疑問解消に取り組む-part6- ~コロナ(2)~

登山では危険回避策が重要。
一方で危険回避対策にはキリがない。
トムラウシ遭難では個人装備が生死を分けた。
食料や防寒対策は生死を分けた一因だ。
様々な事態に備え装備すると荷物が増える。
私は重ね着等で極力荷物を減量する。
食料も栄養価、重量、保存性で選ぶ。
これが妥当なのかは分らない。
登山の究極の危険回避策は登山しない事か?

コロナの危険回避策とは何か?
ウィルスは人から人への感染。
だから人と接しなければ絶対感染しない。
もう一つは絶対安全な人とだけ接する事。
つまり非感染者とだけ接する事。
ところが非感染者が分らない。
それどころか自分が非感染者かも不明。
感染する可能性とはどういう事?
コロナを可能性と確率で考える。

1 日常移動とコロナ感染可能性
今町を歩く人は9割はマスクをしている。
しかしコロナは空気感染しない。
人の少ない場所での感染確率はゼロ。
人とすれ違う時に咳を浴びる可能性も約ゼロ。
だから歩道でマスクをする必要はない。
但し人が密集している場合は例外。

2 人との接触感染の可能性
私はほぼ毎月献血している。
献血前に検温し医師の問診を受ける。
しかしPCR検査はしない。
多分検温と問診で非感染者と推定。
日本全国でも同様の献血体制だと思う。
また歯科治療は口からの感染危険性が大きい。
しかし歯科治療でもPCR検査せず治療する。
献血や歯科治療では一日何万人もの濃厚接触。
しかし献血や歯科治療で感染拡大の例は無い。
無症状者からも感染すると報道される。
ならば献血や歯科治療で感染は起きそう。
しかし現実には感染(拡大)は起きていない。

ネットで無症状の感染に関する記事2例。
※参考記事:無症状感染少数見解の記事
※参考記事:無症状感染多数見解の記事

数値データで考えてみる。
1日の日本の献血者数は約13千人。
(年間献血者数 約480万人)
1日の日本の歯科治療者数は約140万人。
(1医院1日患者数20人×7万歯科医院)
(過去1年歯科受診率52.9%=2人に1人は受診)
献血と歯科の1日合計を約141万人と見込む。
(日本の総人口を1億2千万人として)
日本人の100人に1人が献血か歯科治療。
最近の1日感染者数は平均2千人。
無症状感染者を2割と見込むと1日約4百人。
1億2千万人に対し400人の場合、
日本人の100万人に3人が1日の無症状感染数。
つまり1日受診141万人の中に4人程無症状がいる。
これが年間365日続くが感染は起きていない。
ということは無症状者から感染の可能性は低い?
(これは私見です)

※参考記事:『浜松医療センターQ&A』Q12抜粋
濃厚接触者が感染する確率は5%です。100人の濃厚接触者がいたとしても、そのうちの95人は感染しないのです。僅か5人が感染するだけです。しかし、食べ物を共有したりすると、感染率は7%に増加します。同居家族のなかに感染者がいた場合、同居家族が感染する確率は10~40%となります。同居家族は一日中、寝食を共にし、マスクを着用せずに笑ったり、大声を出したりするので、どうしても感染する確率は高くなります。一方、コンビニなどに立ち寄ったとき、感染者と会話したなどの場合には曝露時間が短いので感染率は0.6%となります。病院では感染者であることを知らずに、医療従事者がその患者に無防備に接触(マスク無し、ガウン無しなど)した場合の感染の確率は3%以下です。

3 ワクチンと免疫の疑問
今の日本は「ワクチン頼み」一択。
ワクチンに一定の効果はあるだろう。
しかしワクチンが全てを解決できる?
ワクチンの有効性についての記事がある。
※参考記事:『ワクチンの真実』
記事の内容を私流で超要約する。
・ワクチン有効率が9割強だと凄い効果の印象。
・一方ワクチンを打たなくても大多数は無発症。
・ワクチンの有無と非発症の関係を無効率と仮定。
・ワクチン無効率を比べるとその差は1%未満。
つまり別視点で数値を見ると全く印象が異なる。
この記事は本間真二郎医師が執筆。
本「感染を恐れない暮らし方」(講談社)も出版。
私は最も信頼できる意見だと感じた。
人は自らの体内に外敵を防御する免疫機能を持つ。
今回のコロナも多数の人は免疫で防御できる。
必要以上に恐れるより免疫の強化に努める事が大切。

4 コロナ自粛の疑問
コロナ対策では様々な業界が打撃を受けた。
過去にはパチンコ店や飲食店が悪玉だった。
どうやらパチンコ店は濡れ衣を着せられた。
今は飲食業や観光業が悪者扱い。
しかし全て一律で悪者扱いする事が妥当?
懸命に感染対策する店も悪者なのか?

最近山梨県が注目されている。
※参考記事:朝日新聞データ/コロナ感染状況
東京には4県が隣接し3県は緊急事態発生。
しかし唯一山梨は感染者少数で日本のBest3。
山梨の成功要因の一つが徹底した防御対策。
山梨は飲食店にアクリル板設置等を義務化。

私は「自粛」一辺倒はもう続かないと思う。
大いに山梨等の対策を見習ってほしい。
例えば入店前に検温する店。
例えば客同士をアクリル板で区切る店。
例えば換気や消毒を徹底している店。
様々な対策をした上で営業してほしい。
但しマスクしての食事は勘弁願いたい。

5 コロナの積極的調査
コロナの効果的感染対策は今も定まらない。
ならばいろいろ試す事も必要ではないか?
例えば飲食店や客に調査協力を求める。
【飲食店の調査】
飲食店に監視カメラを設置する。
飲食店で感染発生時に分析活用する。
客や従業員の感染し易い行動を探る。
また逆に感染を抑制できる行動を探る。
【客側の調査】
スマホのGPSアプリで行動を記録する。
感染した場合に行動記録を分析する。
どういった所で感染し易いか探す。

そして感染した店や客には協力謝礼を出す。
感染した場合周囲から非難される事が多い。
調査協力で研究が進めば皆の幸福にも繋がる。
自由な日常が早く戻ってほしい。

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