みちのく潮風トレイル・19日目・相馬市~鹿狼山

29日の天気は晴れ。
さて今回の旅計画の最終目的地は当初は浪江町の予定だった。2年前のチャリ旅行で新地町や相馬市は少し見学しているので今回はスルーして、国道6号を行けるところまで行ってみたいという気持ちだった。
しかし旅行直前に環境省のガイドを確認すると新地町や相馬市の見所が沢山ある上に、鹿狼山登山や鹿狼の湯など魅力的な場所もある。これは予定変更する価値が高い。ただ旅行直前だったため方針を決めず出発していた。そして旅行の終わりが近づいた数日前に鹿狼の湯の宿泊を確認したら29日なら空いているとのことでその場で予約。
ということで今日のコースは相馬市から新地町に少し戻るコース。午前中に松川浦から新地町にかけて歩き、昼から鹿狼山に登り鹿狼の湯に到着、旅の疲れを癒す。
今日は、親切な軽トラのおじさんとの出会いがあった。朝に白幡の大イチョウを見学後、田圃の脇で次の場所への移動ルートをガイド地図を広げ確認していると、そばに軽トラが止まりおじさんが車から降りてきた。
「何しているの?」
「今、白幡の大イチョウを見てきて次に行く所を確認しているの。」
その後おじさんが、白幡の大イチョウは伊達藩と会津藩の境界地であったこと、山の向こうに見える旗巻峠は戊辰戦争で負けた仙台藩が旗を巻いて逃げた峠に由来していること、ガイド地図にないが臥牛城跡が近くにあることなど、とても親切に教えてくれた。土地の由来、名前の由来など聞くことで一層記憶に残る。有難うございました。
さて昼前にいよいよ鹿狼山を目指したが、途中で右近清水と真弓清水という2つの名水があり立ち寄った。
特に真弓清水は山仲間の真弓さんに是非報告しなければならない。
その色は透き通る美しさで、味は少し甘みを感じさせ誠にまろやかで身体全体を癒してくれる真弓さんそっくりの名水であった。

相馬港の朝景色

えびす食道 (相馬港)

周りには草原だけ

津神社

震災慰霊碑がある

松川浦の朝景色

松川浦環境公園内で

「ふるさと相馬」の唄が流れる

白幡の大イチョウ

軽トラのおじさん

色々教えてくれた有難う

法輪寺

ガイドでは鐘つき自由?

おじさんが教えてくれた臥牛城跡

二羽渡神社

龍昌寺

龍昌寺の震災慰霊碑

右近清水

施設が凄く立派!

真弓清水

施設より味だ!

鹿狼山登山口

鹿狼山頂直下の急坂

鹿狼山頂

山頂には鹿狼神社がある

鹿狼山頂からの眺め

鹿狼の湯

風呂場からの眺め最高!

5時00分 相馬港を発
5時35分 津神社
6時05分 松川浦環境公園・朝食
7時50分 白幡の大イチョウ
7時52分 軽トラおじさんと出会い
8時10分 法輪寺
8時30分 駒ヶ嶺城(臥牛城)跡
9時30分 二羽渡神社
10時00分 龍昌寺
10時35分 右近清水
11時15分 真弓清水
11時35分 蔵王眺望コースから出発
12時45分 鹿狼山山頂・昼食
14時30分 鹿狼の湯に着

歩行時間 8時間00分
歩行距離 28km

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