縦走終了後旅行4日目(上越市)

9月6日(水)
天気 雨

天気予報では真夜中から雨が降り出すという予報。
雨になったら屋根の下に移動できるよう東屋の近くの芝生にテントを張る。
夜中の12時頃から雨が降り始めたためテントを東屋に移動する。
夜中東屋に人の近づく気配がしたが、そのままテントで寝続ける。
未明3時過ぎに起床し軽食、片付け、テントの雨水拭き・収納後5時前に出発。

出発後に雨は強弱を繰り返す。
6時には4年前自転車旅行時に通った懐かしい久比岐自転車道に入る。
6時半頃に一時的に雨脚が強まり近くの東屋で食事を兼ねて雨宿り。
今回の旅行では一番強い雨にあたる。

旅行を始める前に旅行で使用する靴については大分悩んだ。
特に靴の防水機能についてはネットで調べたり過去の旅行を自分なりに分析。
旅の前の暫定的な結論は「靴の防水機能は当てにしない方が良い」。
防水機能が当てにできない理由は、
1.長期間の縦走旅行では靴内部は湿気や連続的な負荷で防水性能が劣化。
2.雨の中で長時間歩けば靴の甲の連続屈曲等で水侵入が不可避。
3.その他、浸透圧現象、縫製の不具合等、様々な防水上の問題がある。
それでも最後の実験履きとして、今回新調した靴もゴアテックス防水靴。
だが雨が強くなるに連れて従前と同様に徐々に靴の防水低下が感じられる。

4年前に久比岐自転車道を自転車旅行した時は車の心配がなく快適に感じた。
しかし今回雨の中を徒歩で歩いて感じたのは変化が少なく単調で物足りない。
海岸沿いは天気が良ければ爽快だが、雨天時は景色の変化が乏しく退屈感が強い。
上越市に入り間もなくすると道の駅「うみてらす名立」が現れる。
寒さも感じられて道の駅「うみてらす名立」では昼食休憩が長くなった。

昼食後の歩行は、今日の宿でゆっくり休むことを楽しみに黙々と足を動かす。
夕方3時過ぎに4年前自転車旅行で通った親鸞聖人上陸の地が出てくる。
前回は通り過ぎただけだが今回は居多ヶ浜記念堂という所に立ち寄る。
我が家の菩提寺が浄土真宗で親鸞は教祖様、その記念堂ということで礼拝。
但し雨で衣類は濡れ靴の中も濡れていたため畳に上がらず玄関先で手合せ。

そこから1時間ほどで本日の宿ワークイン上越に到着。
雨に濡れての宿到着で、靴の中も防水低下で靴下が結構濡れていた。
この日の宿は1泊2食5400円と格安で、労働者の宿泊者が多い。
家庭料理的な食事をミニバイキング的に食べることができて満足。

明日以降の計画について、当初は新潟方面にもう少し進もうと思っていた。
本州の日本海側で新潟は大都市。鉄道も新潟が中心駅と思っていた。
しかし新潟に行き汽車に乗っても新潟から直ぐ先の駅で乗り換えが必要。
上越からの時刻表を確認すると新潟を通過しない方が鉄道の移動がスムーズ。
明日の天気がイマイチなこともあり、明日は早朝JRで青森に帰ることにした。
宿では労働者用に朝5時45分から朝食開始で明日早朝出発に都合が良い。

朝5時半の国道8号
朝5時半の国道8号

朝6時に久比岐自転車道入口を通過
朝6時に久比岐自転車道入口を通過

自転車道から国道8号と日本海を見下ろす
自転車道から国道8号と日本海を見下ろす

トットコ岩と日本海
トットコ岩と日本海

自転車歩行者専用トンネルを通過する
自転車歩行者専用トンネルを通過

道の駅「うみてらす名立」
道の駅「うみてらす名立」

空腹と寒さのため、暖かくボリュームある昼食
空腹と寒さのため、暖かくボリュームのある昼食

海沿いにあるキャンプ場は雨のため?閑散
海沿いのキャンプ場は雨のため?閑散

居多ヶ浜記念堂
居多ヶ浜記念堂

居多ヶ浜記念堂の内部
居多ヶ浜記念堂の内部

今日の宿、ワークイン上越
今日の宿、ワークイン上越

ワークイン上越の夕食
ワークイン上越の夕食(味・量とも満足)
(厨房のおばさんに感謝)

04:50 糸魚川駅前海望公園・発
06:00 久比岐自転車歩行者道入口
06:30 浦本漁港付近の東屋(30分軽食休憩)
11:25 道の駅「うみてらす名立」(60分昼食休憩)
15:35 居多ケ浜記念堂(15分休憩)
16:35 ワークイン上越・着
歩行時間 9時間00分
歩行距離 45km

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