疑問解消に取り組む-part5- ~コロナ~

登山は危険と隣り合せのスポーツ。
危険を回避する工夫が大事。
天気予報を調べるのも危険回避。
雨合羽や非常食持参も危険回避。
ルート事前確認作業も危険回避。

登山は昔の人の日常交通手段だった。
川に橋が無い時代は山越えが必要だった。
先人が苦労して切り開いた道が今に続く。
苦難の道で命を落とした人もいただろう。
試行錯誤の末に安全が高まったと思う。

今人類が直面しているコロナ禍。
1年以上の自粛と解除の繰り返し。
その間に「今が正念場」と何度繰り返した?
何度「ステイホーム」すればいいのか?
人はただ我慢を繰り返すだけなのか?
先人の様に困難に立ち向かわないのか?

コロナと統計数値の疑問

(1)死因別の死者数
先日意外な死因の年間死者数の多さに驚いた。
その死因は誤嚥性肺炎。
最近の死亡:筒美京平、志賀廣太郎、林家こん平、栃ノ海等。
※参考記事:『訃報新聞ー誤嚥性肺炎』

他の死因はどうなのだろう?
~2019年の気になる死者数~
・誤嚥肺炎 40354人
・一般肺炎 95498人
・交通事故 3215人
・入浴事故 19000人(推計値)
・老  衰 121868人

近年、肺炎や誤嚥性肺炎で亡くなる高齢者が多い。
コロナで亡くなる場合も高齢者の肺炎が多い。
高齢者ほど簡単に死ぬ。
高齢者自らが気をつける事で死亡率は減る。
それはコロナも(誤嚥性)肺炎も同じではないか。
高齢者を守るため若者に自粛を求めている。
しかし高齢者もカラオケで騒いでいる。
若者に高齢者のため犠牲を強いていいのか?

【コロナ感染者の年代別死亡率】
(年代別陽性者に対する死亡者の割合)
~30代 40代 50 代 60 代 70 代 80 代~
0.0% 0.1% 0.3% 1.4% 4.5% 12.3%
【年代別の肺炎による死亡割合】
(年代別肺炎死亡者を全肺炎死亡者で割る)
~30代 40代 50 代 60 代 70 代 80 代~
0.1% 0.1% 0.2% 0.7% 3.8% 95.1%
年齢が上がるほどコロナで死に易い。
年齢が上がるほど肺炎で死に易い。
コロナも一般肺炎も同じ傾向にある。
コロナに限らず高齢者は死に易い事実が明確。

(2)コロナ後の死者数の変化
2020年の日本の死者数が公表された。
全死亡138万人。前年比9373人減。
一方自殺者は21千人。前年比912人増。
コロナ禍でも全死亡者は減り自殺は増加。
批判を覚悟の上で言いたい。
コロナを怖れた割に死者は増えていない。
どれほどコロナを怖れる必要があるのか?
一方でコロナで追い詰められ死ぬ人は増加。
特に若者ほど追い詰められ自殺している。
何かが間違っていると私には思われる。

次回記事でもコロナに関して考えたい。

※参考記事:『昨年の日本の死者数』

※参考記事:『昨年の自殺者数』

※参考記事:『日本の死者の減少理由』

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