「あさイチ」(H29.1.30.AM8:15放送)で疲れない荷物の持ち方が紹介されていた。
(https://www1.nhk.or.jp/asaichi/archive/170130/1.html)
荷物を持つ前に爪先立ちして地面に垂直に立つことを心掛けてから荷物を抱えて真直ぐに立ち上がれば最も楽に荷物を持つことができるという方法。
この方法は、合気道で身体を最も効率よく使う技術が基になっている。
私も2~3年前から、登山訓練のため「カーフレイズ・トゥレイズ」運動をしている。
「カーフ」は「ふくらはぎ」、「トゥ」は「爪先」、「レイズ」は「上げる」。
直訳すると「カーフレイズ」は「ふくらはぎ上げ」、「トゥレイズ」は「爪先上げ」。
つまりは「カーフレイズ」は、爪先立ちをしてふくらはぎを上げる。
「トゥレイズ」は、爪先を上げてカカトで立つ。
この他、階段等の段差のある所の端に爪先だけで立ちカカトを上下する運動もある。
これを実践してから、登山の際には以前より疲れが少なくなった気がする。
「あさイチ」を見て、身体の使い方が以前より効率的になったかもしれないと思った。
以前ブログで、歩く時に重心が地面に垂直になることをイメージすると、バランス感覚が良くなり、斜面でも安定し滑りにくく疲れないなどと書いたと思うが、「あさイチ」でも「爪先立ち」して歩く練習により、身体が地面に垂直立ちできて疲れ難いと紹介されていた。
現代人は立っている時に重心が後ろに偏りがちらしい。
身体を動かす際も無理な態勢になりやすいらしく、それが疲れの一因らしい。
普段の何気ない動作一つでも、とても大切なのだと改めて感じさせられた。