5月21日(火)・遍路13日目
天気 晴(最高気温25℃)
04:20 道の駅内子・発
06:40 十夜ヶ橋
07:15 7&11大洲店(20分)
12:35 43番明石寺
13:45 7&11卯之町(15分)
16:25 42番佛木寺
16:40 佛木寺前東屋・着
道の駅内子は屋根付き通路を挟み両側に店舗が並ぶ。
昨夜は通路にテントを張り雨を完全防御できた。
今日は佛木寺の17時納経終了前に納経を終えたい。
計画段階から厳しい日程が昨日の遅れで一層厳しい日程に。
朝3時前に起床、軽食、片付け、テント収納し、4時20分出発。
昨日とはうって変わり今日は青空が広がる。
朝6時前に喜多山駅付近の道で外人女性2人とすれ違う。
こんな朝早くから歩いて何時に何処から出発したのだろう?
6時40分お大師様ゆかりの地「十夜ヶ橋」に着く。
橋下に下りてお大師様に参拝する。
3年前のお遍路の際は橋下に降りる場所が分からなかった。
また昨年7月の豪雨では床上1mの水害だったらしい。
現在は元通りに復旧した様だ。
※ 参考「 十夜ヶ橋の大雨被害 」
この後、トラブルが連続する。
12時に明石寺への登り道に差し掛かる。
ここで第一ミス。明石寺を往復して同じ道に戻ると早合点。
更に第二ミス。ザックを草むら脇に隠して寺の往復を即断。
12時35分に明石寺着。
地図を再確認すると80m近い峠越えをせず平地を歩き次の寺に向かうルートがある。
ザックを置いてこなければ楽な近道で次の寺へ直行できたのに…
後悔しても始まらず納経した後のルートを再考する。
遠回りになるが峠経由せず平地経由でザック置き場に戻る事にする。
13時20分のザックを隠した場所に戻るがザックが無い!
焦ってザックを探すが5分ほど探しても見つからない。
盗まれてしまった?!
更に範囲拡大して探すと2分後に別の場所でザック発見。
最初に探した所は記憶違いで実際は5mほど離れた場所に置いたのだ!
探索の最中は旅の中止や警察への届け出が頭を過ぎった。
取りあえず無事で良かった。
少し時間ロスしたが気を取り直して先を目指す。
佛木寺付近に食品店がないため途中の店で食料調達する。
明石寺から佛木寺へは歯長峠(歯長隧道)を経由する県道31号を行く。
ところが県道31号から遍路道への入口を倒木が塞いでいる。
よく観察すると人が歩いている跡が残っている。
県道31号を歩き続けるよりも遍路道を行く方が時間短縮になる。
今まで時間ロスしているため遍路道を選択し倒木の中へ突入する。
多分昨年の大雨による被害から復旧が進んでいない状況だろう。
しかし山歩きをしていれば更に酷い時もあるので大きな支障はない。
25分で歯長峠側に達した時「立入禁止」の張り紙が目に入る。
麓側には「立入禁止」張り紙は無かった。
逆打ち遍路では入口に標識があっても出口に標識がない場合は多い。
又は麓側は倒木が多数あるので入山者はいないと考えたかもしれない。
歯長隧道を抜けて下り坂に入る地点で又「通行止」張り紙が現れる。
そしてもう一枚「安全に通行できない」旨の張り紙もある。
つまり危険箇所は注意して通行して下さいと解釈できそう。
「安全でない遍路道」を進むと崩壊した道にロープを張った所を通る。
現状は大丈夫だが天気等の状況変化で崩落する危険も感じる。
登り坂は多くの倒木等があったが下り坂の危険箇所はここだけ。
歯長隧道から40分ほど歩き16時25分に42番・佛木寺に到着。
午後にトラブルが続いたが何とか計画どおり佛木寺の納経を完了。
今日は佛木寺の山門前の東屋にテント張り野宿する。
誰もいない東屋で昨夕の土砂降りで濡れた中身を取り出し乾かす。
そして今回の遍路旅で初めて2日連続で排便した。
2日間手持ち食料で凌いだが5日前買ったキャベツが効いたか?
半カットキャベツだったため毎日少しずつ5日間食べ続けた。
生野菜を食べるのは便秘には相当効き目があるかもしれない。
食事【朝昼】甘栗、野菜、お握り、筑前煮、ソイジョイ 【夕】幕の内弁当、トマト、卵焼、野菜
歩行時間 10:40
歩行距離 49km
末尾には(旧)ルートラボと(新)Ridesのルート図を併載しました。
四国遍路13日目ルート図(ルートラボ版)
四国遍路13日目ルート図(Rides版)