遍路旅7日目・金生川沿~山根公園

5月15日(水)・遍路7日目
天気 晴(最高気温26℃)

05:45 金生川沿・発
07:45 65番三角寺
  (寺出発後道間違い往復ロス15分)
17:10 ファミマ新居浜中筋店(20分)
17:35 山根公園・着

昨夜の寝床は凸凹の多い場所で眠れるか不安だった。
空気マット効果で熟睡まではいかないがそこそこ眠れた。
5時45分に野宿場を出発し今日唯一の札所・三角寺を目指す。
出発し1時間の地点で遍路小屋&水場(&トイレ?未確認)があった。
雲辺寺から三角寺の区間は長距離だが売店や水場が少ない。

三角寺の手前2kmで30歳代?の韓国人男性お遍路さんと出会う。
この先の水場の話をきっかけに5分ほど立ち話をした。
日本語が上手で、歩き遍路は今日で40日目。
寺以外に観光地巡りもしながら歩いている。
以前には自転車日本一周をして青森も訪れたと言う。
自転車旅では特に印象的だったのは北海道との事。
私が「日本愛が素晴らしい」と言うと彼は「有難う」と笑った。
今韓国と日本は最悪状態で民間交流等にも影響があるらしい。
こんな時こそ民間や個人が仲良くしたいと思うのだが…

7時45分に65番・三角寺到着。予定より少し早い。
三角寺でも一人旅の男性お遍路さん(62歳)と少し話す。
今回が初お遍路で今日で35日目。
高知の室戸岬への長い海岸道路と足摺岬後の大雨が記憶に残るとの事。
お互い頑張ろうとエールを送り合って別れた。

三角寺で納経を済ませ出発後に2度道間違いをする。
1度目は三角寺から下りて直ぐ下山道を直進する。
本当は一旦少し上り道を進んだ後に下山する道を行くのが正解。
下山する事ばかり頭にあったため確認を怠り往復15分ロスする。
2度目は30分後に脇道へ入る近道の遍路道を見落とした事。
これも地図の確認を怠ったミス。

この日の宿泊は当初は善根宿・萩生庵を予定していた。
善根宿到着後は温泉パナスまで往復して入浴を計画していた。
しかし暑さと昨夜の浅い睡りが影響したか疲労感が強い。
善根宿到着後の温泉までの往復4kmを負担に感じ出した。
先に温泉に行ってから善根宿に行けば歩行距離を短縮できる。
途中からルート変更して当初の計画を軌道修正する。
更に善根宿到着が遅れると宿泊できない可能性が心配になる。
むしろ温泉近くの広瀬公園で野宿した方が楽で心配もなさそう。
そこで宿泊地を善根宿から公園に変更する2度目の軌道修正を決断。

更に歩みを進めるうちに疲労感が益々強くなる。
温泉までアト2km弱で山根公園が出現し近くにはコンビニもある。
歩行が大きな負担になっていた私には「最良の負担軽減策」。
即座に野宿地に決定しコンビニで夕朝食を買った後にテント設営。
もはや温泉に向かう気力も無く夕食後19時半には寝床に就いた。

食事【朝昼】昨夜の残物、チクワ、ソイジョイ、ナッツ 【夕】そぼろチキン南蛮弁当、筑前煮、卵焼

歩行時間 10:30
歩行距離 43km
末尾には(旧)ルートラボと(新)Ridesのルート図を併載しました。

浅い眠りから一夜明けた野宿地
三角寺に向かう途中の遍路小屋&水場 (金田町半田)
三角寺の石段
三角寺の鐘楼門
三角寺の本堂
下り坂から四国中央市 (川之江港方面) 眺望
民家の塀と遍路道石碑が同居
コンビニ敷地に遍路道石碑
平衡感覚を試す喫茶店
16時過ぎても暑い道歩き
山根公園に野宿地を変更決定

四国遍路7日目ルート図(ルートラボ版)


四国遍路7日目ルート図(Rides版)

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