経緯
6月18日(金)
最近スマ-トウォッチ(以下スマッチ)を2台入手した。
1台は健康管理&歩行・朝ラン記録用。
もう1台は健康管理専用。
半年前入手のスマッチと合わせ計3台。
我ながら呆れるが不要になれば売却も考慮中。
兎に角最近のスマッチの進化には目を見張る。
そのスマッチのテストを兼ね北八甲田に行った。
6月3日の北八甲田登山では花がイマイチだった。
2週間過ぎて花も増えた事を期待しての登山。
前回より気温は多少低い様だがそれでも汗ばむ。
前回は10人以下だった登山者も今回は約30人。
いよいよ八甲田の花シーズン到来。
花を存分に楽しもうとロング縦走に挑戦。
酸ヶ湯~毛無~赤倉~大岳~高田~酸ヶ湯周回コース
登山の概要
7時55分に自家用車で自宅を出発。
8時40分に酸ヶ湯温泉手前駐車場に到着。
8時51分に前回と同様毛無岱に向い出発。
前回出発早々現れた残雪も消え毛無まで雪無し。
チングルマやワタスゲがお出迎えしてくれた。
下毛無岱のチングルマは終盤気味の様子。
一方上毛無岱のチングルマは花盛りの様子。
毛無岱から赤倉方面に分岐すると残雪が現れる。
ただ前回よりも相当減り後1週間すれば消雪しそう。
後はササがルートを隠している場所に要注意。
赤倉ルートの登坂道では今回10人ほどと出会った。
この区間も少ないが花は咲いていた。
井戸岳まで来ると更に花が増える。
前回見たミヤマキンバイやミヤマオダマキ。
他にもイワカガミ、ミネズオウなどが咲き競う。
避難小屋通過後は残雪を登り花の続く道を登る。
チングルマ等を見ながら11時45分に大岳山頂着。
山頂にも7人ほど休憩中で私も昼食休憩。
県外登山者の百名山挑戦中の話声が聞こえる。
今日と明日で八甲田と岩木山を登るらしい。
風が弱く気持ち良い山頂だが徐々に雲が増す。
20分弱休憩し山頂を下ると更に雲が増す。
先程まで見えていた高田が見えなくなる。
少し逡巡したが予定通り高田に向かう。
先ずは小岳に到着すると高齢ご夫婦が先着。
毛無岱で見た夫婦と思い「また会いましたね」と声掛け。
夫婦から出会った場所を聞かれ毛無岱と答える。
すると毛無岱は通っていないとの返事。
似た歳格好の別人の高齢ご夫婦であった。
自分も高齢化で記憶力の衰えを実感しトホホ…
小岳から高田に向かう途中で単独男性とすれ違う。
時節柄ソーシャルディスタンス?に気遣いすれ違う。
後刻ヤマレコでchohoさんの登山記録を発見する。
chohoさんの記録と照らし12:50分頃にすれ違った様。
小岳~高田大岳区間に残雪は無く13時34分高田到着。
先ほどから遠方の視界は雲で遮られている。
近場の視界は未だあるため写真はどうにか撮影。
15分ほど軽食休憩し下山し始めると少し雲が晴れる。
良くなるかなと待つとまた雲が押し寄せる。
撮影を諦め下山して小岳に向かうとまた雲が薄れる。
時々写真を撮りながら仙人岱まで来て水分補給休憩。
ここまで来ると雲が消え小岳がハッキリ眺望。
丁度良く山頂展望に巡り会う事は難しい。
発汗で相当消費した水分を十分補給し後は下山。
仙人岱にも花は多いが撮影は控えて下山を急ぐ。
地獄湯沢過ぎの残雪トラバース道以外は残雪無し。
ここ2日間の好天もあり下山道に泥濘はほぼ無し。
仙人岱から約1時間で登山口に到着した。
感想と反省
今年は場所により残雪量の差が大きい印象。
山頂周辺は例年より早く消雪した印象。
一方で例年遅くまで残雪のある桜沼や大岳小屋先。
今年は例年より残雪量が多い様に感じる。
その分場所によって開花にも差が生じる。
花を楽しむ期間が延びて良い事かもしれない。
下毛無ではチングルマは散った花が少し目立つ。
一方上毛無ではチングルマがほぼ満開の様だ。
下毛無と上毛無で多少気温差の影響を感じた。
前回毛無で見たショウジョウバカマはほぼ終了。
一方仙人岱から小岳に向かう場所では少し見た。
消雪の違いがショウジョウバカマに影響した様。
仙人から桜沼周辺は7月まで残雪が残りそう。
この周辺の開花は7月中旬以降かもしれない。
一方井戸岳ではミヤマキンバイの満開が続いていた。
未だ蕾みのキンバイも多そうでもう少し楽しめそう。
今回も残雪と泥濘を見越して長靴で歩いた。
ところが泥濘はあまりなく長靴メリットも無し。
寧ろ歩きにくく靴底や靴脇に当たる岩石が痛い。
次回からは登山靴で歩こうと反省した。
仙人岱以後の下山では帰宅時間が気になり出した。
実は母親からのリンゴの要望を思い出した。
既にリンゴ販売は終了した店が多い。
青森市内では勝田にある大中で販売中。
