8月16日(日)
天気 晴、最高気温 30℃
公園の早朝は朝露が発生しテントが少し濡れた。
軽く朝食を摂り5時半には公園を出発する。
公園は朝早くから散歩に人が訪れる。
昨日は水不足があったので今日は気をつける。
公園の水飲場で水を十分確保する。
7時過ぎに自宅に電話して母親と話をする。
その後に便意を催し空地を見つけ用を足す。
(空地探しで毎度一苦労する)
公園でトイレできれば良いのだが上手くいかない…
昨日に引き続き今日も暑い。
そして日陰が少なく車通りの多い道が続く。
途中でジョギング中の初老男性と出会う。
どこまで行くの? 北海道一周? と訊ねられる。
「真っ直ぐ歩いて行きます」と素っ気なく返答。
直ぐ脇を車が走る路上で接近して立ち話は避けたい。
暑い日差しと日陰の少ない直線道路が延々と続く。
今旅の第1目標は歩き通す事で第2が身体のケア。
身体ケアとは体温管理、痛み対策、栄養・水分確保。
体温管理は時期的に暑さ対策が中心だが寒さ対策も含む。
暑さ対策は痛みや水分確保とも連動する。
過去に暑さによる脱水で熱中症状や膝痛を経験した。
また個人的経験で暑さが足マメ発生に連動すると感じる。
暑い中で長時間歩くと靴の中の足の温度が上昇する。
足温度の上昇で足裏の皮膚が柔くなり膨張する。
弱体化した足皮膚に歩く刺激が加わりマメができると推測。
暑さによる足皮膚の軟弱化、膨張化は確かめていない。
しかし長時間の暑さで手の甲の水膨れは何度も体験した。
近年は暑い日の長時間歩行時は足冷却に極力努めている。
靴と靴下を脱いで数分間熱を冷ます様に気遣っている。
合わせて足指間に手指を差し込みモミモミしている。
この日も8時、10時、11時の3回靴と靴下を脱ぎ足ケアした。
昼頃に食料調達のため八雲町のスーパーに立ち寄る。
冷房が心地良くて思わず長居をする。
買い物に50分費やした後今日の野宿地に向かう。
野宿第一候補は国縫海浜公園。手前の黒岩公園が第二候補。
暑さで疲労大のため黒岩公園が良ければ今日は早く終了予定。
黒岩公園のすぐ近くに小さな食料品店がある。
ここで買えるならスーパーで食料調達しなくても良い。
残念ながら小さな店で品数は少ない様子。
黒岩公園に着くと人は誰もいなく静かな印象。
未だ午後4時前だったが今日はここで終了。
トイレ脇に休憩スペースが有り早めの夕食を摂る。
その後テント場所に迷い悩み最終的にトイレ裏に張る。
夜になると女生徒と思われる人の話し声。
また4~5人ほどトイレに立ち寄る人の足音。
極め付けはすぐ近くを走る列車の通過音。
野宿地としては適地と言えないが手遅れ。
とりあえず幾らか睡眠は確保できた。
出発時の青葉ヶ丘公園は少し曇り
直ぐ近くのオニウシ公園も野宿可?
「榎本武揚上陸の地」の案内表示
石谷駅そばの「鯡供養塔」は道有形文化財
ニシンの漢字が鰊と鯡の2種類あると知る
いつの間にか腕が腫れていた
どこかで虫に刺された?
8時過ぎに八雲町入り
路側帯が狭い道で後で初老男性と出会う
栗の実発見、北海道は早い?
最初に休憩したドライブインは日陰なし
坂を下り建長寺木陰で2回目休憩
山越駅の日陰で3回目の休憩
八雲町の中心街が見えてくる
スーパーで買物を兼ねて大休憩
遠くに見えるのは後方羊蹄山
国道5号脇を走る函館本線
黒岩駅・公園に到着
駅脇(トイレ裏)にテント設営
約1時間間隔で列車通過or停車
北海道縦走旅2日目の経過
05:30 青葉ヶ丘公園・発
08:30 ドライブインやかた・P(休10分)
09:50 建長寺の木陰(休20分)
11:20 山越駅&トイレ(休8分)
12:20 マックスバリュ八雲店(買物50分)
15:55 黒岩駅公園・着
歩行時間 8:50
歩行距離 46km
北海道縦走旅2日目の徒歩ルート
コメント
長万部から山に入ると、二股ラジューム温泉があります。だいぶ前に行きましたが、なかなかいいところです。
二股ラジウム温泉は北海道の有名な秘湯のひとつだ。道南の交通の要所である長万部(おしゃまんべ)から山奥へ18kmほど入ったところにある一軒宿の温泉である。周囲は深い原生林で、ここへの林道にはキタキツネがよく現れる。(二股ラジューム温泉から引用)
宿の前にキタキツネが現れました。
7年前の自転車旅行の時に長万部町中心部にある丸金旅館(温泉)に泊まりました。
長万部は温泉街の様ですが山奥の温泉も有名だと少し薄い記憶があります。
流石に徒歩旅行では往復で時間が掛かり過ぎなので別の機会に行けたら嬉しい……