みちのく潮風トレイル・海のアルプス・1日目(R5.6.25)

1 旅概要
朝8時20分に自宅を出発する。
8時43分小柳発、八戸行きに無事に乗車。
この時には順調に出発できたと感じていた。
八戸駅に着いた時に観光客が多い事に気付いた。
そして八戸~盛岡の新幹線切符売り場に行く。
すると切符売り場には長蛇の列。
乗り継ぎに30分弱の時間で余裕のつもりだった。
もしかしたら前日発生したJR機器トラブルの影響?
長蛇の列に並び自分の番に来た時は時間ギリギリ
切符購入操作をすると「係員に連絡して」と画面表示。
この時点で当初計画の遂行を断念する。

一端列を離れて休憩所で今後の予定を練り直す。
この時に周囲の会話で大人の休日倶楽部期間と知る。
ネットで調べた最善策は「2時間後の電車で17時目的地着」。
約2時間の電車待ち時間が出来たので買出しに向かう。
当初予定は宿泊予定地付近での食料調達だが予定変更。
また水漏れのある折畳み水筒交換で100円ショップに寄る。
予定変更の時間を有効活用し2時間後の電車に乗車。

当初10:17八戸発の予定が12:24八戸-久慈14:09に変更。
幸いこの区間は座れたが14:15久慈-宮古15:49は立席。
更に16:13宮古-17:08浪板も立席区間が暫く続いた。
当初は14:40徒歩出発予定が17:10徒歩旅出発となる。
ただ幸い暗くなるまでにはもう少し時間がある。
初めてのコースなので道迷いしない様頻繁に地図確認。
そして暗くなる前に少しでも進もうと歩速維持に専心。

鯨山山頂到着は18:36。目標より若干遅れ気味。
少し薄暗くなり始め更に霧がかかり眺望無し。
山頂の奥の院に急いで参拝し先を急ぐ。
この先には何カ所か鎖場が現れるが通常時は不要そう。
雨天等の滑り易い時には下りの際に多少役立ちそう。
山頂から25分ほど下ると分岐地点が現れる。
分岐を右折すると沢沿い道で多少時間短縮できそう。
但しトレイルルートは直進なのでそのまま直進する。
この頃になると結構暗さが増したためヘッドランプ点灯。
直進コースは少しアップダウンがある道。
分岐から45分ほど下山路を歩くと青少年の家に着く。

職員室は点灯しており職員が執務中なのが見える。
時間があれば水補給休憩したいが先を急ぐ。
この後は林道風の車道を歩き市街地に向かう。
すっかり暗くなった道を急ぎ歩きし2回道間違いする。
合計10分ほどロスしたが21時過に何とか宿泊予定地着。
2時間遅れで始まった徒歩旅は一応遅れを挽回した。
この日の宿泊予定地は鯨と海の科学館脇の船越公園。
誰もいないベンチ脇にテントを張り夕食を食べ23時前就寝。
就寝は相当遅くなったが明日は計画どおり出発予定。

2 時間経過
【電車移動経過】
08:43 青い森鉄道・小柳駅発
10:04 青い森鉄道・八戸駅着
12:24 JR八戸線・八戸駅発
14:09 JR八戸線・久慈駅着
14:15 三陸鉄道リアス線・久慈駅発
15:49 三陸鉄道リアス線・宮古駅着
16:13 三陸鉄道リアス線・宮古駅発
17:08 三陸鉄道リアス線・浪板海岸駅着
【徒歩移動経過】
17:10 浪板海岸駅
17:33 鯨山浪板登山口・1合目
18:36 鯨山山頂
19:01 十文字分岐
19:47 青少年の家登山口
21:06 船越公園

3 歩行データ
[浪板~鯨山]最初の舗装道後は大半が登り山道。登600m、距離3.7km
[鯨山~青少年の家]若干登りを含む下り山道。下460m、3.3km
[青少年の家~船越公園]若干登りを含む下り林道後舗装道。下140m、6.2km
本日の総移動距離・標高差 距離13km、登り標高740m、下り標高750m

