焼山周回登山~体調観察登山3

H30.10.5(金) 後生掛~毛せん峠~焼山~ベコ谷地~後生掛

焼山の登山は今回で5回目。
今回の周回コース登山は2回目。
後の3回は後生掛から玉川温泉のコース。
今回の周回コースは2年前NHKのにっぽんトレッキング100で紹介。
秋のトレッキングコースでBest1に選ばれたコース。
※参考【 後生掛温泉ホームページ

岩手山焼走り登山口Pを朝5:50に出発し後生掛に6:50着。
後生掛温泉に向かう道路途中にある登山口からスタートする。
通常は後生掛温泉内の渡り廊下を抜けて登山道に入る。
7時10分出発後に沢に架かる橋を渡り後生掛温泉を左に見て進む。
早速紅葉が見頃になっている。
後生掛温泉からの登山道と合流する場所は通行止めになっている。
「工事中のため通行止め」と表示されていた。

出発後約1時間で国見台の見晴らし場所に着く。
昨日頑張った甲斐が有り清々しい青空の下に眺望が広がる。
通常高度が上がると紅葉が進むのだが標高が高くても未だ緑葉がある。
よく観察すると樹木が密集した場所の紅葉は遅い。
一方登山口の後生掛温泉付近は開けた場所で冷気の影響を受けやすい。
案外樹木の中は開けた場所より冷気の影響が少なく紅葉が遅いのかも?

毛せん峠に着くと360度眺望が開ける場所になる。
上空には薄雲が広がっているが空気は乾いており遠方まで見渡せる。
素晴らしい爽快感。
朝早い時間で見渡す限り誰もいない。
いや正確には私より10分早く出た登山者が1人いるが見えない。

この後は焼山山荘を経由し火口湖、鬼ヶ城を通過し名残り峠に着く。
以前はここから玉川温泉に向かったが今は通行止め。
もう少し山頂方向に進むと玉川温泉への分岐点が現れる。
焼山山荘から25分登ると焼山山頂に達する。
焼山山頂は低木や笹に覆われて遠方景色は上の方しか見えない。
毛せん峠の眺望に比べると爽快感に欠ける。
焼山山頂を下り焼山山荘まで来た道を戻る。

焼山山荘からベコ谷地経由の周回路にルート変更する。
この先は周回コースの醍醐味が味わえる場所が連続する。
荒涼とした火山景色の中を抜ける道の後に野湯渓流に下る。
(私が勝手に野湯渓流と命名。渓流と言うほどでは無いか?)
渓流に下ると川が流れていて川は適温の温泉湯。
湯の底が浅く足湯向きだが場所によっては入浴できなくもない。
まあ登山道がすぐそばを通るのでよっぽど勇気があればの話。

5分ほど野湯渓流脇を進むと一旦樹林帯になる。
丁度紅葉が見頃で紅葉のトンネル道を進む。
紅葉トンネルを30分ほど進むと澄川地熱発電所が現れる。
この直ぐ先がベコ谷地となり広い湿地帯。
この日はそれほどぬかるんだ状態ではなかった。
ここも広々とした紅葉景色が見られる。

ベコ谷地を通過した後は20分ほどで登山口に到着。
昨年6月に来た時は初夏の花景色だったが今回の紅葉も素晴らしい。
但しこのルートは初めての場合案内人が必要となっている。
火山地帯を通るルートでもあるため気をつけて登山したい。
登山終了後は鹿角市から弘前市と国道を走り青森に帰宅した。

3日間の登山旅行は晴天と紅葉に恵まれ充実した登山だった。
気温も丁度良くて体調面でも快適に歩くことができた。
食料面も空腹にならず水不足の心配も全く感じなかった。
唯一「皮膚炎」に関しては特に成果は得られなかった。
このことに関しては他の体調面の話と合わせ別記事にしたい。

後生掛温泉道路脇の登山口

後生掛温泉を見ながら登る

登山道沿いは紅葉が進む

紅葉トンネルの登山道

国見台から後生掛温泉方面を眺望

紅葉登山道とリンドウ

毛せん峠

焼山山荘と紅葉

左端が焼山山頂

火口湖(白濁湖)

焼山・山頂

高さ1.5m程度の笹・低木に覆われている。一応遠望が可能。

火山景色の中央を通る道を進む(中央右に登山者)

中央奥に岩木山(多分)、右端に八甲田山(多分)

焼山山荘・鬼ヶ城方面を振り返る

野湯渓流に向かう下り道

周囲の紅葉が綺麗

野湯渓流を渡り対岸の道を進む

野湯の温度は37℃ぐらい

野湯渓流の中で多少水深がある場所

水深30cmほどあり入浴できそう?(登山者がそばを通るが…)

野湯渓流を分れた所で振り返る

カラフルな紅葉トンネルを歩く

澄川地熱発電所脇を通る

標柱に熊の爪痕?

ベコ谷地の紅葉1(進行方向)

ベコ谷地の紅葉2(振り返り)

紅葉一歩手前の登山道

樹木が密集した場所は紅葉が遅い?

後生掛温泉に到着

07:10 後生掛・発
08:30 毛せん峠
08:55 焼山山荘
09:20 焼山山頂
09:50 焼山山荘
10:10 渓流温泉
11:00 ベコ谷地
11:25 後生掛・着

歩行時間 4時間00分
歩行距離 11km

焼山周回登山ルート

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