スマートウォッチについて雑感

前回記事でドラレコによる車バッテリ消耗の話をした。
ネット検索で参考例が少なく自己流で改善を模索した。
私は参考例が少ない事に時々チャレンジする癖がある。
最近は節電&停電対策で屋内照明のソーラー化に挑戦中。
スマートウォッチでも私は自己流で活用している。
今回はスマートウォッチに関する話題。

私は約3年前からスマートウォッチ(SW)に興味を持ち始めた。
最近3年間で主に中古SWを20個前後購入した。
目的は第一に健康管理で第二に運動管理。
メイン機能のメール、電話、SMS、電子マネー等は一切使用しない。
自分に不要な機能でバッテリーを無駄に消費したくない。
昔のSWの健康管理機能は測定精度が良くなかった。
だが最近のSWは性能が向上して相当見直している。
特に健康管理面での機能・性能は年々向上を感じる。
一方でまだまだ改善すべき点も多いとも思う。
運動管理と健康管理で私の感じた事を列挙したい。

今回は現在愛用中の以下3機種の感想
[1] Amazfit GTR2 (2020年発売の機種)
[2] WAZA   E66 (2020年発売の機種)
[3] iMosi  E500 (2022年発売の最新機種)
※ [1]が運動機能メインで[2][3]が健康管理メインの機種

左から [1]iMosiE500 [2]WAZAE66 [3]AmazfitGTR2

1 運動管理
運動管理では[1]AmazfitGTR2を1年以上使用継続中。
主な利用機能は心拍数、走行距離・速度、コース確認等。
朝ラン時等に記録を採り速度や疲労度等を確認する。
また登山等でスマホと併用し歩行内容を記録する。
幾多のSWの中で[1]は最も安定して利用できている。
過去のSWの多くは機器トラブルや計測ミス多発で利用中止。
中には性能の良いSWもあったがバッテリ性能面で劣った。
ただ現在利用中の[1]でも不具合が全く無い訳でない。
例えば雨や汗で濡れると誤作動等が頻繁に発生する。
(水濡れがタッチ操作誤認を誘発していると推測)

また手首の装着が緩いと各種計測に狂いが生じる。
特に心拍数や高度計測等で異常値が表れ易い。
長時間運動を続けると手首が細り装着が緩くなる。
また睡眠計測でも装着の具合で狂い易いと感じる。
他にも時々誤作動等があるが個人的には全て許容内。
普通に利用してバッテリーが1週間持つ事も大満足。
なお[1]単体で曲の保存&再生できるのも特長。
朝ランしながら曲を聞く事も気分アップに良い。
運動管理の中でGPSと歩数に関して若干補足したい。

・GPS
[1]Amazfitを使って認識を深めた事がある。
以前も記事にしたがGPSでルート採取した際の距離問題。
スマホで採取したルートに比べ距離が長くなり易い。
スマホの地図アプリでは記録頻度の間隔を調節できる。
例えばスーパー地形は時間毎、距離毎、自動で指定できる。
それに対して[1]は1秒間隔で固定されている。
このため[1]の方が細かく記録され距離も増える。
それに伴い記録されたデータ量もスマホを大きく上回る。
GPS記録の間隔差は一長一短あり優劣判定は難しい。
私は1秒間隔記録はデータ量増大に見合うメリット無と思う。
ただデータ量は超増大するが現時点で大きい支障はない。

※参考 10月27日岩木山登山時のAmazfit・スマホ比較

スマホ「スーパー地形」アプリの画面

スーパー地形の総距離計測は18km、データサイズ:67KB

SW「AmazfitとZepp」アプリの画面(1)

Amazfit GTR2の総距離計測は21km、データサイズ:7854KB
(スーパー地形のデータサイズの100倍強!)

