みちのく潮風トレイル旅は全線開通した道を歩く目的で出かけた。
一方で自分の皮膚疾患の改善や体調改善も目的としていた。
旅した結果、自分の体調がどう変化したか少し考察したいと思う。
みちのく潮風トレイル旅から帰宅して4日後に献血した。
今回の旅と昨年7月青森旅、今年6月四国旅の献血結果値を比較する。
9月の記事で書いたが長期旅直後の献血検査数値は2回共一部に問題有。
例えば、TP(蛋白質)、ALB(アルブミン)、RBC(赤血球量)では
TPは基準値[6.6~8.2]、青森旅後6.5、四国旅後6.5
ALBは基準値[4.0~5.1]、青森旅後3.4、四国旅後3.8
RBCは基準値[418~560]、青森旅後403、四国旅後407
今旅後の献血では上記3項目は基準値内だった。
(TPは7.2、ALBは4.0、RBCは435)
一方今回初めて基準外になった項目は「血小板数」のみ。
血小板数(基準値17.0~36.5)が今回は43.3。
私の血小板数の過去記録は最低22.6~最高37.4。
今回までの3回分の献血検査値を素人分析で考察したい。
前2回と今回の旅の違いは暑さと旅行期間。
3回を比べると今回が最も涼しく青森旅と四国旅は同程度の暑さ。
旅行期間も今回は13日、青森旅は22日、四国旅は40日。
なお1日の平均歩行時間は何れもほぼ10時間前後。
夏の旅は秋に比べ発汗による体力消耗が激しい。
一方で一日の食事量は3度の旅共ほぼ同程度だった。
TPやALBやRBCは体内のタンパク量と関連の深い数値。
過去2回の旅は体内の蛋白消費を食事で補えず蛋白関連数値が低下した。
今回は過去2回に比べ発汗が少なく食事で体内の蛋白を維持できたと推測。
一方、血小板は出血時に止血の役割を果たす。
血小板は今回足擦れ発生で出血した箇所修復のため出番急増。
旅行終了後も擦傷未回復で献血したため血小板増産中の高い値と推量。
次回献血時には血小板数は標準内の数値に戻ると楽観視している。
血液の蛋白関連数値や血小板数値等はその時々の体調を表すと実感。
(単純に断言できる事ではないのかもしれないが…)
また今旅では過去2回と同様、糖質摂取を控える事に気を遣った。
糖質摂取制限が足痛の軽減や皮膚疾患の軽減に寄与してほしかった。
糖質摂取制限と言っても菓子を控え飲料水は水中心にする事。
米も糖質は多いが、夕食ご飯は余り制限せずに大食もした。
糖質制限した事で足痛が軽減できたかの評価は微妙。
自分では足痛を4種類に分類している。
1:長時間歩行で足指が靴先に当たる事を繰り返すための足先痛。
2:靴の中で足が微妙に動く事が繰り返される事で生じるマメ痛。
3:靴と足型の微妙な差で足皮膚の擦れが繰り返すための足擦痛。
4:靴濡れで足裏がふやけ足裏皮膚の摩擦のため生じる足裏痛。
今回の旅では4の痛みは大、3の痛みは中、1と2の痛みは小だった。
足裏のふやけは水泳や長風呂などで日常的に発生し痛い感じはない。
しかしふやけた状態で長時間歩行すると徐々に痛みが増加する。
足擦傷は出血するため痛みが強い気がするが多少の擦り傷は我慢できる。
2のマメ痛や1の足先痛も痛いと言われるが4や3に比べれば軽痛。
過去の旅では1や2も相当痛いと感じた事もある。
それに比べれば今回は1も2も発生したが軽い痛みですんだ。
そういう点では糖質制限が足痛に効果があった様にも思う。
3の足擦痛に関してもカットバンにも頼ったが何とか耐えた。
4の足裏のジンジン痛だけは旅継続意思を萎えさせる痛みだった。
今回は天気悪化で旅中断したが仮に天気が良くても痛みで中断したかも。
この点で糖質制限が全ての痛みを軽減する訳ではないと思った。
今回の旅では朝・昼・夕の食事の摂り方も実験した。
1日の食事摂取量は日々異なるが3度の旅共1日の食費は千円前後。
平均すると3度の旅で1日の食事摂取量に大きな変化はない。
1日の食事の摂取量を10割とした場合の朝昼夕の割合は次のとおり。
過去2回の朝昼夕の摂取割合は朝3:昼2:夕5。今回は朝1:昼1:夕8。
今回の旅では夕食を極端に多くして朝昼は余り食べない。
1日10時間前後歩き午後には徐々に疲れを感じたが余力は残した。
過去2回の方が1日の終盤時点の余力は少なかった様に思う。
ただし暑さでの発汗による体力消耗もあり今回と単純比較できない。
自分の感覚的には夕食の大食いの方が身体に良い気がした。
もし機会があれば暑い時期でも夕食大食いで体力が持つか実験したい。
糖質制限と皮膚疾患の事に関しては次回の記事で考察したい。
コメント
先日、旧オリーブの仲間がますやでキノコを食べる会に集まった際に、長谷川さんが竹ちゃんに会ったと話していました。
今週よろしくお願いします。
長谷せんとは古本屋でバッタリ出会いビックリでした。