高田大岳登山と運動と腎臓病

1 高田大岳登山(残雪期登山)

4月21日(日)に高田大岳に登ってきた。
高田大岳は7回ほど登っているが全て夏道の登山道。
今回初めてT氏の案内で残雪期の雪道をツボ足で登った。
谷地温泉から登り始めて基本的には夏道とほぼ同じルート。
最初は樹林帯の緩斜面を約1時間歩き、その後標高千m頃から急登になる。
急登区間は斜度20~30度ぐらいを山頂に向け一直線に進む。
先行者の足跡を辿り登ったため、比較的楽に山頂に到着できた。
山頂は4月としては希なぐらい弱風で穏やかで超絶景。
山頂から岩木山、白神山地、岩手山、鳥海山等を眺望。
更に薄らとだが早池峰山も眺望できT氏と感動を共有する。
高田大岳山頂と山頂直下と中腹の3箇所でスキーヤー等と暫し語らう。
特に中腹で休憩中に単身スキーヤーとは30分ほど四方山話に興じた。
下り道は雪が緩み登りの時には少なかった踏み抜き回数が倍増した。
T氏と2人で膝下まで6回ほど、太腿部まで3回ほど雪穴に埋没した。
それでも下山途中に「尻スキー」を楽しみ、大満足の残雪期登山を堪能した。

2 運動と腎臓病(NHKガッテン!)

高田大岳登山の休憩時にT氏と腎臓の事について少し話をした。
以前ブログで私の腎臓は徐々に機能が低下している事を書いた。
T氏も腎臓の状態は良くないとの事。
先般NHKガッテン!で腎機能改善に関する大発見が紹介された。
要点は「腎臓病の人は運動厳禁」が「腎臓病の人は運動すべき」に医学常識大転換。
治療方針が180度変わるとは、何ということだろう。
今まで治療のため運動を控えていた人は逆に症状を悪化させていたのだ!
以前ブログで
「糖尿病とカロリー制限は関連ない。炭水化物は控え蛋白質を摂るのが良い。」
「コレストロールは気にしない、卵は体に良い。」等従来の常識が覆った話を書いた。
つくづく安易に医学常識を鵜呑みにする事の怖さを感じた。
詳しくは次回の記事に譲りたい。
(次回に続く)

途中での高田大岳眺望
山頂手前で左から赤倉、乗鞍、猿倉、駒、櫛を眺望。手前に猿倉温泉
高田大岳山頂到着
山頂から八甲田大岳と岩木山眺望、手前は小岳
山頂から赤倉、乗鞍の後方に岩手山、戸来岳(左端)眺望
下山路で尻スキーに興じる

高田大岳登山経過
08:30 谷地温泉(発)
11:20 高田大岳山頂(75分休)
13:25 ルート中腹(45分休)
14:50 谷地温泉(着)

登山時間 4時間10分(途中・計130分休憩)
登山距離 6km

高田大岳登山(残雪期)のルート図

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