新型コロナウィルスに関する雑感

今年初の投稿は「新型コロナ」についてです。

今年もまた長期旅行を計画している。
2年前発症の皮膚炎症状が好不調の波を抱え継続中。
昨年四国遍路で相当改善し今年も改善期待で旅行を計画。
しかし「新型コロナ」のため旅の実行は視界不良。
既に飛行機や宿を予約しているが果たして出発できるか?

私の周囲にもコロナの影響を直接間接に受けている人がいる。
姪は先日北海道の友人の結婚式に参列する予定が急遽中止。
飛行機や宿の手配をしたのはすべてキャンセル。
幸い金銭的負担は無かったが精神的に参ったそう。
また別の姪は4月に出産予定だが不安な毎日を過ごす。

なぜ新型コロナが連日ニュースの大半を占めるのだろう?
「新型コロナがどれだけ怖いか」分からない事の不安か?
それでも徐々に分かってきた事も多い。
・高齢者や病弱者は重篤化する割合が多い
・年少者は感染しても軽症の割合が多い
・密閉空間で人が密集した場所で感染しやすい
・陽性から陰性になった後に再度陽性化する例がある
・大半は単独感染で終わるが一部で集団感染が発生

世界中が新型コロナ一色だが私は騒ぎ過ぎと感じる。
・人間は必ず死ぬ事は避けられない
・世界の人口は現在約76億人
・世界では1日に382千人が生まれ155千人が死ぬ
・日本では1日に29百人が生まれ33百人が死ぬ
info-graphicサイト:「毎日起こる出生数と死亡数」より

新型コロナウィルスの感染者と死者数(世界全体)
世界の感染者 131,030人 死者 4,909人
日本の感染者 675人 死者 19人
(2020.3.13 現在)
引用サイト(https://medley.life/news/5e390f2d6158e140a8122862/)
参考サイト(https://www.worldometers.info/coronavirus/)
(https://www.nippon.com/ja/japan-data/h00673/)

世界の1日死者155千人中67人がコロナ死で割合は0.04%。
日本の1日死者33百人中0.26人がコロナ死で割合は0.007%。
世界では99.9%以上、日本では99.99%以上がコロナ以外で死ぬ。
この様に比較すると別の問題にもっと目を向けても良いのでは?
例えば新型コロナより通常インフルエンザの方の死者が上回る。

通常のインフルエンザによる感染者、死者数
アメリカの2017~18年期のインフルエンザ感染者と死者数
感染者 45,000,000人 死者 61,000人
産経新聞:「米国でインフルエンザ猛威」2020年2月8日配信

日本の通常の季節性インフルエンザの感染者、死者数
毎年の感染者数推計 1000万人、死者 214~1818人(2001~05年)
厚生労働省:「新型インフルエンザに関するQ&A」

先日NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」に萩本欽一が登場した。
現在78歳の「欽ちゃん」は在学していた大学を中退。
そして今後2年間は後進の育成に力を注ぐと言う。
体調不良を抱えながら稽古場で指導を続ける。
「命がある事も大事」だが「命ある限り動く」事がより大事と言う。

人間は動物であり、動物は動くからこそ動物なのだ。
その動物に「外出せず家の中でジッとして」と言うのは無理。
特に活発時期の子供達に自宅待機させるのは可哀想。
現時点で通常インフルより拡大していないコロナで全国一斉休校…
やり過ぎなのではないのか?
大阪府知事の「学校や行事を再開」は勇気ある決断。
NHKニュース:「大阪府が学校や行事を再開へ」

今後大阪府でコロナが拡大したら府知事の決断は非難される。
それを承知で対応を変更するのは社会全体を守るためだ。
社会活動を抑制すれば最初に影響を受けるのは弱者。
日本には1日1日必死に切り詰め生活する人も沢山いる。
「食べていけない人」や「病気が悪化する人」の増加が心配。
コロナ被害より更に深刻な被害になりかねない。
コロナを警戒しつつも普通の生活を送れる事を私は希望する。

世界にはコロナ対策も満足にできない貧困国もある。
毎日新聞記事:「30億人、自宅で手洗いできず」2020年3月14日配信

「致死率を下げつつコロナと共存」の道を説く人がいた。
山本太郎・長崎大熱帯医学研教授。
・動物と人の共生が進む現代は動物由来ウィルスが発生しやすい
・交通機関の発達した現代はウィルスの流行を抑えるのは困難
・感染速度を抑えるとウィルスは弱毒化しやすい
→強毒ウィルスは宿主が早く死ぬ
その間に感染できないとウィルスも宿主と共に死ぬ
新型コロナは弱毒で人は死に難くウィルスも死に難い可能性?(私見)
毎日新聞記事:「致死率を下げながらコロナと共存するしかない」2020年3月12日配信

この記事は私にとって大いに感銘を受けた記事でした。

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