青森県一周徒歩旅での体調変化について

青森県一周徒歩旅前に体調面で2つの不安を抱えていた。
1つ目は「自家感作性皮膚炎」。
旅に出る前の段階ではほぼ8割治ったと感じていた。
そのため自己判断で減薬していた。
ただし痒みが時々起こるため旅で悪化することが不安だった。
2つ目は「糖尿病予備軍」。
糖尿病の指針値(グリコアルブミン値)が要注意の境界にあった。
糖質の摂取が腰や足の痛みにつながる事が不安だった。

どちらの不安も食事との関係がある様に感じていた。
自家感作性皮膚炎はアレルギーの一種で食生活の要因も疑われる。
糖尿病は糖質や炭水化物の摂取過多が大きな要因と疑われる。
このため旅の食事では先ず食事量の減量に気をつけた。
2番目には糖質・炭水化物を減らし野菜を摂る事を心掛けた。

実際の食事はブログに記録したとおり。
野菜摂取は気をつけたが旅の制約上不足や偏りはあった。
食事量は朝昼合せて1食分程度にして普段の半分ほど。
特に昼はソイジョイとナッツのパターンが多かった。
夕食はコンビニ弁当が多かったが栄養的に偏っていたと感じる。
宿に泊まった時だけはなるべく十分食べる事を心掛けた。
なおブログ記録の大半は旅行後レシートから思い出して記した。
個別に見ると正確性に欠けるが全体的には概ね正確だと思う。

この様な食事を続けた結果、体調はどう変化したか?
先ずは体調に悪影響があったと思われる事。
1つ目はブログでも書いた「便秘」。
旅行期間22日間のうち排便は平均3日に1回。
特に12日目と15日目の便秘が辛かった。
原因の1つ目は野菜不足、2つ目は食事量不足と感じた。
食べる量が少なくても排便要求があると改めて感じた。
なお水不足も一因かもしれないがどの程度影響したかは不明。

2つ目は食料不足が体力不足に繋がると感じた事があった。
特に暑い日の登山時には体力が足りていない様に感じられた。
十分な食事量でない日に暑さで体力が奪われると体力不足を感じる。
そして旅行1週間後に献血した結果「異常値」が続出。

※血液検査の基準値と過去200回の検査値と今回の検査値
      基準   過去   今回
総蛋白   6.6~8.2 6.7~8.1 6.5
アルブミン   4.0~5.1 3.9~5.0 3.4
A/G   1.3~2.1 1.2~1.8 1.1 (A/G=アルブミン対グログリン比)
赤血球数 418~560 423~514 403

これらの数値が体力不足と関係があるかは分からない。
4項目で基準値を下回り過去最低を記録した事はショック。
でも身体に異常は感じていない。冷静に次回を見ることにする。
そして1か月後に献血して血液検査すると元の状態に戻っていた。
改めて身体が様々な状況に対応し変化していると実感した。

一方で食事の変化が体調を良好にしたと感じた事。
1つ目はブログでも書いた「痛みが最小化」。
旅行開始3日目まで足腰には相応の痛みを感じた。
この痛みは徒歩旅行開始時に毎回発生している。
しかし4日目以降は旅行終了時までほぼ痛みを感じなかった。
これは初めての経験だった。
4月の東日本徒歩旅行時も痛みは少なかったが今回は更に良好。
東日本旅行時より天気やコース条件は厳しいと思うが結果は改善。
これは食事量の減量や糖質の減量効果が大きいと推測される。

2つ目は「皮膚炎」の症状が更に改善した様に感じた事。
時々痒み症状は発生するが長続きはしない。
また炎症で赤い湿疹が出ている所も微かだが改善している。
このため黒石の旅館では久しぶりに身体をタオルでこすった。
しかしこれは失敗だった。
まだ完治していないのに身体に刺激を与えたため痒み症状再発。
軟膏を塗り飲み薬を飲んで症状を抑えた。
旅行終了時の自分の感覚では更に1割改善し9割元に戻った印象。
ただしこれが食事変更による効果かどうかは正直分からない。
なお現在の時点では旅行終了時点から足踏み状態の様に感じる。
塗り薬と飲み薬は出来るだけ控えているが時々世話になっている。

この様な現状なのでもう少し身体の実験をしたいと考えました。
そこで先週と今週、近くの山に出かけてきました。
その話を次回したいと思います。
併せて別の健康検査の事も後日少し触れたいと思います。

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