H26年8月3日 幌尻岳

百名山47番目は幌尻岳。百名山の中で幌尻岳は最難関の山のひとつとされる。
理由の一つは山頂までの距離が長く、もう一つは沢の渡渉が繰り返しあること。
幌尻岳の沢渡渉で腰まで水に浸かり途中断念を経験した登山者と今回一緒した。
今回登るコースは難しい沢渡渉を回避し、長距離の林道歩きで山頂制覇を目指す。

8月2日(土) 晴 登山【幌尻岳 1/2】、移動【新冠~幌尻山荘】
昨晩宿の主人に教わった道順で奥新冠発電所前ゲートまで車で来て駐車。
その後、初日は新冠ポロシリ山荘まで、林道18kmを4時間かけて移動。
新冠ポロシリ山荘には先客が6人。日暮れに首都圏からのツアー客約20人が到着。
当夜は暑くて寝袋から素足を出して寝ていたら、翌朝足が痒くなっていた。蚤?虱?
8時00分 新冠町の民宿を発
9時50分 奥新冠発電所登山口に着
10時20分 登山(林道歩き)出発
15時00分 新冠ポロシリ山荘に着
運転時間1:50、運転距離55km
登山時間4:00、登山距離18.0km、高低差400m、山小屋泊
【新冠ポロシリ山荘前で記念撮影】
新冠ポロシリ山荘前で記念撮影

8月3日(日) 晴 登山【幌尻岳 2/2】、移動【幌尻山荘~新冠町】
軽朝食後、朝5時前に出発したが、4人が先発したと同宿者から聞かされる。
結構な笹藪や、細い沢沿い道を進むと、急坂尾根に出る。その後に沢の水場。
北海道はエキノコックスのため生水を敬遠する人もいるが、自分は沢の美味冷水堪能。
先発4人を追い越し、お花畑を通過すると、大岩も点在する最もハードな岩場の急坂。
稜線で額平川渡渉コースと合流し山頂までは10分程で到着。今旅行最高の天気。
山頂到着後、七ツ沼カール肩地点まで30分程歩き、七ツ沼の眺望を満喫する。
下山は、山頂から新冠ポロシリ山荘まで3時間、更に駐車場まで4時間。
幌尻岳登山では今登山中で最も多くの人と話した。今回で百名山全山制覇の夫婦。
徳島から北海道の百名山全山制覇のため自動車で来た熟年者。快活な好青年。
昨晩遅く到着したツアー参加の登山者とも夜に会話。その他登山道で出会った人。
終わり良ければ全て良しとして、今年の連続登山旅行は一区切り。

4時50分 ポロシリ山荘から出発
8時10分 幌尻岳山頂に着
8時50分 七ツ沼カール肩
9時30分 山頂(戻り道)
12時30分 ポロシリ山荘に着
17時00分 登山口駐車場に着
19時10分 新冠町のホテルに着(新冠温泉Hヒルズ)
登山時間11:00、登山距離29.0km、高低差1250m
運転時間2:00、運転距離60km、ホテル泊

【新冠ルートの沢渡渉?はラクチン】
新冠ルートの沢渡渉?はラクチン

【朝日が眩しいお花畑を通過】
朝日が眩しいお花畑を通過

【山頂目前で朝日に浮かぶ先着登山者】
山頂目前で朝日に浮かぶ先着登山者

【山頂からの稜線にかかる雲のマフラー】
山頂からの稜線にかかる雲のマフラー

【雲海も綺麗な絶景の山頂】
雲海も綺麗な絶景の山頂

【吊尾根から右が七ツ沼、左が額平川源流?】
吊尾根から右が七ツ沼、左が額平川源流?

【七ツ沼から山頂への道端の花】
七ッ沼から山頂への道端の花

8月4日(月) 晴のち曇のち雨 移動【新冠町~登別町】
自転車旅行時の思い出の温泉宿(登別)に再泊する。
9時20分 新冠町を出発
14時40分 登別温泉に着(登別温泉滝本イン)
運転時間4:00、運転距離140km、温泉宿泊

8月5日(火) 雨 移動【登別町~函館市】
自転車旅行時の思い出の格安宿(函館)に再泊する。
9時30分 登別温泉を出発
15時45分 函館湯ノ川に着(ホテル万惣)
運転時間4:30、運転距離200km、温泉宿泊

8月6日(水) 曇 移動【函館市~青森市】
ねぶた祭りの混雑回避と料金節約を兼ねて、大間経由フェリーで実家に帰る。
7時20分 函館湯ノ川を出発
14時20分 自宅着
フェリー1:30、運転時間3:00、運転距離150km

幌尻岳登山ルート (ルートラボ地図利用)
※ ルートラボ画面の左上には「拡大縮小」、右下には「ルート再生」、右上には「再生速度調整」の機能があります。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする