東日本徒歩旅18日目(H30年4月27日)

天気 薄曇り

今日は鵜の巣断崖から北山崎を経由し野田村の予約した宿まで40km強の行程。
鵜の巣断崖から北山崎への道は遠回りする車道ルートと海沿い遊歩道の2通り。
海沿い遊歩道が使えれば時間短縮できそうだが残念ながら津波被害で通行不可。
但し海沿いの真木沢海岸~切牛~白池海岸~島越漁港と迂回はできそう。
現時点でどうなのかは不明。(掲載写真の案内図参照)
今日は予約済み宿に間に合うように心配無用の国道45で先ず北山崎を目指す。

今日のメインイベントは北山崎の遊歩道コース探勝。
3年前のみちのく潮風トレイル時は天候に恵まれず良い思い出がなかった。
今回は天候次第で柔軟に対応する予定で3案を計画。
第一案は天気が悪い場合は北山崎を素通りする案。
第二案は天気は良いが時間的に厳しい場合北山崎周辺だけ探勝する案。
第三案は天気と時間に恵まれたら北山崎から黒崎まですべて探勝する案。
第一、第二、第三案と徐々に距離・時間が増える。

4時50分に鵜の巣断崖で朝日の写真撮影後に北山崎に向け出発。
早朝は気温10℃ぐらいで風が少し強いが徒歩旅には丁度良く順調に進む。
時間の経過と共に徐々に気温も上昇するがそれでも20℃未満ぐらい。
田野畑駅の手前では登山道の様な道を通って時間短縮する。
北山崎遊歩道入口の到着が9時30分でここまで順調に歩行。
この時点では第三案の北山崎全コースの歩行は可能と感じた。

県道から北山崎に向かう遊歩道は最初にいきなり急登。
その後も小さいアップダウンを経て40分程歩いた時にカモシカ出現。
カモシカは直ぐに逃げて見えなくなる。
その後更に10分程歩くと突然目の前に再度カモシカが現れる。
今度は逃げない。最初に見たカモシカだろうか?
10秒ほど互いに相手の様子を窺う。
私はポケットからゆっくりカメラを取り出し少しずつ間合いを詰める。
カモシカはカメラの被写体に収まってくれたが更に近づくとゆっくり逃げ出す。
立ち去り際に一度こちらを振り向き私の様子を再確認し視界から消えた。

北山崎展望台手前で約100mのきついダウンアップを経て11時に展望台に到着。
北山崎展望台では持参食材での昼食休憩30分。
展望台周辺には3軒ほど食堂があるが私以外に観光客は未だ来ていなかった。
この時点では少し歩行速度が遅いので後半スピードアップが必要と感じていた。

昼食後北山崎から黒崎に向かい遊歩道を進み時々時間経過を気にする。
しかし思い通りのスピードアップが出来ていない。
黒崎の約2kmほど手前で経過時間を確認し予定時間内の宿到着が困難と判断。
黒崎まで遊歩道を進むことを断念し林道の抜け道を進んで県道44号に向かう。
その後は普代漁港から普代水門を経由し国道45号を進んで終点の宿に17時15分着。
事前の宿到着予定時刻は18時としており45分早く宿に着く。
実は黒崎手前で経過時間と歩行予定を暗算する時に1時間暗算ミスしていた。
黒崎まで遊歩道でも間に合っていたのだが宿に早着して休めるのもケガ?の功名。

鵜の巣断崖の朝日

鵜の巣断崖周辺遊歩道案内板

鵜の巣断崖そばの枝垂れ桜

一般道から見上げる高速道路

槇木沢橋から見上げる思案坂大橋

桜模様のカンパネルラ田野畑駅と桜

駅舎内には売店・喫茶が有。早朝女性が駅前掃除中

海沿いのホテル羅賀荘

震災の津波で3階まで浸水~休業~1年8月後営業再開
田野畑村サイト記事

震災遺構・明戸海岸の防潮堤

写真の手前が残った防潮堤で奥が津波で破壊された箇所
田野畑村サイト記事

道端に咲くタチツボスミレ

北山崎遊歩道に現れたカモシカ

鹿はシカ科だがカモシカはウシ科で全く違う(T先輩から教わる)

北山崎展望台手前の長〜い木段

北山崎展望台

普代水門

ノビル(人生初の採取)

生食可能な山菜でネギ味

えぼし荘

05:00 鵜の巣断崖P・発
09:30 北山崎遊歩道入口
11:00 北山崎展望台(30分昼食)
14:05 黒崎遊歩道入口
15:10 普代水門
17:15 国民宿舎えぼし荘・着

歩行時間 11時間45分
歩行距離 48km

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