8月26日(水) 火打山・妙高山
天気 霧雨(時々強風)
百名山88番目は火打山。
深田は「火打の真価値は(中略)その登り道が一様ではなく、林あり、平あり、池沼あり、変化に富んでいる。」と述べている。
頸城三山の中央にある最高峰で、一見なだらかに見えて変化に富んだ山歩きを楽しめる。
百名山89番目は妙高山。
妙高山は火打山と共に妙高戸隠連山国立公園に含まれ、同じ頸城三山の焼山と共に富士火山帯の北端にあたる。
妙高山・焼山とも活火山だが、間にある火打山だけは山名とは一致しない非火山。
妙高山の麓には国内最古のスキー場が広がり、更に避暑地の野尻湖を従えている。
登山前日は笹ヶ峰駐車場で車中泊。標高1300mの駐車場は一晩中小雨で寒い。
早朝5時出発時に雨は止んでいたが、今にも雨が降り出しそうでカッパ着用し出発。
出発間も無い登山道で女性2人組から声を掛けられ、今日の予定を聞かれる。
私は火打~妙高の即日。女性組は妙高~火打の黒沢池小屋泊の1泊2日。
互いに天気回復を期待してエール交換後、それぞれの道へ。
高谷池・天狗の庭付近では一時的に青空が覗き眺望が出現したが、後は霧天気。
4時間20分で火打山山頂着。山頂は霧と強風。はい松の陰に隠れて軽食。
エネルギー補給後は順調に黒沢池ヒュッテまで進むが徐々に霧雨が強まる。
妙高山への登り道の中腹で、下山途中の朝会った女性2人組と再会。
朝から気になっていたが、もしかして昨日高妻山で手袋を拾ってくれた女性2人組?
確認したらやはりそうだった。昨日2度と今日2度の出会い。改めて礼を言い健闘を祈る。
13時過ぎ着の妙高山頂も霧と強風。視界ゼロと疲労と下山時間の関係で南峰は断念。
この時スマホの充電量が空なことに気づく。充電器と繋いでもスマホが作動しない。
山頂で少し待ったがスマホは起動せず、これ以上遅れられないため諦めて下山開始。
途中で雨濡れによる充電不良を推測し、水分を拭き取ったら間もなくスマホが起動した。
強風、濡れた岩の急登などで体力を消耗し、17時過ぎの下山完了時は大安堵。
台風等の影響を考えて新潟方面に移動したが、果たして良かったのかは判定不能。
【十二曲り登り途中見かけたシャジン】
ヒメシャジン? or ミヤマシャジン?
【天狗の庭手前で火打山頂方面眺望】
もう少しで山頂見えそう、この日一番の眺望
05時05分 笹ヶ峰Pを出発
07時25分 富士見平(火打・妙高分岐)
08時10分 高谷池小屋
09時25分 火打山 (休憩)
10時40分 高谷池小屋
11時30分 黒沢池小屋
13時20分 妙高山 (休憩)
15時20分 黒沢池小屋
15時55分 富士見平
17時20分 笹ヶ峰Pに着
18時00分 野尻湖・藤屋旅館に着
登山時間 11:10 登山距離 27km 高低差 1800m
運転時間 0:30 運転距離 20km 旅館泊
火打山・妙高山登山ルート (ルートラボ地図利用)
※ ルートラボ画面の左上には「拡大縮小」、右下には「ルート再生」、右上には「再生速度調整」の機能があります。
※ 妙高山頂から黒沢池への下山開始30分間の記録は欠落しています。