北海道縦走旅10日目(富良野~凌雲閣)

8月24日(月)
天気 晴、最高気温 29℃

今日は十勝岳登山口の宿・凌雲閣に向かう。
いよいよ明日から大雪山系縦走の旅の始まり。
北海道旅行中は毎日登山予定日の天気をチェック。
しかし毎日予報が変化し全く予想がつかない。
それでもどちらかといえば曇り・雨が多かった。
予定日が近づくにつれて徐々に晴予報も現れる。
前線の影響があって予報が定まらない様だ。
この日も午前と午後で予報が変わった。

公園でのテント撤収を終えた時散歩中の婦人が来た。
婦人「昨夜はここで寝泊まりしたの?」
私「テントを張って泊まりました」
婦人「寒くなかったの?」
私「大丈夫でした」
野宿の際のテント内の気温は体温で多少上昇する。
外気温が少し涼しい方がテント泊時はよく眠れる。

今日もまた直射日光が射す日陰の少ない道歩き。
朝の出発から3時間ほどは日陰が全くない。
道道759号から続く道は途中から狭い路側帯。
車の通行量は多くはないが道幅が狭い。
偶々車の擦れ違い場面と遭遇する事に不安を感じる。
道路の脇に農作業用道がある所はそちらを歩く。
暑さと日差しと直線道路で注意力不足が心配だ。

出発して1時間半ほどした時に公衆トイレが見えた。
丁度用便がしたくなりトイレに近寄ると閉鎖中!
身体は用便の準備が整っていたため我慢が辛い。
我慢しながら10分後に脇道に入り空地で用を足す。
30分後にはラベンダー園があり公衆トイレがあった。
自分の思惑通りに上手く物事は進まない。

9時半に上富良野のスーパーに到着。
明日からの縦走登山に備え食料を買い出しする。
自宅持参分と合わせ3日分の食料を計画して買う。
店の奥に休憩所があり軽食しながら休憩する。
昨日買った生卵は2個食べて残りは4個ある。
徒歩途中に生卵をレンジで茹卵にする事を思い付く。
自宅では茹卵製造器に生卵を入れレンジで加熱する。
スーパーの休憩所にあるレンジで試してみる。
自宅のやり方にアレンジを加えて挑戦。
卵パックに少量水を入れレンジで加熱する。
レンジで3分暖めた所でバンと破裂した。
茹卵製造器とパックとは強度が異なりダメか……
レンジの中を拭き取って後始末をする。
それでも4個のうち3個は半熟卵になっていた。

スーパーで1時間以上休憩後は登山口の宿に向かう。
道道291は十勝岳に向かう専用道路の様な道か?
車の通行量は少なく時々登山や下山の車が通り過ぎる。
スーパーから宿までは標高200mから1250mまでの登り道。
途中一度川縁の木陰で休憩。疲労感満杯で宿に到着。
標高差1050m、距離20kmの道のりに5時間かかった。

凌雲閣の受付女性が交通手段を尋ねたので徒歩と返答。
受付女性はとても驚き拍手をしてくれた。
過去に自転車の人はいたが徒歩の人は記憶にないと言う。
宿に到着した時は青空が見えた。
ところが夕食時は暗雲に変わる。
果たして明日の天気は如何に?
大いに気にかけつつ床に就いた。

テント撤収後に散歩女性と話す

空知川を眺める

シャトーふらの橋を渡る

長い1本道の道端に咲く花

富良野の自然体験パラグライダーもある

富良野市から中富良野町へ

公衆トイレに入ろうとしたら閉鎖中!

ラベンダー園の花文字「なかふらの」

ここのトイレは利用可?

富良野川標識と十勝岳遠望

スーパーFUJIで縦走用食料の買い出し

道道291を進み宿を目指す

写真中央奥に噴煙中の十勝岳

坂道で、右から噴煙の十勝岳、美瑛岳、オプタテシケ山

右から十勝岳、美瑛岳、オプタテシケ山

左に美瑛岳、右に十勝岳

H富良野思惟林前を通過

十勝岳温泉凌雲閣に到着

北海道縦走旅10日目の経過
05:40 朝日ヶ丘総合公園・発
06:30 中富良野
07:15 富良野土地改良区 (10分後に用便)
08:00 北星山ラベンダー園
08:35 上富良野
09:25 スーパーFUJI上富良野店 (買物80分)
14:20 山中の木陰 (休憩15分)
15:35 十勝岳温泉・凌雲閣・着

歩行時間 8:00
歩行距離 38km

北海道縦走旅10日目の徒歩ルート

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