8月4日(木) 北アルプス縦走2日目(野口五郎岳)
天気 晴のち霧(雨)
夜中まで弱雨が続いたが未明には雨も止んだ。
いつも通りテント内で食事と寝床整理をしてからテント撤収。
夜明け前に出発し10分ほど歩くと御来光が現れる。
青空の彼方には雲の影が見える。今日こそ良い天気と祈りつつも一抹の不安。
野口五郎岳への道の途中では遅咲きのコマクサ。槍ヶ岳の雄姿も遠望。
野口五郎岳山頂はなだらかな丘陵。5分ほど休憩をとってから出発。
水晶小屋が近づくにつれ、ガスが現れ始める。
水晶小屋では昨年の登山時は視界ゼロだった水晶岳の眺望が得られ小感動。
その後鷲羽岳へ向かう道ではガスが増え始め、やはり昨年の登山を思い出す。
雨になる心配もあり鷲羽岳経由の予定を変更し黒部源流通過ルートを進む。
ガスを避けることができ、水場があり、花も咲いており、静かな良いルート。
三俣山荘に着き昨年を思い出して水場に向かうと、水の勢いがとても弱々しい。
他の登山者がチョロチョロ出る水を辛抱強く水筒に入れるのを見て水調達は断念。
三俣峠ではガスから徐々に霧雨に変わって雨合羽を着用。
三俣蓮華岳・双六岳共にガスに覆われており、山頂通過を回避し巻道を進む。
双六小屋に着き降雨になる前にと急いでテントを設営したら徐々にガスが薄れた。
綺麗な夕焼け空ではないが、そこそこ夕焼け風の空。
『夕焼けの翌日は晴』となって、明日こそは好天になってくれるのだろうか?
双六テント場で大至急テント設営
雨を心配して急いだら、結局は天気回復
04時45分 烏帽子小屋テント場・発
07時30分 野口五郎岳山頂
10時00分 水晶小屋
12時20分 三俣山荘
14時45分 双六小屋テント場・着
登山時間 9:30 登山距離 21km 高低差 500m テント泊