四国・関西の徒歩旅の結果

久し振りの投稿です。

先日まで四国遍路~高野山町石道~熊野古道(小辺路)~大峯奥駆道を旅した。
当初の計画では5月9日に青森の実家を出発し6月17日青森帰宅予定。
期日上は計画どおりに進んだ。
しかし旅の最終盤で予期せぬ事態に遭遇し完全踏破は達成できなかった。
その経緯は追って報告します。

旅に出る前のブログで皮膚炎改善への思いを書いた(R1.5.7.付け記事)。
四国遍路旅中で特に気をつけたいと思っている事
・精製食品の摂取をなるべく減らすこと
・糖分の摂取を運動に見合う摂取量にすること
・野菜類と蛋白質の摂取に気を配りつつ食べ過ぎに気をつけること

私の皮膚炎の原因は最新の病院診断でニッケルアレルギーと推定された。
しかし旅の直前に「糖質アレルギー」も併発しているのではと考え始めた。
※「アレルギーは砂糖をやめればよくなる」(溝口徹著、H25.2.青春新書刊)。
自分は甘い物好きだが、自己診断では極端な糖質摂取過多ではないと思う。
しかし昨年7月に青森県一周徒歩旅で皮膚炎が改善したが後に悪化している。

悪化した一因は身体が必要とする糖の量と実際消費した糖の量の乖離と考えた。
旅行中に摂取した糖は歩行で相当消費されるため糖質過多になる可能性は低い。
一方旅行後は旅行中に比べ運動量が減るため糖質摂取過多の可能性が高まる。
実際に自分の感覚として旅行中より旅行後の糖質摂取量は1.3倍程度に増えたと感じる。
しかし糖質摂取が過多気味でも直ぐに皮膚に炎症等が現れる訳ではない。
皮膚の炎症は徐々に進行するため原因特定が難しい。

今回私は昨年の青森県一周旅での経過を踏まえ更に深化させたいと考えた。
青森県一周旅の最終報告にはこんな事を書いている(H30.8.28.付け記事)。
「一番嬉しいのは3日目以降は足痛腰痛等の下半身痛はほぼ発生無し。
二番目は旅行前に発病した皮膚病について改善しつつある事。
まだ完全完治では無いし再発の心配も残るが薬はほぼ断っている。
そういう意味では今回の徒歩旅は大いに意義深い旅だった。」

またその後にはこんな事も書いている(H30.9.28.付け記事)。
「青森県一周徒歩旅前、体調面の不安が2つある。
1つ目は自家感作性皮膚炎。2つ目は糖尿病予備軍。
どちらの不安も食事との関係がある様に感じていた。
自家感作性皮膚炎はアレルギーの一種で食生活の要因も疑われる。
糖尿病は糖質や炭水化物の摂取過多が大きな要因と疑われる。
このため旅の食事では先ず食事量の減量に気をつけた。
2番目には糖質・炭水化物を減らし野菜を摂る事を心掛けた。」

今回は前回の試みを更に深化させるため野菜摂取を増やし糖質を減らした。
野菜摂取の増量方法
[前回] 調理済み野菜主体 → [今回] 生野菜主体
具体的には、キャベツ、レタス、トマト、胡瓜、人参、玉葱、トウモロコシ等
これらを生食した。
糖質の削減事例
[前回] 野菜ジュース等摂取 → [今回] 野菜ジュース等の不摂取
野菜ジュースにも意外に糖質が多く含まれているらしい。

旅を終えて帰宅後2週間過ぎた現在の皮膚炎の改善状況は良好。
詳しい事は今後投稿予定の旅記録の中で振り返りたい。
昨年の青森一周旅後が約7割改善とすると今回の旅後は約9割改善と感じる。
未だ完全回復と言えない理由は、
1 皮膚の湿疹(膿様症状)はほぼ消えたがアザが消えていない。
2 内服薬は過去1ヶ月服用していない。
  塗り薬は1週間に1~2度起こる痒みの度に少量使用中。
それでも入浴時の身体洗いや糖質摂取の増量を試行しつつ改善傾向を感じる。

また糖質摂取減量の試みは、身体の各種の痛みの抑制に貢献したと感じられる。
3年前の四国遍路の際に感じた足痛はほとんど感じなかった。
足裏のマメや皮膚剥離は数カ所発生したが余り苦痛を感じず歩行できた。
昨年の青森一周旅の際も足痛腰痛は少なかったが今回は更に良いと感じた。
実際青森一周旅の時より重い荷物を背負ったが苦痛は少なかった。
この話についても今後投稿予定の旅記録の中で触れていきたい。

以上の話は、今回の旅で大いに成果があったと感じられる事。
しかし、好事魔多し!
結構順調に進んだ旅だが、旅前半で一度、水分確保でミスを犯した。
この時は「お接待」に救われた。
しかし旅の最終盤での水分摂取では致命的ミスで完全踏破断念となった。
ただし完全踏破断念決断時は水分摂取が原因とは認識していなかった。
この話も旅記録の中で詳しく書きたいと思う。

それでは旅の記録整理でもう少し準備した後、旅記録の投稿を開始します。

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コメント

  1. 外崎純一 より:

    ご苦労様でした。詳細は、12日に。とは言っても先に酔っぱらってしまうのが常ですが・・・