SW「AmazfitとZepp」アプリの画面(2) (画面下 略)

歩行1km毎の歩行速度や心拍数の表示あり

・歩数
SWで歩数を計測すると機種毎で相当差が生じる。
運動系SW[1]の歩数が信頼性では最も高いと思う。
健康系SW[2]の歩数は[1]に比べ5%前後多い印象。
逆に[3]では[1]の歩数の半分強程度になる。
[3]の歩数カウントは信用できないというのが第一印象。
ただ[3]は時々[1]に近い歩数になる事もある。
歩数が多いか少ないかは速度の影響の様に感じる。
速度が遅い時は良いが早いと歩数が少ない様に思う。
改めてSWの歩数カウントの仕組みをネットで調べた。
SWの歩数カウントは加速度センサーで行うのが一般的。
加速度センサーは縦・横・上下の動きを感知し測るとの事。
SWは様々なメーカーの様々なセンサーを内蔵し各種計測する。
SWの機種によりセンサーの計測差が有る事が疑われる。
※ 参考 Wearablemate-「歩数計について」

私自身は多少気にしつつも割り切って見守るしかない。

(2) 健康管理
健康管理目的では運動目的以上に幾多のSWを試した。
ただ安物が多かった事もあり大半は不満が多かった。
最も長く利用したのが[2]で一部を除いて良好機種。
安価だが心電図や血中酸素、血圧等が測れバッテリも良好。
全般的に満足した中で唯一充電方法が不満だった。
充電のためには機器から手首バンドを外す必要がある。
バンドの取り外しに力が要り浸水誤作動ある事も難点。
また充電毎のバンドの脱着でバンド破損も経験した。
※ 参考 LAB41CT-「E66紹介記事」

一方で[3]は約3週間前にAliExpressで購入した機種。
心電図と血糖値計測を使いたくて中国から直接購入。
日本では未普及の心電図や血糖値を中国製は商品化。
2つを計測できる物が複数ある中で高評価品を選定。
現在トラブルはなく比較的良いと感じつつ利用中。
ただ前述のとおり歩数計測だけ不満を感じる。

個別機能について以下で簡単に使用感を記したい。

・心電図
以前に何度か書いたが私は心臓に多少不安を感じる。
だが日本で心電図計測可能な正規品はAppleWatchのみ。
(正規品=家庭用医療機器認定品)
中国製で心電図計測可能な機種もあるが全て非正規品。
(非正規品=心電図計測可能として日本国内販売不可)
AppleWatchは高価なので購入の対象外。
(なおApple製はバッテリー持ちが1日という点も大不満)
Apple以外の安価で怪しげな中国製SWを複数試した。
怪しげな中国製なので信用度は高くない。
でも自己責任で参考程度にする分には丁度良い。
心電図計測を試して感じた事は2点ある。
1つ目は心拍数が診断に大きく影響する事。
2つ目は手首で測る簡易測定には限界がある事。

・心電図と心拍数
[2]で心電図計測すると2回に1回は要注意の診断。
その大半が洞性徐脈等の要経過観察レベルの診断。
それが[3]で診断したら5回に4回の割合に増えた。
そして[3]では診断内訳も[2]より詳しい解説がある。
それによると洞性徐脈診断の最大要因は心拍数らしい。
推測だが心拍数60未満の場合に洞性徐脈になり易い。
運動後の心拍数上昇時に測ると正常判定になる。
ネット検索でもスポーツ心臓の人は洞性徐脈になり易い様。
洞性徐脈以外にも低心拍数と判定される時もある。
多少気を付けつつも心配し過ぎない方が良さそう。

・心電図の簡易測定の限界
使用してもう一つ分かった事が簡易測定の限界。
SWは手首に着けて利用する事が大前提の器具。
そのため心電図計測の際も手首に着けたまま測る。
しかし計測後の心電図グラフには結構な乱れが表れる。
機種[3]では胸ベルトに時計を着け心電図も測れる。
そうするととても綺麗で整ったグラフが表示される。
だが診断結果には手首と胸ベルトで大差がない。
健康診断でも心電図検査は身体中に測定器を着ける。
それを手首一つで測ろうとするのだから無理がある。
手首診断による心電図グラフは多少乱れても仕方ない。
ただ診断結果に余り影響ないと自分自身では納得…
(心電図の読み方の基本が分からないため我流で解釈)

