遍路旅17日目・鹿島公園~市野瀬

5月25日(土)・遍路17日目
天気 晴(最高気温29℃)

05:55 鹿島公園・発
07:20 ジョン万次郎生家(復元)
08:35 松尾のアコウ
09:35 38番金剛福寺
16:05 ローソン下ノ加江店(25分)
17:30 市野瀬休憩所・着

蒸し暑かった夜が明けた朝のテントは露でビショ濡れ。
テントの朝露を拭いて収納するのに手間取り出発遅延。
当初予定は5時半だったが6時近くに鹿島公園を出発。

出発して橋を渡った直後に山の中に入る遍路道へ左折。
朝から日差しが強く山の木陰が暑さを和らげて嬉しい。
朝8時台の気温が24度ほど。
風も余り吹かず朝から汗がしたたり落ちる。

途中で偶々見かけたジョン万次郎復元生家に立ち寄る。
途中で3年前は雨天で見学を諦めたアコウの樹を見学。
途中の寄り道で予定より少し遅れて38番・金剛福寺に到着。
金剛福寺で納経後少し休憩をしてから足摺岬を見学。
絶景ポイントの「天狗の鼻」にも寄り道。

土佐清水から金剛福寺まで男性お遍路3人ほどと出会う。
金剛福寺の後はポツポツと男性お遍路5人ほどと出会う。
金剛福寺から16km4時間ほどで風光明媚な大岐海岸に着。
当初は延光寺から大岐海岸経由で金剛福寺に向かう案も検討。
長距離往復ルートの不満と野宿場所の不安でコース変更。

大岐海岸の沿道で15人ほどの歩き遍路団体とすれ違う。
メンバー女性の1人が足を攣りリーダーらしき人が介助中。
周囲のお遍路仲間達は心配そうにそれを見守る。
大所帯の歩き遍路はトラブル発生対応が大変と思う。

大岐海岸から今夜の食料調達コンビニ店まで約2時間。
コンビニのローソン下ノ加江店到着時は疲労ピーク。
食料調達後10分ほど日陰で休憩する。
店の前には「逆打ち歩き遍路一行」の貸切バスが停車中。
「歩き遍路」のための「バス」の意味が分からない。
荷物運搬? 救急対応? 歩きとバスの併用?

この日はまた耐久レースの競技者にも出会う。
足摺岬から野宿予定地市野瀬までの区間約20人とすれ違う。
男性9割女性1割程度で、50~60歳前後が多い印象。

この日の野宿地「市野瀬休憩所」に17時半到着。
ここで出会った30代?の男性ランナーからレースの話を聞く。
室戸から足摺まで250kmを3日間で走破する。
今日が最終日で夜の12時までに足摺到着の事。
男性は発汗と摩擦で尻穴周辺が爛れ痛くて走れないとの事。
今日の自分の疲労困憊と重ね合わせて心から同情する。
身体を労りつつ完走祈願のエールを送り後ろ姿を見送る。

※ 参考 【 土佐乃国横断遠足2019開催要項
・期間:5月23日15:00~5月25日24:00(57時間)
・コース:室戸岬~足摺岬(242km)
・参加資格:100kmマラソン完走経験者、参加料:1万円、定員:80人
(大雑把な計算で時速6kmで40時間歩ければ完走可能)

食事【朝昼】ポテトサラダ、卵焼、ほうれん草、野菜3種(人参、キャベツ、胡瓜)、ソイジョイ 【夕】唐揚丼、牛乳、野菜3種

歩行時間 10:30
歩行距離 44km
末尾には(旧)ルートラボと(新)Ridesのルート図を併載しました。

登りの遍路道から土佐清水港方面眺望
ジョン万次郎の復元生家に立ち寄る
ジョン万次郎復元生家の内部
松尾のアコウの樹
38番・金剛福寺の本堂
天狗の鼻から足摺岬を展望
宿泊・炊事・洗濯できる遍路小屋「金平庵」
遍路道で見かけたカタバミ?の花群
大岐海岸の白く輝く砂浜
大岐海岸の見晴らし良い道と高層住宅
ローソン下ノ加江店で見た逆打ち徒歩遍路の貸切バス
市野瀬休憩所(ドライブイン水車)野宿
市野瀬休憩所を発つ男性ランナー


四国遍路17日目ルート図(ルートラボ版)


四国遍路17日目ルート図(Rides版)

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