みちのく潮風トレイル旅② 9日目 [宮城]桑浜~入釜谷

みちのく潮風トレイル旅No.2 9日目

令和3年7月27日(火) 宮城・桑浜~入釜谷
天気 雨のち曇 気温 21~26℃

1.時間・距離・ルート

07:40 00km ① 桑浜漁師民宿
08:10 02km ② 白銀神社
09:35 08km ③ 大須崎漁港
11:15 16km ④ 名振東漁港 (休15分)
14:25 27km ⑤ 旧大川小学校
14:45 28km ⑥ 入釜谷バス停
[上り標高計940m/下り標高計1000m/歩時間6:40]
桑浜民宿から海沿いに下りた後林道を歩く。
白銀神社まで50m上り下りを経て2kmを30分。
その後また50mの上り下りを経て舗装道に出る。
白銀神社から大須崎漁港まで6kmを1時間20分。
大須崎から名振までは50~100mの上り下りを3回。
本ルートは2度海岸線に下りるが悪天候回避。
県道238号の舗装道路を歩き8kmを1時間40分。
名振漁港から長面浦までは古道の様な林間道。
樹々に囲まれ穏やか踏み跡明瞭で緩傾斜で歩き易い。
林道区間4km、峠標高250mを1時間15分。
長面浦以後は平坦な舗装路(一部工事中)歩き。
長面浦から旧大川小まで6kmを1時間30分。

2.出来事

昨夜はスマホを睨みながら翌日の予定を考えた。
結論は午前中は徒歩を続け午後に家路に向かう。
天気予報では午前中は極端に悪くはない予想。

民宿の朝食は夕食に劣らず盛り沢山。
更に昼食用にと大きめお握りも頂いた。
女将さんには大変世話になり大感謝。
女将さんから天気悪化前の出発を促される。
盛り沢山朝食に40分ほどかけ7時40分に宿出発。
弱雨が降っていて雨合羽を着用する。

宿を出発して間もなくすると雨脚が強まる。
高台の宿から一端海沿いに下り林間道を進む。
30分ほど歩き白銀神社に立ち寄る。
その後雨は一端静まりルートは林間道から舗装道になる。
大須崎灯台の見える港に来ると強風雨が吹き付ける。
強風の中で自宅に電話して旅中断を伝える。
風で声が聞き取り難く用件だけ伝え電話を切る。

風や雨が強弱を繰り返す中を休まず歩く。
海岸沿いを歩く正規ルートを避けて県道を進む。
11時過ぎに名振漁港に着くと風雨が弱まり小休憩。
今日のこの先の林間道ルートに少し不安がある。
国土地理院地図では一部が非表示のルート。
どんなルートか心配だったが杞憂だった。
割と歩き易い昔から続く古道の様だった。
林間道が終わり長面浦に出ると青空が見える。
天気は一時的に回復した模様。
長面浦に広がる平坦な土地は今も復旧工事中。
野球場が何十個もできる広大な土地に建物無。

そこから更に進んだ先に震災遺構・大川小学校。
この周辺は広い平野のため津波が遠くまで達した。
みちのく潮風トレイルルート旅は14時半で終了。
トレイルルートは終わるが帰宅のために歩く。
学校から1.5km歩いた所の入釜谷バス停に向かう。
16時発の住民バス(平日のみ運行)に乗る。
北上川沿いを進み道の駅上品の郷に着く。
そこから徒歩で鹿又駅に行きJRに乗車。
電車、新幹線を乗継ぎ22時前に無事自宅到着。

2年前に続き今回も台風のため旅途中終了。
全般に好天が続いたが一週間以上は続かなかった。
でも4日間続いた乗船区間は好天に恵まれた。
敢えて夏の暑い時期に日程を組んで良かったか?
ただ暑さによる疲労は大きかった。
足ケアに努めたがマメや爪内出血は起きた。
また足が回復したら改めて残りに挑戦する。

なお3日前の眼ヤニは最終日まで続いた。
眼の痛み等の違和感は翌日には相当和らいだ。
しかし眼の中に虫の残骸は未だ残る様だ。
眼ヤニは身体の奥深さを感じる出来事だった。
長旅をすると身体について考える事がある。
次回以降に自分なりの感覚を書いてみたい。

3.写真記録

白銀神社で参拝

大須崎漁港と大須崎灯台

台風8号接近で白波

尾ノ崎峠道の倒木や古木の造形美?

尾ノ崎峠越えして長面浦に出る

震災遺構・大川小学校

入釜谷バス停に着き徒歩旅終了

4.ルート図

みちのく潮風トレイル旅② 9日目ルート図(Google Map)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする