令和1年10月2日(水)
天気 晴
気温 朝15℃~昼24℃
04:52 白井漁港・発
06:46 普代浜(14分休)
08:40 黒崎灯台
11:36 北山崎ビジターセンター(13分休)
14:20 机浜の番屋群(6分休)
14:54 弁天埼灯台
16:10 田野畑駅(10分休)
16:55 島越駅
17:20 白池海岸・着(野宿)
1.ルート
[白井漁港~普代浜~黒崎~北山崎~弁天崎~白池海岸]
歩行距離40km 歩行時間11:40
上り標高累計 1275m
下り標高累計 1269m
白井漁港から平坦な舗装道路を1.2km約15分歩くと自然歩道への分岐路。
最高高度180mの自然歩道を3.3km約70分上り下りすると普代中学校裏に着。
普代橋を渡り普代水門を見上げながら脇を歩き普代浜までは2km約30分。
普代浜から海沿い進み県道44号の登り坂途中で海岸に折り返す。
海沿いのネダリ浜自然歩道を経由し黒崎登り口まで普代浜から5km1時間。
登り口から高度150mまで一気に登り園地を経由し黒崎灯台まで1.2km40分。
その後は北山崎を目指す。
終盤に高度差100m強のアップダウンを経て10km3時間歩けば北山崎に着。
トイレ・休憩所や食事処があり天気の良い日は観光客も多い。
北山崎の後はこの日最大の高度差140mの下りと上りの階段道。
更に小さい上り下りを3度ほど経ると自然歩道から一旦舗装道に出る。
この間4km1時間20分。その後は海岸に下りる。
砂浜を進み(高波時は梯子利用)2箇所の手掘トンネルを通過。
その後高度100mの峠を越えて再度海岸に下りると机浜の番屋群。
北山崎終点の舗装道から番屋群まで2.5km1時間の道。
番屋群から弁天崎を経て明戸遺構までは一部林間歩行して3.7km1時間。
その後「羅賀荘」からは山道ルートを回避し水補給のため田野畑駅に向かう。
県道44号で田野畑駅に立ち寄った後も県道を歩き島越駅~白池海岸が終点。
明戸遺構から白池海岸までは舗装道歩き7.5kmを1時間半で歩行。
この日も自然歩道のアップダウンに時間を要し日没で目的地に達せず。
また事前計画では本日歩行距離35kmだが実際は40kmとなったのも想定外。
環境省発行地図では全区間の歩行距離記載がなく距離の把握が難しい。
2.出来事
昨日は予定を消化できず目的地手前での野宿。
更に漁業関係者の様な人が夜間に港に来て打合せ。
このため早朝出発が賢明と判断し夜明け前の5時前に出発。
まだ暗い時間帯をヘッドランプを頼りに舗装道を歩く。
舗装道から林間道に変わる地点で5時を過ぎ空が薄明るくなる。
しかし林の中はまだ薄暗いためヘッドランプをそのまま着用。
舗装道の時よりも更に慎重に林間道を歩く。
5時半の日の出時間を過ぎる頃には明るさが増し歩行も安心になる。
林間道が終わると普代中学校の裏手に出る。
6時20分過ぎに学校前の道を歩いていると教師運転の車が2~3台通過。
早い時間から出勤する先生がいるのだなと感心してしまう。
普代水門前は過去3回通っているが何度見ても津波の高さに畏怖を感じる。
6時46分に当初の野宿予定地・普代浜のトイレに着く。
トイレ扉に利用開始7時の貼り紙があったが扉は開いて水を補給する。
小休憩後、7時に普代浜を出発。
県道44号を進むと一旦高度50mほど坂道を上る。
そこから右折して脇道に入り海岸のネダリ浜自然歩道まで下りる。
(当初は階段を下るルートだったが階段が腐食劣化し通行止め)
ネダリ浜の自然歩道は切り立つ崖の下に作られた海岸歩道。
人一人やっと通れるほどのスペースで崖崩れ保護ネットが張られている。
ネダリ浜歩道から先に進むと黒崎に向かうつづら折りの登り道になる。
黒崎園地まで高度約150mを一気に登る。8時25分に黒崎園地に着。
一休み後に黒崎灯台に向かい灯台を背景に地球儀の塔を撮影。
黒崎と次の北山崎ではトレイル旅人カウンタに出合う。何れも0人。
私が今月最初の旅人。(やはり昨日見たカウンタは月初めが未処理)
北山崎は過去2回訪れたが天候もあってか余り人を見かけなかった。
今回の北山崎は個人と団体観光客で40人ほど訪れて賑やかだった。
北山崎の先では高度170mから30mまで一気に下った後直ぐ170mの登り返し。
登り階段の階段サイズが奥行き30cmで高さも30cmの急傾斜。
3段登り一息ついてはまた3段登るという様に休み休みして登る。
北山崎の自然歩道歩きを終えた後は海岸沿いの道歩き。
海岸まで下りたがその先の道が分からない。
たまたま昆布採りらしい男性に出会いラダー梯子があるか尋ねる。
男性は梯子場を教えてくれた上で今は高潮でないので砂浜を通れると助言。
この時初めて梯子場が高波回避用だと知る。
砂浜を歩いて岩陰へ回ると梯子場と手掘トンネルが出現した。
手掘トンネル内は完全に暗闇のためライトは必携。
手掘トンネルを通過し更に峠越えして次の海岸に下りると机浜の番屋群。
ご自由に入館下さいと貼り紙があったが今日も時間に余裕が無い。
外から眺めるだけにして先に進む。
弁天埼灯台を見学した後は、明戸の津波で壊れた防潮堤を通る。
明戸にはキャンプ場もあるが未だ先に進まないと予約宿に間に合わない。
その後、田野畑駅に立ち寄って野宿用の飲み水を確保する。
H25年自転車旅とH27年みちのく潮風旅で2度野宿した島越漁港を通る。
H25年とH27年とH30年と3回島越を通り当然ながら年々変わっている。
今年は特に観光船乗場施設前に建造物?が出来ていて驚いた。
17時に島越漁港を通ると軽トラのおじさんから声掛けされる。
「夕暮れ時に歩いていて大丈夫?」
多分、寝床を心配して声掛けしてくれたのだろう。
「大丈夫です!」
私は疲れていたができるだけ元気そうに笑顔で応じる。
おじさん「本当に大丈夫?」 私「大丈夫です!」
おじさんは一旦軽トラで立ち去ったが3分後に戻って来て、再度、
「本当に大丈夫なのかい?」
私「この先もう少し歩いてテントを張りますから大丈夫です!」
更に15分ほど歩いた先にあった白池海岸でテントを張った。
ここにもトレイル旅人カウンタがあり人数は0人。
3.食事と体調
朝食&昼食は蜜柑と人参とキャベツを少々
夕食はレトルト五目飯、煮魚パック、レーズンパン3本、筑前煮、ウィンナ3本、ゆで卵1個
体調は昨日と同じ(全般的に良好、足擦れが少々痛い)
4.写真記録
みちのく潮風トレイル旅5日目ルート図(ルートラボ版)
みちのく潮風トレイル旅5日目ルート図(Google版)