5月14日(土) 6日目 21番太龍寺~22番平等寺

天気 晴

朝から快晴。
今日は21番太龍寺に向かう。
昨日鶴林寺に登山してから大井小に一旦下山し太龍寺にまた登山するようで、何となくテント泊縦走のウキウキ気分。

大井小学校跡地から太龍寺へはまた登り道が続くが昨日の鶴林寺よりは少し楽。しかしやっと山門に着いたと思ったら、そこから本堂まで更に10分ほど登りが続いたのはキツかった。

太龍寺からは「かも道」と「いわや道」という道が続いており22番平等寺に向かうには「いわや道」と進むのだが、標識を見間違えてかも道を進んだ。
往復で約15分のロス。
いわや道側のロープウェイ乗降口脇にある道を通ると「お接待のお茶を提供しています」と声をかけられた。
太龍寺到着時に予定をオーバーした上に道迷いロス時間も重なっていたので、訳を話して丁重に辞退したら、平等寺までの道を間違えないよう、詳しく教えて頂いた。

太龍寺からの下山道はアップダウンや多少道端の狭い箇所もある山道が続き集落に着くまで2時間弱かかった。
集落に着いてホッと一息つき、後は平等寺まで一本道と思ったのが本日2度目の道間違えにつながる。
今度は曲がるべき所を見落として直進。往復3km約40分のロス。大ショック。
遅れを取り戻そうと地道に歩みを進めるが精神的に辛い。
すると平等寺の少し手前で地元の年配女性に呼び止められ、お茶、おにぎり、ゆで卵のお接待。
更にお土産まで頂いた。
本日二度目の精神的ショック後の思いやりの接待を頂く。

22番平等寺を打ち、明日に予定している23番薬王寺の手前までの移動が今日の予定。
今日は快晴で照りつける太陽の光が厳しい。水分補給が増えると共に疲労度も増してくる。
夕方に民家の前を通った時、たまたま玄関から顔を出した女性からバナナとお菓子のご接待を頂く。
本日3度目の苦しい時のお接待。
そして私の手にしている金剛杖を握らせてほしいと言われた。
こんな信心の薄い私の持つ杖など、という気持ちは脇に置き杖を差し出した。
杖は弘法大師空海の化身を表すらしく、遍路の旅は「同行二人」、つまり空海の化身の杖と自分の二人旅なのだそうだ。
杖は大切にしよう。


太龍寺への登り道


太龍寺は広かった!


「いわや道」から眺めるロープウェイ。
太龍寺へはロープウェイでも行ける!


太龍寺から集落に着き一安心したら落とし穴が待っていた


平等寺の手前でお接待を頂いた3婦人。
本当にパワーを頂きました


平等寺本堂から山門に繋がる紐。
本堂にいる空海の魂に繋がっている


暑さと疲労のため休憩所で水分補給


今日の野宿地にやっと到着

6時10分 大井小学校跡地を出発
7時50分 太竜寺に着
11時50分 お接待を頂く
12時20分 平等寺に着
17時40分 恵比寿浜キャンプ村に着

歩行時間 9時間30分(+ロス55分)
歩行距離 38km(+ロス3.5km)

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