は広いトンネルだったので一時停車したが今日は狭いトンネル。兎に角急いで通過しようとしたら途中で息切れスピードダウン。トホホ
砂川と言う変わった名前の川。
川でシジミ採り?
青森では十三湖や小川原湖がシジミで有名だがどちらも汽水湖。淡水の川でもシジミが採れると初めて知った。
加勢川。
今日も目的地に夕方着。
この3日間は、ただただ走りっぱなし。
今日は珍しく3人の一人旅チャリダー(多分3人共若者)とすれ違う。最近はチャリダーともあまり会わなくなった。
17時30分に熊本市の宿に着。
【走行時間6時間30分、距離90km】