天気 霧のち晴
避難小屋での食事に使う水は仙人岱の水場を利用しようとしたが残念ながらほぼ水が出ていない。脇を流れる水を利用した。
朝5時20分出発時の小屋気温は14度。
濃霧状態でカッパ着用して出発。
小岳の山頂までは濃霧が続く。
小岳から高田大岳に向かう鞍部では小さな谷地湿原を2度通過する。
高田大岳に向かう頃から時々雲が切れかかり陽が差し込む。
西風が吹きこれから徐々に天気が良くなることを予感する。
高田大岳からも残念ながら眺望なし。
大岳からの下山路では名物だった泥と水たまりの道は山岳会の刈払い努力で劇的に改善した。
谷地温泉口までの経路中で本日登山者とは出会わなかった。
ただし地元山岳会で標識整備をするらしく5人ほどがこれから出発するところだった。
ご苦労様です。おかげさまで安心して登山できます。
谷地温泉から蔦温泉に向かう国道103は最初の20分ほどはアップダウンが少なく一面ブナ林で、まるでブナの大平原。
蔦温泉ではレインコートを畳んで片付けた時間も含め30分ほど休憩。
天候回復と共に気温も上昇。
蔦川の川辺を遊歩道として整備しており、アップダウンも少なく非常に歩きやすい。
一方奥入瀬渓流の遊歩道は結構アップダウンがあったり道が曲がりくねっている部分があったりして結構疲れた。
ただし自然を鑑賞する遊歩道としては奥入瀬渓流の方が魅力多い。
蔦川遊歩道では誰とも会わなかったがさすがに奥入瀬渓流遊歩道は観光客が多い。
奥入瀬渓流の遊歩道が終わり十和田湖子ノ口に出て舗装道歩きが始まる。
ここからが苦難の始まり。
足の裏全体がヒリヒリし、足の土踏まず部分が痛く、やっと歩いた。
この日の痛みの状況
大腿部の付け根が一時的に痛みの増した時があった。
腰と膝には特に痛みなし。
足裏が痛い他は、足先にはあまり違和感はなかった。
この痛みについて新たな発見があったが、そのことは明日に。
本日の寝床は十和田湖宇樽部の山中。
ブナの大平原
(ブナの下が揃って白っぽいため更に幻想的気分になる。)
05:30 仙人岱・避難小屋
06:00 八甲田小岳
07:20 高田大岳
09:00 谷地温泉下山口(15分休憩)
10:45 蔦温泉温泉(30分休憩)
12:30 焼山(道探し15分ロス)
14:15 石ケ戸(10分休憩)
16:45 十和田湖子ノ口(10分休憩)
18:20 宇樽部過ぎの山中(野宿)
歩行時間 11時間50分
歩行距離 40km