縦走終了後旅行1日目(富山)

9月3日(日)
天気 晴

昨夜折立キャンプ場に10張近く張られたテントは早朝には空。
私が一番最後までキャンプ場に残り朝食を済ませ朝8時にテントの片付け。
テントを片付けている時に木立の陰からヘリが荷物をぶら下げて飛び立って行く。
折立から北アルプスの山小屋に荷物の運搬が行われていたようだ。

今日の予定は富山市内に移動し富山市内で1泊すること。
縦走登山計画で予め宿泊予約していた宿をキャンセルすること。
明日以降の予定を計画すること。
そして時間があれば富山市内を少し観光したい。

折立ではスマホの電波が通じない。
9時半出発の富山地鉄バスに乗り有峰口駅に向かう。
有峰口駅で電波が通じて今夜の宿の予約と既に予約済みの宿の取消をする。
10時50分発の電車に乗り電鉄富山駅に向かう。
電車内で「明日から歩く旅で新潟方面に行きその後普通列車で帰省」を計画する。
14時に予約したホテルにチェックインし衣類洗濯と5日振りの風呂に入る。
ホテルで偶然今日が「おわら風の盆」踊りの最終日にあたることを知る。

名前を聞いたことがある程度だった「おわら風の盆」は富山県の代表的な祭り。
街中を踊りながら歩く「町流し」の他、輪踊り、舞台踊りがあるらしい。
日本三大流し踊りの阿波踊り、黒石よされ、郡上踊りに劣らず有名な流し踊り。
(このうちの黒石よされは我が故郷青森県の代表的観光行事)
こんな幸運の機会はめったにないので是非行ってみようと思う。
しかし全く予備知識なく急遽決めた計画のため、ホテルにも尋ね情報を収集。

富山市内から祭り会場の八尾町までバスで30分ほど。
夜の部は19時から夜中まで踊っているらしくバスも23時まで運行している。
18時30分発のバスに乗り、19時に八尾のバス停に到着。
踊りのある街中まで大勢の観光客等の人の流れについて進む。

踊りは町内単位で行われており時間も町内単位で大体決まっているらしい。
踊りを効率良く且つ良い場所で見学するには、事前の情報収集が重要らしい。
その辺の事情がよく分からないまま行ったため丁度良く踊りを見るのが難しい。
それでも寺の境内の舞台踊を含めて3つほどの団体の踊りを近く遠くに眺めた。

2時間ほど八尾の町を流し歩きして祭りの夜の喧噪の雰囲気を楽しみ宿に戻る。
日本アルプス縦走旅行の途中リタイヤで沈んだ気持ちを少し和ますことができた。
日本アルプス縦走旅行の緊張感を忘れ明日からは気軽な気持ちで徒歩旅行しよう。

山小屋に荷物を運搬するため折立からヘリ離陸
山小屋に荷物を運搬するため折立からヘリ離陸

折立から有峰口駅に向かうバスに乗車
折立から有峰口駅に向かうバスに乗車

富山市内観光(まちなか美術館で無料鑑賞)
富山市内観光(まちなか美術館で無料鑑賞)

富山市内観光(こすぷれフェスタ)
富山市内観光(こすぷれフェスタ)

富山市内観光(富山城でもこすぷれフェスタ)
富山市内観光(富山城でもこすぷれフェスタ)

最初に見た風の盆踊り(天満町)
最初に見た風の盆・輪踊り(天満町)

2度目に見た風の盆踊り(門名寺)
2度目に見た風の盆・舞台踊り(聞名寺)

3度目に見た風の盆踊り(西新町)
3度目に見た風の盆・町流し(西新町)

夜の八尾の町景色
夜の八尾の町景色

09:35 折立キャンプ場・発
10:30 有峰口駅
11:50 電鉄富山駅
14:00 Hリラックスイン富山
19:00 八尾バス停~風の盆(観光)
22:10 Hリラックスイン・着

折立から電鉄富山駅 (最初の一部ルート欠落)

富山駅から八尾往復 (最初の一部ルート欠落)

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