7月25日(土) 赤石岳 (縦走2日目の前半)
天気 晴れ
百名山70番目は赤石岳。
深田百名山の中で「北アルプスは飛騨山系、中央アルプスは木曽山系、南アルプスは赤石山系である。その赤石山系の名の起こりの赤石岳である。南アルプスの宗家」と記載。
深田は「私の記憶にあるあらゆる頂上の中で、赤石岳ほど立派なものはない。」と賞賛。
この山を広く世に紹介したのは小島烏水。「剱岳点の記」にも登場した日本山岳会初代会長。
前夜の荒川小屋のテント泊は、天候も割と安定していて良く眠れた。
今回の縦走計画では、今日どこまで進むか確定していなかった。
ガイド本の推薦は百間洞山だが、ネットの体験記を見ると距離が短くて時間を持て余しそう。
かと言って更に先に進むと次の野営地まで遠すぎる。とりあえず行けるところまで行く予定。
荒川小屋から大聖寺平の平坦地を経た後、小赤石岳までの登りを頑張ると赤石岳が出現。
大聖寺平では、小パックを背に颯爽と追い越して行った若者登山者がいた。
その若者と赤石岳の山頂で出会った。
話をしたら荒川小屋のスタッフの人。朝の散歩にちょくちょく来るらしい。
7月に入ってこれだけ見晴らしの良い日は初めてではないかと話した。
赤石岳でしばし眺望を楽しんだ後、いざ頑張ろうと先を急ぐ。
早朝は快適気温で順調な滑り出しだったが、気温上昇と共に汗が吹き疲労感が出てくる。
赤石岳の先で、疲れ気味の私よりも少し早いペースで歩く登山者を見かけた。
その登山者とは、中盛丸山で出会った。
05時15分 荒川小屋を出発
05時55分 大聖寺平
07時15分 赤石岳
09時30分 百間洞山の家
12時15分 兎岳(45分休憩)
以後は、聖岳の記録に続く。
赤石岳登山ルート (ルートラボ地図利用)
※ ルートラボ画面の左上には「拡大縮小」、右下には「ルート再生」、右上には「再生速度調整」の機能があります。