7月8日(水) 飯豊山
天気 曇りのち雨
百名山58番目は飯豊山。
深田は本の中で「日本のどの山も皆つまらない。飯豊のような山は他にない」との言葉を紹介している。
飯豊連峰の登山道整備に尽力した藤島玄の言葉だ。
朝日連峰に負けず劣らず山深く、縦走路からは飯豊連峰の山塊景色を見渡すことができる。
日帰りピストン登山ではこれらの山塊の魅力を堪能しきれないが、アップダウンのある長時間行程で魅力の一端には触れた。
飯豊山への登山ルートは幾つもあるが、どれも長時間歩行が必要。
今回選んだ大日杉小屋出発ルートは比較的楽だが、それでも往復に10時間以上はかかる。
最初のピークの地蔵岳までが結構急登。その後は小さなアップダウンが連続した後、最後は見晴らしの良い稜線を進み山頂へ。
山頂には私1人。到着時は眺望が良かったが、復路では風が増し雪渓からはモヤが立ち上り、やがて雨に変わった。
後半は疲労感が増した時に雨が重なり、注意力が低下してデジカメを濡らして、結局デジカメはご臨終となった。
この日は、切合小屋で作業中の管理人さんに会った以外は、団体10人組と3人組と単独2人と出会ったのみ。
【地蔵岳に咲くヒメサユリ】
前日の朝日岳で夫婦に教わったヒメサユリと対面
【切合小屋手前の雪渓】
このコース上ではアイゼンは不要でした。
【雪渓から立ち上る水蒸気?モヤ?】
雪渓から水の粒子が立ち上る様子。
水蒸気は目に見えない。モヤ?ガス?と呼ぶ?
この後、天気が崩れる。
【切合小屋の水場と洗濯場】
山頂間近にある水場はとても助かる!
この日、小屋管理人が洗濯機を設置したばかりでした。
電気は使わず、手作業で洗濯するとのこと。
でも洗濯機の方が洗濯しやすいとのこと。
05時10分 大日杉小屋を出発
07時20分 地蔵岳
09時48分 切合小屋(軽食)
11時42分 飯豊山頂(昼食)
13時28分 切合小屋
15時23分 地蔵岳
16時52分 大日杉小屋に着
18時35分 ホテル(ベストウェスタン米沢)に着
登山時間 11:10 登山距離 26km 高低差 1500m
運転時間 1:20 運転距離 55km ホテル泊
飯豊山登山ルート (ルートラボ地図利用)
※ ルートラボ画面の左上には「拡大縮小」、右下には「ルート再生」、右上には「再生速度調整」の機能があります。