H27年7月21日 間ノ岳

7月21日(火) 間ノ岳 (縦走3日目)
天気 快晴のち一時曇り。

百名山67番目は間ノ岳。
北岳、農鳥岳と合わせて白峰3山と呼ばれる。
深田は「高さは北岳より3m低く、穂高よりわずか1m低くわが国第4位だが、その図体の大きいことは日本アルプス第一」と記した。
現在は計測が見直され標高が1m高くなって3190mで、穂高岳と並び日本第3位。

前夜は両俣小屋テント泊。前日の縦走中に所々で「ゴミは両俣小屋まで」の看板を見かけた。
小屋番の星美知子女史(本2冊出版!)に尋ねたら、利用者が少ないので処分可能だとか。
縦走時にはとても有り難い。この日の宿泊者はソロのテント泊利用者4人のみ。
両俣小屋利用者は①縦走利用、②川釣り利用、③小屋番星さん目当て利用の3パターン。
(参考:http://blog.sideriver.com/peaks/2015/08/vol05-d731.html)
縦走路からは標高差300mを30分下る(登りは1時間)ため少し大変だが、貴重な小屋。
6時前に小屋出発。8時前に道端で休憩していたら、若者登山者に追い越される。
ビックリして何処から来たか尋ねると、午前3時に仙水小屋を出発したとのこと。
出発も早いし速度も速い!
私が約10時間かけて歩いたコースを約5時間で歩行!
私の半分程の年齢だから歩行時間も半分程で済む?(ムムム)
若者は昨日から夜叉神~甲斐駒~仙丈~間ノ~農鳥~悪沢と進み、5泊6日で南アルプス中北部を8の字縦走し最後は北岳~北沢峠。
テントを担ぎ凄い長距離の縦走計画。互いにエール交換後に出発。
間ノ岳までは鎖場やヤセ尾根、小崩落地点などあったが、慎重に歩けばまあ危険はない。
両俣小屋以降7人ほどと出会って間ノ岳山頂。山頂でも2人と出会い会話した。
その後12時過ぎに宿泊地の北岳山荘に到着した。
標高2900mの場所にテント設営する。
この後、強風に悩まされることになる。

【両俣小屋前から5時50分出発】
5時50分に両俣小屋前から出発

【登り道の倒木に寄生したオレンジ色の物体】
登り道の倒木に寄生するオレンジ色の物体
登山中には時々謎の物体と出会う。
分かる人がいたら教えて

【振り返り見る仙丈ヶ岳と甲斐駒】
振り返り見る仙丈ヶ岳と甲斐駒ヶ岳

【右端仙丈の後方にアルプスの山並】
右端仙丈の後方 槍穂高~乗鞍~御嶽・中央アルプス
右から槍穂高~乗鞍~御嶽・中央アルプス?

【上写真の槍穂高の拡大。右端に槍】
遠望する北アルプス槍穂高。右端に槍
三峰岳の手前で撮影。快晴の恩恵。

【三峰岳から富士山を眺望】
三峰岳から富士山眺望
間ノ岳から農鳥岳への稜線越し。

【三峰岳から間ノ岳への縦走路】
三峰岳から間ノ岳に向かう稜線登山道

【間ノ岳山頂で北岳バックに記念撮影】
間ノ岳山頂で北岳をバックに記念撮影

【間ノ岳山頂で積み石ケルンと富士山】
間ノ岳山頂で積み石ケルンと富士山

【北岳への縦走路とハクサンイチゲ】
北岳への縦走路とハクサンイチゲ

【北岳と北岳山荘】
北岳と北岳山荘
ガスが迫ってきているが…

【テント場から眺める夕景色の富士山】
テント場から眺める夕景色の富士山
一時ガスが迫ったがその後回復。しかし強風が…

05時45分 テント撤収終了~出発
10時00分 三峰岳山頂に着
10時45分 間ノ岳山頂に着(25分休憩)
11時12分 山頂を発
12時30分 北岳山荘テント場に着
登山時間 6:00 登山距離 10km 高低差 1200m テント泊

間ノ岳登山ルート (ルートラボ地図利用)
※ ルートラボ画面の左上には「拡大縮小」、右下には「ルート再生」、右上には「再生速度調整」の機能があります。

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