東北山歩旅行9日目(H29年7月3日) 祓川

天気 曇りのち暴風雨

昨夜は道の駅の営業終了の9時過ぎまでベンチでスマホをいじっていた。
その時に天気予報を確認すると、東北地方に低気圧から一時的に台風に変わるような天気図が表示されていた。
風速が強まるとそういうこともありうるのか、ただし時間的に一時的なもので其れ程心配ないだろうと記憶にとどめておかなかった。

道の駅に野宿すると夜間に警備員が来ないかと心配するのだけど、昨夜は何ごともなく、車の出入りの音も其れ程気にならず割と安眠できて出発。

しかし、出発早々から足裏にジクジクした痛みを感じる。
原因を推測して思い当たったことが、コンビニで買った野菜&果物ジュース1リットルを昨夜から今朝まで水がわりにがぶ飲みしたこと。
四国お遍路の時や百名山登山旅行の時などもしばしば果物ジュース1Lパックを一晩でがぶ飲みしている。
水分と栄養補給に一石二鳥と軽く考えていた。
しかし、四国お遍路や登山旅行の度に足指の爪が内出血し気になっていた。
もしかすると糖分が足に悪影響与えている疑いが強い可能性がある。

出発後2時間ほどで雨が降り出した。
強弱を繰り返しながら徐々に強まる。
風も強くなり出す。
鶯川大橋を渡る時は風の通り道となって強風で飛ばされそうになる。

その先で土砂崩れで通行止めの表示。
前に起きた災害で現在工事中。
事前の情報収集不足。
今旅行3度目の通行止めゲート突破。
工事は休みで、道が崩れ落ちている所を慎重に通過。

その後は段々暴風雨が強まる。
奥山放牧場や百宅口駐車場などの吹きさらしの場所は特に強風で前に進むのが大変。
頂上へ向かう途中から暴風雨があまりに強まり靴の中は防水機能が崩壊してジョブジョブ状態になった。

17時過ぎに祓川ヒュッテにようやくたどり着い時は心底ホッとした。
自分の天気予報判断が甘かった。

もちろんヒュッテには誰もいない。
無駄なあがきと思いつつ上から下まで全て濡れた衣類等を干してみた。
予備の乾いた衣類に着替えて早々に寝床についた。
寝床につきながらこのまま暴風雨が続けば中止も考えようと真剣に思った。
しかし翌朝は少なくとも暴風雨はおさまった。


道の駅東由利の野宿の朝


車の来ない直線道を進む


八塩いこいの森方向に進む


昨日も頂いた民家前の沢水利用場


雨が強まり出す


通行止め場所。今更迂回できない


道が崩壊した箇所の脇を慎重に通過


暴風雨は増す増す強まっても目的地は未だ


ようやくたどり着いた祓川ヒュッテ
心底ホッとした

05:15 道の駅東由利・発
10:55 マックスバリュ矢島店(1時間昼食休憩)
17:05 祓川ヒュッテ・着

歩行時間 10時間10分
歩行距離 44km

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