平戸にて

25日は自転車休業して平戸市内観光。
朝に小雨だったため雨がほぼ止んだ10時に念のため雨合羽を着て出発。

最初は平戸オランダ商館。

平戸は江戸時代初期に徳川家康公認のオランダ貿易で栄えた都市。
オランダとの貿易を正式に認められるためにウィリアムアダムス、後に初の外国人武士となる三浦按針が仲立ちを務めた。

オランダ商館から歩いて10分程の所にある三浦按針の墓。

多分学校で学んだ筈だと思うが全く記憶にないため、改めてネットで調べると三浦按針は凄い!
イギリス人で始めは造船屋だったが船乗りに憧れて船長の資格を取り、オランダが極東航海のため出航した5船のうちの1船に乗船。約2年の航海で5分の4の乗組員が死に最終的に大分に漂着したのが1600年。関ヶ原の合戦の年に家康に謁見し家康の信頼を得る。
その後、通訳、外交官、造船屋、貿易商等、当時の日本で人材不足していた重要な役割を果たすも、家康死後は鎖国政策のため最期は平戸で不遇な生涯を終えた。とても凄い冒険家だと思う。
関ヶ原の戦の年にアダムスを評価した家康も凄いし、この頃から貿易に力を入れていた平戸も凄い!

市内に戻ると丁度平戸くんちの行列。

小学生たちが一生懸命舞っている。
その後、亀岡神社の神輿行列。

神輿に賽銭?を入れる人々。
今日は亀岡神社例大祭の御神幸の日。

その後、平戸ザビエル記念教会。

寺院と教会の見える坂道でパチリ。

平戸城も見学。

何と、明治天皇の祖母が平戸城主松浦家の血筋。

亀岡神社に中山愛子(明治天皇祖母)碑。

山頭火の句碑もあった。

先日紹介した「平戸は日本の公園である」には前段があった。
「日本は世界の公園である」。

結局、外出後は雨は降らなかったが、風が猛烈に強く、雨合羽は防寒対策で役立った。

16時に宿に戻り、最近チャリで気になっていたタイヤの空気圧低下頻度の増加について、チューブの劣化が疑われるので交換することにした。チューブ交換は旅行中2度目。初めての時はリムへのタイヤのはめ込みに手間取り2時間近くかかった。今回はリムはめ込みはとてもスムーズだったが、交換用のチューブに問題があり、幾ら空気を入れてもタイヤの空気圧が上がらず結局チューブを再度取り替え、結果的に1時間半かかった。
何とか夕暮れまでに作業終了。
明日からまた按針よりも小さな冒険旅行に船出だ!

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