4 写真
久慈-宮古間はお座敷列車

船越海岸駅から徒歩旅出発 17:10

鯨山登山口・1合目 17:33

鯨山への5合目 18:05

鯨山山頂に到着・参拝 18:36

鯨山下山路の鎖場 18:46

青少年の家前を通過 19:47

船越公園 (翌朝 04:02)

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コメント

  1. appleberry より:

    日程をじっくり見てみると、すごい時間になっていることにびっくりしました。夕方に山に登るということは、自分ではぜったいにできないと。もしもに備えてのヘッドライトは荷物に入れてありますが、使ったのは、トンネル移動くらいでした。
    実は、鯨山のコースは、雨が強く、登らずに歩いていました。そして、今回の南下では、船越まで来ていますので、きちんと登ってきたいと思っています。

    体調不良のこと、お心づかい、ありがとうございます。3ヶ月も痛みが取れないものですからあきらめて病院で診察を受けたところ、足の土踏まずに伸びている筋が、かかとの接続部分で炎症を起こしているとのことでした。しばらく長距離歩行はできそうにないとのことでした。伊豆、信越、高島などなど、今年はいくつものコースを計画していたものですから、正直、がっかりしています。

    付近の情報です
    吉里吉里漁港公園・・・炊事場が広く、中にテントが張れました。近くにきれいなトイレもあり、野宿でお世話になりました。夜中に、漁港に遊びに来た地元の若者??の車の音が多少響いていましたが、特に問題なく泊まることができました。夕方散歩に来ていた方に、みちのく潮風トレイルを歩いていることを話して、不審者回避をしておきました。

    荒神海水浴場・・・小さめですが、東屋があり、テントが張れました。トイレもきれいでした。奥まった所にある施設ですので、夜はとても静かでした。排水を直接海に流しているので、石けん等は厳禁です。着いた時に、管理されておられる方が付近を清掃されていましたので、事情を話し、焚き火等は絶対にしないこと、トレイルを歩いていて寝るだけであることを伝え、それならどうぞどうぞ、東屋にテントが張れるから使いなと、心よく使わせていただくことができました。以前、泊まっていた人がいて、少し警戒されていらっしゃったようです。コミュニケーションの大切さを感じました。

  2. takenamik1 より:

    appleberry さん
    コメントありがとうございます。

    足のかかと周辺の筋の炎症との事、お大事になさって下さい。
    様々な体調不良は私も経験していますが同じ症状の経験はありません。
    私が結構辛かった経験では自転車旅の転倒で膝を打撲し2週間休養した事です。
    前半はほぼ休養に努め後半から少しずつ動かす事を意識しました。
    2週間して相当回復したと思い旅を再開し1日自転車に乗ると痛みがぶり返しました。
    その時は痛み止めを利用し運にも恵まれて何とか旅を続けられました。
    十分な休養と徐々に身体を動かす事が大切と思いますがバランスは難しいと感じます。
    無理せず身体と対話しながら回復に努められる事をお祈りします。

    野宿の貴重な体験談ありがとうこざいます。
    吉里吉里漁港公園は近くを通らなかったため知りませんでしたが炊事場やトイレが有り良さそうな公園ですね。
    荒神海水浴場は今回と前回と2度通過しましたが私も好印象を持ちました。
    私もトイレを覗きましたがきれいな所でした。
    やはりきれいな場所は必ず陰で誰かが手間をかけて管理しているのですね。
    利用する時は感謝して利用したいと感じました。

    私の夜間歩行体験は数は多くありませんが何度か経験しています。
    決して望んでする事では無いですが緊急等の止むを得ない時に安全第一で行います。
    広く見渡す事が難しいので相当安全に自信が持てる時だけの最終手段です。