登山時の足指先の痛み対策について

【発端】
百名山の連続登山を開始して3日後の宮之浦岳登山中から痛みは始まった。
最初は翌日には直るだろうと気楽に考えていたが、直るどころか徐々に痛みは増した。
以前にも登山していて感じることはあったが翌日には痛みは治まっていた。
1回目登山旅行終了後ネットで足指の痛みを検索したら数は少ないが痛み仲間がいる。
ネットの対策を参考に2回目の旅行時にいろいろ対策を試しその効果を検証した。

【症状】
登り道では感じないが、下り道で足指先が靴の先に当たり痛いと感じる。
連続登山開始から数日して足指先の爪の一部が内出血し赤黒く変色した。
内出血した足の爪先(左足薬指が一番酷い。今は完治)

内出血した足指爪

【考えられる原因】
1 靴のサイズが足に合わないことで、足指先が靴の先に強く当たり痛くなる。
2 下りの歩き方が大股な急ぎ足のため、足指先が靴の先に強く当たり痛くなる。
3 石ころ等の足場の悪い道は、靴がぐらつき靴内部で足先が靴先に当たり痛くなる。
4 靴紐の結び方が悪いため、靴の中で足先が動き、靴の先に当たり痛くなる。

【対策】
1 靴のサイズが問題ならば靴の買い換えが必要。よって他の手段を先行検証する。
2 歩き方を、できるだけ小幅に、できるだけやさしく、後ろに引き気味に着地する。
3 靴紐の結び方を靴先と踝部分を特にきつく結び、靴内部の足指の動きを抑える。
4 靴下の踝部分を二重巻きにするなどして、靴内部での足の振動を抑える。
5 靴下を厚い物に変えたり、二重履きしたりして、足指部分の当たりを軽減する。
6 靴の中敷きに滑り止めパッドを入れ、靴内部の足指の滑りを抑える。

【結果】
1を除く2~6までを全て試した結果、足指先の痛みはほとんどなくなった。
このため、どれが一番効果的かの検証も兼ねて、少しずつ対策を減らして試した。
その結果、5の厚い靴下や靴下の二重履きは、それほど効果がないと分かった。
また、6の滑り止めパッド(女性ハイヒール用パッド)も、効果は薄いと分かった。
2については、現在もなるべく行う様に心掛けているため、適否は不明。
但し極端な急ぎ足や大股歩きでなければ、あまり気にしなくてもいいと感じている。
現時点では、3と4の対策で痛みは抑制できると思っている。
特に重要なのは3と感じており、出来るだけ靴紐全体をきつく縛るようにしている。
また4については、ハイソックス登山靴下を3重に折り下げ、踝位置で太巻き状態にしている。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする