1 縦走旅の経過(2日目)
10月8日(水)
天気 曇り一時雨のち晴
気温 10~20℃(八幡平市参考)
2日目は2箇所のヤブ難所の通過がある。
ヤブ通過に備え早めに出発準備を始める。
幸い昨夜早く寝たので3時起床し早朝飯。
未だ暗闇の5時前にランプ点灯し出発。
30分ほど歩くと漸く少し明るくなる。
1時間歩き8合目小屋に着きトイレ用足し。
給水休憩をしてから笹森山を目指す。
沢横断後に登り返し笹森山までは問題無。
笹森山通過後に笹ヤブが徐々に濃くなる。
一番濃い所では背丈を超えるが歩ける。
踏み跡を辿れば何とか迷わず進める。
笹ヤブの終盤時点で小雨が降り出す。
休暇村迄下りて旅館(休館)軒下で一服。
15分軽食休憩した後に歩行再開する。
蟹場分岐から鶴の湯分岐へ各1時間歩く。
7時半頃から続いた小雨は3時間で止む。
30分で小白森から40分で大白森へ。
小白森に向かう頃は雨空から一転青空。
小白森と大白森は好天の下で爽快歩行。
大白森から30分下った山荘で軽食休憩。
15分軽食休憩した後に難関の曲崎山へ。
曲崎山の前に1時間30歩き大沢森通過。
大沢森には鞍部から200mほどの登り道。
その後一端下った後に曲崎へ登り開始。
曲崎へ8合目までは特に問題無い登り道。
8合目から猛烈な笹ヤブ道が始まる。
背丈以上の笹ヤブが相当密集している。
踏み跡を探るが不明瞭で分からない。
勘を頼りに進んでみて違うと引き返す。
2度ほど試行錯誤し何とか道を辿る。
小さな進行と後退を計4~5回繰り返す。
そうして漸く山頂直下に辿り着く。
何と!山頂直下は200mほど刈払済み!
少しずつだが刈り払いはしているのだ。
曲崎山山頂到着は16時46分。
予定は16時だったので相当遅れた。
曲崎以降は駆け足で八瀬森山荘に向かう。
一端八瀬森へ登る頃には周囲は相当暗い。
ランプ点灯し道迷いに注意し只管歩く。
18時に山荘が見えた時はホッとする。
一端入館後に片道1分水場で給水し戻る。
この日は乳頭温泉以外で人と出会い無。
夕食を食べ始める時に体調異変に気付く。
全く食欲が湧かない。
無理矢理食物を口に運ぶが口に入らない。
どういう事だろうと考える。
後半にかけて相当疲労し過ぎたのかしら?
食欲よりも休息欲の方が強いのかも?
ただ明日のために何とか少しでも食べる。
その後就寝して夜中にまた小異変がある。
少し吐き気を感じて目が覚めた。
実際には嘔吐しなかったが胸焼け感がある。
何が原因か分からずそのまま再度眠った。
2 旅写真
暗闇の5時前小屋出発。5時14分少し明け始め

5時24分に更に明るさが増す

5時33分に多少雲も薄れる

駒ヶ岳8合目駐車場が見える

火山帯特有色彩の山肌

雲に覆われた駒ヶ岳8合目に到着し給水トイレ休憩

笹森山ルートへ向かう

笹森山分岐点

雲に覆われた笹森山山頂

笹森山下山ヤブ道中の紅葉

2本の小沢(水場)の間の尾根道を下る

小雨の中休暇村到着。休業宿の軒下で休憩

乳頭温泉から蟹場分岐に向かう

鶴の湯分岐で小休憩

青空が見え出した樹林帯の道

青空の小白森

大白森が現れる

大白森山頂

大白森から樹林帯へ

<大白森山荘で休憩 img src="http://mititabi.com/wp-content/uploads/2025/10/20251008_125313.jpg" alt="" width="1200" height="900" class="alignnone size-full wp-image-27235" />
大沢森から曲崎山へ

曲崎山への登りが始まりヤブが増す

刈り払いされた曲崎山山頂直下

16時45分 曲崎山山頂

曲崎山頂過ぎから東(八瀬森・大深)方面眺望

18時に八瀬森山荘・着

3 旅の行程とコース
行程
04:46 阿弥陀池避難小屋
05:47 駒ヶ岳八合目小屋 (休16分)
06:41 笹森山 (2分)
09:06 休暇村乳頭温泉郷 (休15分)
09:18 大釜温泉 (5分)
10:08 蟹場分岐 (休11分)
11:10 鶴の湯分岐 (休6分)
11:43 小白森山
12:20 大白森
12:54 大白森山荘 (休15分)
14:37 大沢森 (6分)
16:46 曲崎山
17:51 八瀬森
18:05 八瀬森山荘
距離 28km 登り 1426m 下り 1821m
時間 歩行 12時間20分 休憩 1時間
コース図(3日間全体)