・睡眠状態
睡眠状態は[1]Amazfit、[2]e66、[3]E500の3機種比較。
3機種共一長一短あり。
[1]は最も実態に近いと思うが時々値が狂う。
睡眠時の腕の動きが大きいと計測も狂い易い印象。
[2]は[1]よりも値の狂いが少し多めに感じる。
値の狂いの頻度で[1]が5%程度なら[2]は10%程度。
[3]は前2機種と全く異なる印象で判断が難しい。
レム睡眠、浅い睡眠、深い睡眠の区別が極めて細かい。
実態に即してない気もするがよくわからない。
但し[3]だけは睡眠関連指標がとても充実している。
[3]は血中酸素診断の中で睡眠関連測定も提示する。
無呼吸や呼吸数や心臓負荷等を判定してくれる。
信頼性の程度は不明だが興味が惹かれる内容。

・血圧
血圧については[2]と[3]の2機種で測定できる。
どちらの機種も24時間計測してくれる。
血圧に関しては自分は心配ないため関心も薄い。
私は献血や健康検査等でもすべて正常範囲内。
むしろ低血圧傾向数値が出る事さえ時々ある。
それでも貧血症状がないため心配していない。
運動中も血圧を測定していて余り変化はない。
運動中に血圧上昇が少ない事が運動後の低下要因?
運動が血圧低下に寄与すると言われる証なのかも。

・体温
体温についても[2]と[3]の2機種で測定できる。
体温も両方の機種で24時間計測してくれる。
ただ体温に関しては[3]の方が変動幅が大きい。
夜間睡眠中は37℃超えたり外出時は34℃台など激変。
体温測定は皮膚温度から体内温度を推定するらしい。
時計と手首の密着具合も関係するため関心度は低い。
ただ風邪等の発熱時はそれなりに活用できる。

・心拍数・呼吸数
心拍数は[1][2][3]共測定できるが呼吸は[3]のみ。
心拍数も体温と同様に機種によって変動が大きい。
[1]では運動時心拍数が突然急上昇する時がある。
運動中に時計バンドが緩む事で誤計測になる様だ。
運動中バンドをキツく締めると誤計測はほぼ無い。
ただバンドをきつく締めるのは不快感が大きい。
一方の[2]と[3]では心拍数の急激変動はほぼ無い。
特に[3]に関しては自分の感覚に近い心拍数表示。
ただ[3]では単独の心拍数とECG測定心拍数で値に差。
内蔵センサーの影響なのかどうかよく分からない。
少し観察を続けながら原因を探りたい。

・血糖値
血糖値は[3]の1機種のみ計測できる。
因みに日本国内で血糖値計測できるSW認可製品は無。
血糖値は普段の値が分からないため信頼性評価不能。
ただ食後1~2時間後に緩く上昇しその後下降する。
これは食事による血糖値の変化を捉えて表している。
食事に伴う血糖変化観察も重要なので私は評価する。
更に夜間の血糖値変化が分かる点も評価して良い。
ネット検索では採血に依らない血糖値測定は未確立との事。
中国製品は新分野に挑戦している点で日本を上回る。

日本は規制が多過ぎ挑戦を阻害していると感じる。
スマートウォッチは医療機器と捉えなくて良いと思う。
半分遊び感覚でも将来の進歩に繋がるかもしれない。
もっと遊び感覚を取り入れ挑戦を増やしてほしい。

参考までに一昨日の計測結果画面を抜粋掲載します。

AmazfitGTR2 & Zeppアプリ画面

左:全体一覧画面 中:心拍数 右:PAI(心拍生活指数)

E500 & H-Bandアプリ画面(1)

左から 全体一覧、血糖値、血圧、体温、心拍数

E500 & H-Bandアプリ画面(2)

心電図の詳細・解説画面

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