みちのく潮風トレイル旅No.3 2日目
令和3年9月20日(月) 宮城・白浜~田束山
天気 快晴 気温 16~25℃
1.時間・距離・ルート
05:15 00km ① 白浜海水浴場
07:25 09km ② 神割崎キャンプ場 (20分)
11:20 24km ③ 南三陸さんさん商店街 (休25分)
13:05 31km ④ 入谷八幡神社 (10分)
17:00 43km ⑤ 田束山山頂 (野宿)
[上り標高計1700m/下り標高計1200m/歩時間10:50]
②~③区間の旧気仙道で標高差100mの上り下りがある。
④入谷八幡神社から徐々に緩い上り道が続く。
「木もれ陽の道」から払川集落まで一端100m下る。
集落から直ぐ林道に入り⑤標高512mの田束山に向かう。
田束山の登山道は特別問題ないが少しヤブ歩き有り。
この日は③④区間で買い物と確認ミスでルートを外れた。
2.出来事
今回のトレイル旅は南下か北上かで迷った。
北[吉浜]から南下か? 南[北上川]から北上か?
鉄道ダイヤも関係し旅程にも違いが生じる。
北から進めばキャンプ場を利用する日程になる。
南からだと山頂で宿泊する日程になる。
コロナの影響でキャンプ場利用制限を知る。
ならば南から北上し山頂で宿泊する計画にした。
運が良ければ山頂で夕日や朝日も眺められる。
トレイル旅2日目も快晴。
5時15分に白浜海岸を出発。
連休最終日の早朝の道路脇駐車場には若者10人。
朝日を眺めにやって来たのか?
7時25分に神割崎キャンプ場に着く。
出発前に別のキャンプ場のコロナ休業を確認済。
このため神割崎もてっきり休業と思っていた。
ところが大勢の利用客で賑わっている。
キャンプ場でコロナ感染の可能性は低いと思う。
もし南下だったらここでテント泊の予定だった。
その後はほぼ国道398号を進む。
ただし3か所で海沿い道にルートが変わる。
津波石碑やラムサール条約湿地志津川湾を通る。
国道398から国道45になって間もなく山道に入る。
ここは旧気仙道を歩くルート。
今日の様な暑い日は木陰歩きが気持ち良い。
お昼前に南三陸さんさん商店街に到着する。
正規ルートから外れるが貴重な食料調達場所。
祝日のため多くの来客で賑わっている。
コンビニが2店あり7&11を利用する。
公衆トイレや水場やベンチがある。
ベンチで軽食休憩後に徒歩旅再開。
商店街から国道398を進むとコンビニ出現。
計3店ほどのコンビニ前を通過した。
荷物軽減や食品鮮度維持上ではこちらがお薦め。
事前の下調べでこちらの店の見落としミス。
更に進むと入谷八幡神社に到着する。
ここでも私はミスを犯す。
入谷八幡神社参拝のため荷物を道端に置く。
百段ほどある石段を往復し参拝して戻る。
改めてルートを確認すると神社沿いにルートがある。
神社を参拝して戻ると完全に思い込んでいた。
今更荷物を背負い再度石段を登る気にならない。
神社を迂回するルートを利用して進む事にする。
この日は更にミスが連鎖反応する。
神行堂山麓の巨石という場所を通過する。
道沿いに詳しい案内標識が見当たらない。
相当遠いのではないかと疑い素通りする。
その後3分300mほど歩いた場所に巨石の案内板。
ここから0.3km地点に巨石があると記載。
さきほど通った地点から直ぐの所に巨石はあった。
少し逡巡した後荷物を脇に置き来た道を引き返す。
予想より小さい巨石を拝んで引き返し地点に戻る。
自分の行動を振り返って呆れつつも前進する。
それでもこの日は計画から大きく遅れず進む。
払川の小さな集落を通り田束山への林道に入る。
長時間歩行後の登り道のため緩登でも足が重い。
ユックリと登り道を進むと左に小さい沢がある。
沢の源流と思われる所に微かに踏み跡がある。
踏み跡を下って水を補給する。
何とか頑張って田束山頂の下に到着する。
広い駐車場があり真新しい公衆トイレもある。
しかしトイレ内の水は飲水不可の表示。
先ほどの小沢で水が補給できて良かった。
17時に田束山頂に到着。
遮る物が少なく開放的な山頂は少し風が強い。
少し霞み気味の夕景色を眺める。
風が弱い場所を探してテントを設営する。
夜には山頂下の駐車場で車の音が聞こえる。
それでも山頂に人は訪れず静かな一夜を過ごした。
3.写真記録
朝日が差す大室漁港
神割崎キャンプ場の駐車場
賑わう祝日朝の神割崎テントサイト
神割崎の母恋岬
旧気仙道
震災遺構・高野会館
祝日で賑わう南三陸さんさん商店街
入谷八幡神社を往復(直行ルート見落とし)
旧校舎を利用した入谷Yes工房
神行堂山麓の巨石(善人は割れ目に入る)
払川の林道中のキノコ(サモダシ?)
田束山頂下トイレ
田束山頂
田束山頂で野宿
4.ルート図
みちのく潮風トレイル旅③ 2日目ルート図(Google Map)