H28.7.26 南アルプス縦走2日目

7月26日(火) 南アルプス縦走2日目(農鳥岳)
天気 曇一時雨

テント泊初日の夜半は雨音が続いた。真夏なのに肌寒い。
3時過ぎに起床。雨音のするテント内で軽い朝食をとり寝床整理をする。
4時頃に雨音が止み、テントから出て雨が止んでるうちに急ぎテント撤収開始。
テント撤収を終えた頃には雲海の彼方に富士山も見え天候回復を期待。
出発後結構アップダウンのある道を朝の涼しさの中順調に農鳥岳山頂に着。
山頂はガスで眺望は不良。農鳥岳の後も結構な急坂が続く。
農鳥岳から約3時間で大門沢小屋に着。
大門沢小屋では昨夜農鳥小屋の同じテント場泊だったという男性と話をした。
男性は広河原から北岳経由で奈良田まで2泊3日の行程。
本日最終日は奈良田で温泉入浴後バスで芦安に戻り自家用車で帰宅する予定。
私と同じ2泊3日の縦走登山だが私の長距離縦走計画に驚いていた。
大門沢小屋から約3時間で奈良田着。
下山途中から霧雨になり、奈良田では少し強まり小雨状況。
奈良田から櫛形山に向かう林道入口に車両通行止の札。
歩行者は大丈夫だろうと判断して約20km続く林道に入る。
しかし途中の沢に架かる橋全体が通行止シートで覆われていた。
シートを潜り抜けて進んだが本当はいけなかった?スミマセン。
大門沢小屋で水を補給したが、途中でウッカリ水をこぼし大分減少させた。
林道の途中からは雨も弱まり雨水を飲水する手も使えなくなる。
少量の水をチビチビ飲みながら奈良田から5時間半かけ林道終点の池の茶屋登山口。
到着は17時40分。ここには飲水用の水は無し。
避難小屋に掲示されたルートを見るとほこらキャンプ場への巻道がある。
山中は徐々に薄暗くなり始めていて、少考の末巻道を行くことにした。
ほこらキャンプ場への到着は18時55分でライト無しで歩くにはほぼ限界。
直ぐ水場の確認をしたら小屋から1分弱の斜面にホースが差し込まれ水が出ていた。
ボトルに水を十分貯めて満足するまで飲水した。

出発後、農鳥小屋を振り返る
出発後に農鳥小屋を振り返る
ガスは少なめ

農鳥岳手前から塩見岳方面眺望
農鳥岳手前から塩見岳方面眺望
時々ガスが薄れた時に撮影

農鳥岳山頂
農鳥岳山頂
山頂は一面ガスの中

下山道から富士山眺望
下山道から富士山眺望
雲海の奥に富士山が浮かぶ

大門沢小屋
大門沢小屋
ここで補給した水を途中でこぼすとは!

奈良田手前の吊り橋
奈良田手前の吊り橋
割としっかりした長い吊り橋

奈良田から櫛形山に向かう林道入口
奈良田から櫛形山に向かう林道
林道歩き20kmの長い道程スタート

池の茶屋登山口
池の茶屋登山口
池の茶屋に着き少しだけホッ

池の茶屋巻道の唐松とサルオガセ
池の茶屋巻道の唐松とサルオガセ
垂れ下がる不気味な植物がサルオガセ

ほこら小屋
ほこら小屋
19時前に無事到着。水場は小屋の奥

04時50分 農鳥小屋・発
06時10分 農鳥岳山頂
09時00分 大門沢小屋(15分休憩)
12時00分 奈良田(以後20km林道歩行)
17時40分 池の茶屋登山口

18時55分 ほこら小屋(キャンプ場)・着
登山時間 13:30 登山距離 45km 高低差 2200m 山小屋泊

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