北海道縦走旅７日目（札幌～江別）

8月21日（金）
天気曇り、最高気温 24℃

昨日宿に到着し宿代を払った際クーポンを貰った。
その時は気に留めず夕食後に部屋で確認しビックリ！
札幌市内の飲食土産限定3000円分商品券だった。
飲食観光業支援のため札幌市が発行した様だ。
利用店は限られるがお得なので是非利用したい。
利用店や利用方法を確認し一応予定を立てた。

朝食は通常8時。お願いして7時半にしてもらう。
宿の土産等にクーポンから1000円分利用する。
８時10分に宿を出発する。
天気は薄曇り。徒歩旅には嬉しい天気。
今日は江別市の泉の沼公園に向かう。

豊平川沿いの道を歩き橋を渡る。
途中に八剣山と言うギザギザ山を眺める。
八剣山トンネルを通り再度橋を渡ると市街地。
市街地には小さなアップダウンが所々にある。

出発４時間後に羊ヶ丘展望台前に到着。
「8月は入場無料」表示に惹かれ立ち寄る。
受付から展望台まで500mほど緩く登ると展望台。
札幌市内が見渡せる開放感溢れる場所だ。
ただ羊ヶ丘に期待した羊は見当たらない。
戻り道には小さい羊毛が落ちていた。

羊ヶ丘展望台を後に札幌の副都心新札幌に向かう。
新札幌の先は江別市になる。
札幌限定クーポン2000円分が未だ残っている。
厚別区のショピングセンターサンピアザに入店。

サンピアザの大戸屋でクーポンが使えるハズ。
大戸屋の店員に尋ねたら利用不可との返答。
ガッカリし総合案内所受付で利用可能店舗を聞く。
大半の店が利用可能で大戸屋も利用できると返答。
大戸屋に戻りその旨伝えると謝罪を受け入店する。
大戸屋で定食を食べ惣菜のお得セットを購入する。
合計金額2150円。クーポンと追加150円で支払い完了。

大戸屋で長居し過ぎて退店は16時近く。
16時過ぎに野幌森林公園前を通過する。
その後いつの間にか江別市に入った事を知る。
札幌市から江別市に入った事に気付かなかった。
ネット検索したら「札幌と江別の境界問題」を発見。
札幌市との境界変更
戦後に野幌森林公園周辺で境界変更がされていた。

森林公園から3kmほど先に酪農学園大学がある。
大学院や高等学校も併設されている。
広大な敷地。その一部にトウモロコシ畑がある。
飼料用かな。その先では牛が放牧されていた。

札幌市内で感じたのは道行く大半の人のマスク姿。
道では9割以上マスク着用、店内はほぼ100%着用。
一方江別市に入るとマスク着用率が減った印象。
道行く人の着用率は８割ほどに感じた。
ただ下校時間帯と重なった事が影響したかも。

私は道路の徒歩中はマスクは着用しない。
ただ入店時はマスク着用を心掛けている。
個人的にはマスク効果を疑問視している。
店内も含めて空気中のウィルスは気にしない。
例えば北海道にはエキノコックス問題がある。

北海道の水にはエキノコックスが居る可能性がある。
エキノコックスが腸内に入ると最悪10年後死亡する。
しかし水に病原虫が含まれる可能性は非常に低い。
旅の途中で小川や沢の水を飲む事が時々ある。
その際は水量が多く水流が速い事を確認する。
そして上流に汚染物が無いと推定できれば飲水する。
小池は汚染の可能性が高いが大海なら可能性は低い。
可能性が低い事に神経質になり過ぎるのは生き辛い。
しかし可能性が低くても危険が無いとは言えない。
危険を極力排除しようとする事を否定しない。
個々人の考え方なので正しいとか間違いとかではない。

エキノコックスを例にしてマスク効果の疑問を述べた。
しかしマスクは元々防御効果が低いとされる。
防御より感染者が他人に移す事を防ぐためとされる。
しかし今は人の有無に関わらずマスクをする人が多い。
これがいつまで続くのだろうか……

野宿地の泉の沼公園に着いたのは18時40分。
薄暗い園内の駐車場に４台ほど駐車車両がいる。
野球少年達が家族と共に帰宅するところだった。
公園内は広くて非常に静か。
急いでテントを設営した。

薄曇りの涼しさを感じて歩く