青森県一周徒歩旅(11日目)~十和利山

H30年7月18日(水)
天気 雨のち曇り
気温 18℃~20℃ぐらい、少し肌寒い

昨夜から今朝にかけて一晩中雨は強弱を繰り返した。
休屋休憩所ベランダにテント設営できて本当に助かった。
朝も雨は強弱の繰り返し。雨が少し弱まった6時過ぎに出発。

休屋から宇樽部までは旧道とバイパスの2本の道がある。
宇樽部トンネル経由の宇樽部バイパスで時間短縮を図る。
宇樽部(標高400m)から迷ヶ平(標高600m)まで標高差200mを約2時間で登る。
休屋出発後の歩行距離約14km。登りの多い道のため結構バテた。
今まで気温が低めの歩行ならばバテを感じることは少なかった。
もしかしたら栄養補給が不足しているかなと思う。
今回の旅は食料の必要量把握が目的の一つで宿以外の食料は少な目。

迷ヶ平キャンプ場でザックの荷物を分別し一部をデポして軽くする。
登山道入口で役場職員と待ち合せ中だという男性と出会う。
毎年行っている十和利山登山道の刈払い作業の打合せでの待ち合せ。
我が故郷の八甲田山は県の山岳団体がボランティアで刈払いを最近実施。
昨年登山した山形県の祝瓶山でもボランティアで刈払い中の人と出会った。
一方で青森県内の山では刈払いされず登山が困難になった山も多い。
人口減少等で町村財政も年々厳しくなり登山道の刈払いも大変だと思う。

十和利山は迷ヶ平を起点に周回できるため最初は東ルートで登山出発。
途中で濡れた急斜面の細道やヤブの多い道が現れて慎重に登る。
荷物を減らして登ったが余り時間短縮できず80分ほどかけて山頂到着。
ここでもバテが現れたのかなと感じる。
山頂では若者4人組と出会う。感じの良い若者達(大学生かな?)
話をしたら男女2人は青森出身。残りの男女2名は関西出身。
一昨日は岩木山に登り津軽半島の絶景を堪能したとのこと。
今日は「霧の十和田湖」鑑賞。それとも霧幻(むげん)の十和田湖?

下山は西ルート。下山開始早々に道を間違える。
地図を見ると登って来た道と対面する方向に進むように見える。
対面方向のヤブの中の道と思い進むが道はない。
地図を拡大すると最初に少し同方向に進んだ先で対面方向に向かう。
自分の思い込みで判断せず地図を良く見て冷静な情報判断が大切と反省。
下山の西ルートは刈り払いの手入れが行き届いた登山道だった。
下山道の終盤では一部泥濘道もあるが全般的に歩き易かった。

登山後に確認すると登りに使った東ルートは全て青森県側。
一方下りに使った西ルートは6割ぐらいが秋田県側に属している。
私は十和利山の登山道は全て青森県の新郷村の管轄と思い込んでいた。
今回は東ルートに比べて西ルートの刈払い状況が数段良好と感じた。
もしかしたら西ルートの刈払いは秋田県側が行っているのかしら?
登山口で出会った刈払い作業予定の男性に聞けば良かった。時遅し。
(撮影した写真に写る男性の所有車は八戸ナンバーだ?)

迷ヶ平の下山口到着後は疲労回復のためエネルギーと水分補給する。
その後東屋にデポした荷物を再度ザックに積め直して徒歩旅を再開。
最初の目標地点は道の駅新郷。
道の駅手前で少し上り坂があるが9割は下り坂の道歩き。
下り坂とエネルギー補給効果で2時間10分で約10km歩き道の駅に到着。
ここでの野宿も選択肢の一つだったが16時前の到着でまだ歩ける。
明日の長距離歩行軽減のためもう少し先まで歩くことを決断する。

道の駅を後にして歩行を続けながら何処が野宿に良いか考える。
しかし良い案が浮かばない。歩きながら野宿に適した場所を探す。
野宿の適地もそう簡単には見つからない。歩きスマホで候補地を探す。
「キリストの墓」はどうか? 観光地の一つなので水とトイレは有りそう。
17時頃の段階で候補地を「キリストの墓」と定め目標にして歩行加速。
18時に「キリストの墓」着。

国道454号は車で何度も通過しているが「キリストの墓」訪問は初めて。
先ず野宿に適当か現地視察すると東屋が有り水・トイレも有る。
悪天候と夕暮れの時間という事もあり人が訪れる気配はない。
野宿地に決定後、初めて「キリストの墓」を視察する。
今まで「余りにも奇想天外な場所」のため視察する気になれなかった。
今回初めて見た印象は「怪しげな根拠を基に懸命に村がPRする場所」。
少し驚いたのはエルサレムの石碑「友好の証」が有る事。
宗教的・政治的に微妙な都市の石碑が有るのは何故なのだろうか?

謎がナゾを呼ぶ様な観光スポットでの野宿は多少躊躇した。
しかし他に適当な場所はない。
私の心情にシンクロする様なモヤに包まれたキリストの墓で一夜を過ごす。

※ 新郷村ホームページ 「キリストの墓」

早朝の休屋休憩所

宇樽部トンネル内

全長1140mの中間地点

「メマトイ」を叩いて捕獲

本当に小さいコバエ(私の指の太さ2cmと対比すると4.6mmほど)

本日3度目の青森県入り

秋田県と青森県の県境歩きで県を出入りする

道端のミツバを味見

迷ヶ平に到着

迷ヶ平の東屋で荷物を分別

ザックを軽量化して登山に向かう

十和利山登山口で人待ちする男性

十和利山の刈払い作業のため役場職員と打合せ予定

標高の高い所は雲(霧)で覆われている

十和利山頂から十和田湖方面を眺望

眺望は皆無

下山道は良く刈払いされた道

登り道よりも相当歩き易い

道の駅新郷

この日は休業日らしい

低く垂れこめた雲?霧?

17時過ぎ時点で18℃

「キリストの墓」への入口に到着

「キリストの墓」

石段を上がって右手が十来塚=キリストの墓、左手が十代墓=弟イスキリの墓

キリストの墓の下の東屋で野宿

モヤが立ち込めて幻想的。私の気持ちもモヤる

06時10分 十和田湖休屋・発
07時20分 宇樽部
09時40分 迷ヶ平(休30分)
11時30分 十和利山頂(休20分)
12時45分 迷ヶ平(休40分)
15時35分 道の駅新郷(休20分)
18時00分 キリストの墓・着

歩行時間 10時間00分
歩行距離 37km
歩行歩数 69000歩

朝食 梅おにぎり、玉子サラダ、サラダスティック
昼食 ソイジョイ、ナッツ
夕食 玉子がゆ、味付さんまパック、ポテトサラダ

青森県一周徒歩旅(11日目)ルート

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