25日の天気は晴れ。
一昨日と昨日は気温30℃ぐらいの暑い晴れだったが、今日は涼しい晴れ。
今日は女川町のふじ旅館から牡鹿半島の一部を周り万石浦まで進み野宿地を探す。
朝、旅館で朝食を食べていると女将から話しかけてきた。
私の旅の目的の話から震災の話になった。
震災当日の天気は赤い空、黒い雲と太陽が同居した空に雪が舞うなど明らかに異変を示していた。
自然が教えてくれていた。
今復興のため人間がしているのは、海と陸を遮断する防潮堤を作り、山を削って土盛りする、どちらも自然と戦うやり方だが、もっと自然と共生する方法を探すことが大切だ。
女将と全く同じ気持ちだ。
さて今日の牡鹿半島コースだが、昨日女川町役場からの放送で女川原発PRセンター付近で熊の目撃情報があったので気をつけてほしい旨アナウンスしていた。もし熊と遭遇したらこちらの武器は、ストックと山菜用のミニナイフくらい。まあ無いよりはマシ。
当初は原発PRセンターに寄らず十一面観音の大原浜で折り返しの予定だったが、原発PRセンター経由でも行けそうと判断。
結果的に当初の予定距離を約10kmオーバーすることになった。
見通しの甘いのは毎度のことか。
日没前には万石浦に何とか到着。
野宿地は、万石浦の港。
女川原発PRセンター
福島原発で起きた事故が女川で起きなかった第一の理由は津波が建屋に達しなかった。第二の理由は原発を安全に停止させた。という解説。
世界の牡蠣王の顕彰碑
沖縄出身の宮城新昌さんが牡蠣の養殖を成功させた。
7時45分 女川の旅館を発
9時05分 女川湾の展望所
10時10分 石巻市に入る。
(原発への分岐路)
11時40分 女川原発PRセンター
15時30分 世界の牡蠣王顕彰碑
16時10分 史跡 月の浦
18時00分 風越橋
18時30分 万石浦の漁港に着
歩行時間 9時間50分
歩行距離 49km