岩木山弥生ルートに再挑戦

H30年10月22日(月) 岩木山・弥生ルート~赤倉ルート

天気が良かったので昨秋に途中断念した岩木山弥生ルートに再挑戦。
自宅をマイカーで6:35出発。岩木山弥生いこいの広場8:05着。
登山口駐車場には駐車車両が1台もいない。
8:10にトイレで用を足した後8:15登山出発。
丁度弥生いこいの広場の職員の人達が朝の体操をしている。

新弥生コースを進む。
場所によって紅葉している樹もチラホラ見える。
4合目~5合目の樹木の紅葉が丁度見頃。
6合目に登るにつれて落葉の樹木が多くなる。
6合目の姥石を過ぎると昨年の断念地点に着く。
昨年は草刈り機が置かれ草刈りが途中状態になっていた。
更に地面には降雪が有り雪の笹ヤブ斜面を進むのは困難と断念した。
今年は雪は無く綺麗に刈り払いもされ気持ち良く歩くことができる。
但し非常に笹が多いため刈った笹が地面に相当残っている。
笹の葉や茎は滑り易いため濡れた下りの歩行は要注意だろう。

6合目からは樹木が少なくなり下界の視界が良くなる。
7合目になると笹丈が低くなり前方の視界が開け山頂方向も見える。
8合目で眼前に厳鬼山が現れその脇をトラバースして進む。
左側が急斜面だが細い道がしっかり通っていて特に問題なし。
ただし残雪があったり笹で覆われたりすると怖い道に変化しそう。
9合目からは急な登りを10分ほど頑張り11:30山頂着。

登山道では1人とも出会わなかった。
山頂には20人ほどの登山者がいた。
そのうち4割ほどは外国人と思われた。
天気が良く山頂からは360度の展望。
皆山頂からの眺めを満喫している様子。
少し風があり寒さを感じたため私は建物の陰で昼食休憩。
山頂には避難小屋とトイレの2棟の建物がある。
建物の陰からは津軽半島の先端方向の眺望が得られる。
但し少し薄雲がありワラ焼き煙らしきモヤもあり視界イマ一歩。
十三湖も薄っすら見えるが陸奥湾側は余りハッキリ見えない。

45分昼食休憩した後、12:15赤倉ルートを下山。
こちらのルートでは合計3人と出会う。
最初は山頂から約45分下った赤倉山の正観音の少し先。
見晴らし場で休憩中の男性登山者。
次は山頂から約1時間10分の鬼の土俵にいた男性登山者。
私より年長の男性はボランティアで登山道整備をしている人。
男性から弥生コースで危険な所は無かったか尋ねられる。
特に8~9合目の急斜面は危険ではないか聞かれた。
私は危険を感じなかったが以前は危険な場所だったのだろう。
急斜面の道が笹で覆われ滑落の危険を指摘したネット情報も見た事がある。
今回は危険を感じなかったが天気や季節で変わる可能性もあるかもしれない。
更に男性から赤倉コースの標高1300m地点に危険箇所があると教わる。
登山道の土砂が崩れ樹の根が道の役割をしている箇所だとの事。
私は登山道を下る途中で通ったはずだが特に気付かなかった。
男性はこれから危険箇所の点検に行くらしい。
ボランティアで登山道を見守る人がいる事に感謝する。

鬼の土俵を過ぎると伯母石という場所を通過する。
高い岩場を通る道と岩場を避け脇を抜ける道の2ルートがある。
高い岩場の道を進み眺望を楽しんで伯母石を通過。
その後20分ほど進んだ所で3人目の単独女性登山者と出会う。
時刻は14時頃。軽装の登山者なので山頂までは行かないのだろう。
平日午後に赤倉ルートで3人と出会うのは多い方だと思う。
伯母石を過ぎると樹林帯になり紅葉が楽しめる。
14時40分に赤倉山神社の登山口に到着。
その後は岩木山環状道路を歩き17時前に出発地点に到着。

駐車場からは自宅まで直帰。
夕方のラッシュ時間と重なったが余り遅くならず18:35自宅着。
帰宅後に弥生ルートの整備について出会った男性から聞いた情報を確認。
弥生ルート整備に根深誠さんが関わっている事を男性が話していた。
ネットを調べたら「岩木山弥生コース」の情報があった。
昨年NHKにっぽん百名山で岩木山・弥生コースが紹介されていた。
一昨年から弥生コース整備がされていて番組制作に繋がったのかと納得した。

弥生手前のリンゴ畑から岩木山を眺望

弥生登山口の広場

一部紅葉が始まる

紅葉の樹林帯の道

6合目(姥石)

落葉が多い

昨年断念した地点

刈り払い後の笹が散乱。去年は正面に草刈り機有

7合目から厳鬼山方向を眺望

8合目過ぎの細道(道はしっかり整備済)

左手が急斜面。笹や雪が有ると危険?

9合目過ぎの登り道で厳鬼山を見下ろす

奥には八甲田連峰を眺望

岩木山頂の鳥居

山頂から津軽半島方向を眺望

少しモヤ掛かっている

赤倉ルートから赤倉山を見下ろす

赤倉山過ぎで岩木山頂を振り返る

休憩中の登山者もいた

伯母石への岩場の道

津軽半島方面を眺望

伯母石

観音像と紅葉

紅葉真盛り

行者小屋

この辺りはこれから紅葉

赤倉山大神と修験者像

赤倉山神社

環状道路で岩木山とリンゴ眺望

その後に道端の落ちリンゴを食した

岩木山・弥生~赤倉周回登山
08:15 弥生いこいの広場・発
09:00 3合目(旧道合流)
10:00 6合目
11:00 8合目
11:30 岩木山頂(45分休)
12:50 赤倉山正観音
13:30 鬼の土俵(10分休)
14:00 伯母石
14:40 赤倉山神社登山口
16:55 弥生いこいの広場・着

歩行時間 7時間45分
歩行距離 22km
(弥生口~山頂6km、山頂~赤倉口6km、赤倉~弥生10km)

岩木山・弥生~赤倉ルート

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