大中の閉店は17時で土日は休みの可能性あり。
酸ヶ湯の駐車場到着が16時10分。微妙な時刻。
ダメもとで大中に向かい到着が17時01分。
丁度店仕舞していて頼んだら販売してくれた。
登山関連話題
(1) スマートウオッチ
既に持っているスマッチがHuaweiWatchiGT2e。
新たに「Amazfit GTS 2 mini」「E66」を入手。
Amazfitの最大魅力は歩行記録の保存活用。
PCやブログにも利用できるのが素晴らしい。
しかもバッテリーが長持ちする。
今回の登山でも記録を採ろうと持参した。
ところが途中で記録が停止してしまった。
多分手首の何らかの動きに反応したと推測。
また次回再挑戦しようと思う。
一方E66は心電図計測できるのが最大特長。
以前ブログに書いたが私の心電図は小問題有り。
不完全右脚ブロックや洞性徐脈の軽度異常が有る。
経過観察レベルだが最近心臓鼓動に不安が生じた。
海外ではスマッチで心電図検査が出来る時代。
しかし日本では心電図が見れるのはAppleWatchのみ。
医療機器審査で他の商品は審査が通らないらしい。
そんな状況でE66が販売可能な理由は不明。
ただ入手できて試したら意外に良品と感じた。
心電図を3回計ったら1回徐脈を診断された。
他にも24時間血圧や酸素濃度測定機能がある。
また別の機会にもう少し詳しく紹介したい。
(2) スマホ
前回の記事でHuawei製のスマホP30を記事にした。
HuaweiのGPSは記録が上手くいかないと書いた。
その後ネットを調べたら更に悪評を発見した。
ジオグラフィカの作者が絶対勧めないとの記事。
Huaweiのスマホは以前からGPS記録には向かない。
という事でAndroidスマホも見直す事にした。
スマホの事もそのうちまた書くかもしれない。
登山写真
2週間前より更に残雪減少風景
2週間前の残雪地点近くにはタムシバ
下毛無岱のチングルマ、ワタスゲ、大岳
下毛無岱のコバイケイソウ
上毛無岱のチングルマと大岳
上毛無岱のチングルマ草原と櫛ヶ峰
チングルマ、丸沼、櫛ヶ峰
宮様ルートへ分岐後の残雪
ミツバオウレン
赤倉への登坂道の倒木は片付け済
登山道中央に咲くオオバキスミレ
ミヤマキンバイ(2週間前も)と高田大岳、雛岳
ミヤマオダマキとミヤマキンバイ
大岳東斜面の残雪で若者達が登り滑りを楽しむ
大岳山頂には流れ雲が接近
ミヤマオダマキと小岳、高田(ピントが…)
雲が近づく小岳山頂
雛岳分岐手前で単独男性(chohoさん?)と交差
高田大岳東峰から西峰眺望、周囲は雲中
チングルマ、イワカガミ等と小岳(雲少し薄れ)
小岳を下り仙人手前にショウジョウバカマ
仙人岱ヒナザクラの小株と小岳
地獄湯ノ沢先の残雪トラバース道
ムラサキヤシオツツジの鮮色
有毒ガス危険地帯の枯木から空に向い(毒)ガス雲?
登山時間
08:51 酸ヶ湯温泉・発
10:01 毛無岱分岐
10:31 宮様コース分岐
10:57 赤倉岳分岐
11:06 赤倉岳
11:11 井戸岳の山名標識
11:26 井戸沼
11:45 八甲田大岳 (食事休18分)
12:07 鏡沼
12:21 桜沼
12:42 小岳
13:34 高田大岳 (軽食休16分)
14:45 小岳 (休1分)
15:06 仙人岱 (休5分)
15:26 地獄湯ノ沢
16:07 八甲田山神社登山口
歩行時間 7時間10分
歩行距離 16km
登山コース
コメント
実は18日、ますやの父さん外3人でカッパの湯4時30分頃集合で笠松峠付近に今年最後のタケノコ取りに行ってきました。5時30分頃到着、2時間ほど取って7時30分頃下山?そのころは、タケノコよりも車の数のほうが多いのではと思われるほど道路端に車が増えていました。途中、横内付近は通勤車両で混んでいました。(最初は、今日は車が多いな~と不思議に思ったのですが、いつもはもっと遅く降りてきていたので、通勤ラッシュの会わなかったためでした。)竹ちゃんが登り始めたころには家についていました。タケノコを取りながら、今日は天気も良いし竹ちゃんや知人が登っているのではないかな~とふと思っていました。帰り道酸ヶ湯の上の駐車場も見たのですが・・・・・そのあとだったのですね。
同じ日に時間帯は違いますが同じ八甲田で活動していたのですね。
5時半から7時半の時間帯ならば涼しく快適だったと思います。
笠松峠ではないですが酸ヶ湯に向かう路上にも駐車車両を見かけました。
皆さんタケノコ目当てだったのかもしれませんね。
時期的にタケノコ採りは終盤戦ですか。
ますやの山菜料理が恋しいです。