青森県一周徒歩旅(17日目)～大間崎

H30年7月24日(火)
天気　晴れ
気温　20～28℃前後？、日差し強く暑い

民宿の朝食は6時25分。出発は7時15分。
出発して20分後に高台にある大畑中央公園前を通る。
運動施設が併設する公園で野宿もできそうかな？

出発30分後に二枚橋という地区を通過する。
大きなアーチ型の橋がありその下に小川が流れている。
朝から暑さを感じて最初に川で頭を洗い冷水タオルを巻く。
近所の女性が現れたのでアーチ型の橋の事を尋ねる。
太平洋戦争当時に大間鉄道として工事した鉄橋の跡だとの事。
私「相当古くなり傷みも目立ちますね」
女性「倒壊の危険を感じる。出来れば撤去して欲しい」
貴重な遺産を残したい声と撤去を望む声と撤去費用の問題。
地元も悩ましいだろうと思う。

出発2時間ほどで木野部という集落を通過。
旧道とバイパスに分かれておりバイパスの道幅が狭い。
旧道を行きたいとスマホのマップを確認すると旧道は先が行き止まり。
仕方なく道幅の狭いバイパスを車の通過に気をつけながら歩く。
ところが最終的には旧道とバイパスは合流した。
どういうこと？
後でマップを確認したら旧道とバイパスは繋がっている。
旅の途中で見たスマホのマップは幻影だったのかな？
ﾊﾞｯﾃﾘｰ節約でGPS以外は極力利用しないため地図表示が一時誤作動した？

10時半に下風呂の大間鉄道を後世に伝えるアーチ橋に立ち寄る。
線路が一部敷設された「下風呂」駅舎の中には足湯もある。
足湯は下風呂温泉の源泉を使っていて出来れば入りたかった。
しかし源泉は硫黄泉。自分の皮膚病の原因の一つと疑っている。
皮膚病が悪化する怖れがあり足湯と言えども残念ながら遠慮する。

宿を出発して約4時間半後の12時前に桑畑公民館手前の空地で昼食休憩する。
35分ほど昼食休憩した後に立ち上がりポケットに手を入れると異物の感触？
取り出してみて驚く！宿泊した民宿の部屋のカギだった。
ポケットに入れたまま出発してしまった。どうしよう？
スマホで民宿に電話する。民宿の女将と相談する。
私の泊まった部屋は数日利用予定が無いため数日中の郵送でＯＫ。
歩きながら思案してこの先の易国間郵便局から郵送することにする。

13時20分に易国間郵便局に立ち寄る。
レターパックライト(360円)を利用して民宿に鍵の郵送を手配する。
郵便局の職員から周辺で熊の出没情報があるので気をつけてとの助言を貰う。
実際に熊を見た事があるか尋ねると無いと言うので多分心配無用と答える。
自分も沢山山歩きをして熊を見たのは１度だけ。それも遠く離れた所から。
熊の方も人間とは会わない様に気を付けているだろう。
万が一熊と出会ったら手を広げる等自分を大きく見せると効果があるらしい。
参考：知床財団の記事

15時過ぎに大間町に入ると一段と高い建物が目についた。
総合文化センターウイングという施設。
徒歩コースから少し寄り道して立ち寄る。
無料施設。原発のＰＲ展示が有り、展望台に上れるらしい。
展望台に上り大間崎まで見える景色を記念撮影する。

ウイングから少し歩きスーパーのファミリーマートさとう大間店に立ち寄る。
すぐ近くにはコンビニのファミリーマート大間店がある。紛らわしい。
スーパーで今日から明日の食料を調達し大間崎でのテント泊準備をする。
スーパーで買い物後30分ほど歩き17時過ぎに大間崎到着。
30m四方ほどのテントサイトがあり既に２張テントが張られている。
テントを張るのは後回しにして大間崎の海岸に行く。

海に夕陽が沈む19時まで約2時間、夕景色を眺めて夕食し時々撮影。
今回の徒歩旅で最も天気が良く視界が広がり北海道まで眺望できる。
夕方になるにつれ気温も丁度良くなり至福の時間を過ごす。
海に夕陽が沈むのを見届けてからテント場に戻りテント設営。
雨の心配は無いが多少風を気にして場所を決めテントを設営する。
テント泊は自分を含めて４張。その他に車中泊の車が１０台弱いた。

大畑中央公園を通過

野宿できそうな公園？