東日本徒歩旅での実験結果1

W杯ベスト16日本代表は半端なく惜しかった。
わが郷土が誇る天才司令塔・柴崎岳は大活躍だった。
「半端ない!」大迫勇也も攻守で献身的活躍だった。
大迫選手が小学5年から食事管理していたと今回初めて知った。
高校時代は炭酸飲料、お菓子、カップ麺を一切食べなかったとか。
大迫勇也を紹介しているブログ記事

今回はその食事と水と東日本徒歩旅の話。
東日本徒歩旅の目的に「身体の反応を確かめる」ことがあった。
具体的には次の2点。
[第1] 自分に必要な水と食事の量の把握
[第2] 旅期間中の体調の好不調の把握

[第1]は昨年から継続して試行している自分の身体での実験。
水分摂取で最初に疑問に感じたのは5年前の自転車旅行時。
水の摂り過ぎが発汗過多になり疲労に繋がるように感じたのが発端。
その後日本百名山旅行時には水と疲労の関係を一層強く感じた。
他方で水不足でバテた餓鬼岳や祝瓶山の苦い思い出もある。
更に水分節約を試してめまいも経験。(ブログ記事
水分摂取の過多と不足のどちらにも苦い経験がある。
水分摂取と同じことが食料についても言えるように感じる。
食べ過ぎは身体の動きを鈍らせ食べないとエネルギー不足になる。
またテント泊で長期縦走する際の食料の持参量も疲労と結びつく。
持参食料の量が多いと荷重負担が増すが少ないと食料不足が心配。
今回は旅では水と食料を節約した場合の身体への影響を試そうと考えた。

[第2]は徒歩旅行等で毎度発生する足先痛、膝痛、腰痛等の原因調査。
昨年頃から痛みの増加は糖分摂取(過剰)と関係すると疑い出した。
旅行前に試そうと考えたことは糖分の摂取を減らすこと。
但し糖分摂取だけを原因とするには疑問もあり身体反応を観察しようと考えた。
そして急遽加わった旅の目的が「歯周病の経過観察」と「皮膚病の経過観察」。
昨年12月に30年以上前の治療歯に不具合が出て再治療を行った。
その際に歯周病が相当悪化していると指摘され毎日丁寧な歯磨きを続けた。
しかし丁寧に歯磨きすればするほど歯茎に沁みる刺激があり気持ち悪い。
糖分を控えることで歯磨き回数を減らすという実験を企てた。
そしてもう一つが今年2月頃に発症した皮膚病の経過観察。
体調不良が続き現在は回復途中。(詳細は次回)

それぞれの目的毎の実験で感じた事と自分の暫定結論

[第1]-1【水分摂取】
今旅行で先ず感じたことは低気温で発汗量少の時は水分摂取も少量で良いこと。
特に雨天の低気温だった15日目と16日目は水分摂取は相当少なかった。
歩行中の水分摂取が約500cc弱。出発前と到着後の水分摂取の合計約500cc。
就寝中に少量飲水する分を含めて1日全体の水分摂取量は1000ccほど。
これ以外に食事の食べ物に含まれる水分もあるが(食物中の水分は?)。
但し14日目に宿泊した大船渡温泉では食べ過ぎで身体が水分を大量に欲した。
食事量が多いと代謝量も増えるため体内の化学分解に要する水分も増す。
一方で旅行3日目の少暑日には足痛が水分摂取で軽減した様に感じた時もある。
一日に必要な水分量(食事を除く)という数式もあるらしい。
「一日に必要な水分量(mL)=体重(kg)×33」(例)体重55kg、55×33=1815mL
自分としては食事量や気温の高低によりもっと柔軟に考えて良いと感じた。
【自分に適した水分量】
冷涼な雨天日で発汗が少ない場合は1日1L程度の水分摂取で足りる可能性もある。
一方で暑くて発汗量が多ければは多い水分補給が必要だがそれは発汗量による。
なお水分が満足に補給できない時の緊急時には「口に水を含み続ける」方法が有効。

[第1]-2【食料節減】
今旅行での食事は、朝と昼は軽めにして夜は普通の食事を基本にした。
また野菜摂取を心掛け卵の総菜を多めに摂り炭水化物摂取は夜を中心にした。
基本パターンは朝と昼でサラダパック+卵巻+ソイジョイ、夜は弁当+1品。
変則パターンでは朝と昼で胡瓜、レタス、トマト等の丸かじりで済ませた。
流石に変則パターンは22日間のうち3回程度と少ない。
基本パターンは朝と昼を足した量が普段の朝食1食分程だと思う。
22日の旅期間中に宿に7泊。うち5泊は宿で夕食を摂り不足分補充を意識。
【自分に適した食事量】
朝と昼の合計が普段の1食分で足りると思われる。カロリー的には500kcal程度。
夕食もコンビニ幕の内弁当(500kcal)+1品(100~200)。合計600~700kcal程度。
カロリーの充足とは別に、栄養素として野菜等をなるべく多く摂りたい。
少食の方が身体の動きが良い様に感じられ普段の食事量が疑問に思われた。
但し涼しい日が多く登山の負担も少ない旅だった事を割り引く必要はある。
また少食食事の長期継続は多少不安もあるため3~4日に一度は宿で食事したい。

[第2]「旅期間中の体調の好不調の把握」については次回記事で報告予定。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする