仮説と検証~試行錯誤

遅ればせながら新年のご挨拶です。
今年も当サイトにお付き合い願います。
青森市内は昨年末から大雪続きです。
昨年の28日には一晩で50cmの積雪。
この時は雪片付けでダウンしました。

前日雪片付けし当日は朝4時前から開始。
屋根雪下ろしを含め約8時間の雪片付け。
午後1時に一段落し昼食休憩をとる。
休憩後に立ち上がろうとしたが動けない!
身体が麻痺した様に感じられた。
こんな経験は生まれて初めて…
3分ほどかかって漸く立ち上がれた。

実は雪片付け中に少し違和感があった。
隣家の人と立ち話した際に口が回らない。
過去にも似た経験がある。
・百名山登山で水晶岳から鷲羽岳の途中
・一昨年8月の北海道士別での風雨の中
どちらも途中立ち話した時口が回らなかった。
どちらも寒さで口が回らないと思っていた。

寒さの体験は数え切れない程ある。
だが口が上手く回らない経験は少ない。
口の不調の共通点は寒さと長時間運動(作業)。
そこで思い当たった事は飲水量の不足。
寒い時の運動中は余り水分をとらない。
身体が余り欲っしないためほぼ水補給せず。
しかし実際は結構発汗して水不足状態にある。
雪片付け後の麻痺症状も水分補給し回復した。
(水分摂取以外に塩分も摂取した)

私は若い頃から極度の汗かき体質。
退職後自転車旅行を始めた時も汗かきだった。
しかし百名山旅行中から汗かきが弱まり出した。
縦走登山に備え水分補給を減らしたら発汗も減った。
水分補給が減れば荷物も減り身体負担も軽減する。
それから水分補給の調節を試行錯誤してきた。
運動途中の水分補給を抑え運動後十分水補給する。
水分補給調節により登山の適応範囲も広がった。

一方で大峯奥駈道では水不足で膝痛発生。
膝痛で縦走の途中撤退を余儀なくされた。
これらは全て身体を通して体験した。
登山では思う様に飲水できない事もある。
飲水をどれだけ我慢して良いか試行錯誤。
飲水節約の弊害も様々体験した。
ある意味で自分で仮説を立てて我が身で検証。
今回も飲水のコントロールの重要性を再認識。
寒さで水を欲しなくても水補給は重要。

私はなるべく我が身で試し効果の有無を判断する。
足痛等の痛みと糖質摂取の関連も試してみた。
徒歩旅中の糖分摂取で印象に残る出来事があった。
H29.6.27 八甲田の山歩きで飴と大腿骨痛
H29.7.03 道の駅東由利でジュースと足裏痛
どちらも糖分摂取後に足に痛みが発生。

百名山登山鍛錬の目的でH27から徒歩旅を始めた。
ところがH30年頃までは足痛に耐える旅が続いた。
足痛と一部時期が重なって皮膚炎も患い出した。
この頃から食物と身体の関係を真剣に悩んだ。
特に皮膚炎では食事の影響を深く疑った。
H30の旅から糖質制限を本格的に意識した。
H30.7の青森県一周旅では飲料水の糖質を抑えた。
この時は足痛をほとんど感じず旅を続けられた。

糖質と足痛の関連性は自分ではほぼ確定した。
一方で疲労度抑制と便秘対策は未だ試行錯誤中。
便秘については直近のみちのく旅でヒント入手。
人参を上手に食事に加えると改善傾向があった。
これは今後の旅で更に確かめたいと思う。
疲労度抑制については未だ対策を模索中。
最近は昼食抜きで歩行中のナッツ食等を試行中。
(但し猛暑や寒冷等の天候次第で随時変更)

旅では様々な仮説と検証を繰り返してきた。
更に旅後の献血の血液検査で考察を加えた。
現時点での自分の結論は、
・糖質摂取を抑制するほど足痛等は減少する。
(足痛以外に腰痛や関節痛も少なくなった)
・白米は夕食時多めに摂取して栄養補給したい。
(日中のカロリー消費を夜に十分補う事が必要)
・蛋白源として卵や牛乳や肉も夕食で十分補給。

これを検証したのがR2年とR3年の旅。
R2年北海道旅やR3年MCT(みちのく潮風トレイル)旅。
どちらも足痛や腰痛等は最小限に抑えられた。
(足マメや足皮剥けの痛みは多少あったが)
また暑さに苦しんだが栄養補給も間に合った。
青森一周旅の時の様な極端なバテは無かった。
(天狗岳登山時は過去最大級にバテた)

もし今年も旅する機会があれば基本は同じ。
現時点で試したい事は便秘対策。
昨年のMCT旅時に人参食事法で効果を感じた。
今年も旅できれば糖質抑制と人参食事を試したい。
旅ができるかどうかは母の健康次第。

以上の話はあくまで私の私見で仮説。
私がとても共感した本がある。
「99.9%は仮説」(竹内薫著、2006年光文社新書刊)
超要約[世の中で常識と言われる事の99.9%は仮説]
ノーベル賞を受賞した功績さえ後に間違い確定。
当時は常識とされた事も後に非常識とされ得る。
常識と言われる事も一つの反証で崩される。

山中伸弥教授も自身のブログで述べている。
・科学的な真実は神のみぞ知る
・新型コロナや科学一般について真実に到達できない
・科学者は真実に迫ろうと生涯をかけて努力する
・しかしいくら頑張っても近づくことが精一杯
・真実と思ったことが後で間違いと気づく事を繰り返す
(以下のサイトから要点を簡略記述した)

私も当ブログの健康記事で各種の効用を書いた。
しかし後で訂正した事が何度もある。
自転車旅の時に牛乳摂取で便秘になる事を書いた。
しかし今では牛乳に濡れ衣を着せた事を反省。
今現在は栄養補給で積極的に牛乳を摂っている。

今現在のコロナにしても未だに謎が多い。
このため人によって考え方の隔たりも大きい。
一番大切なのは情報を包み隠さず公開する事。
例えば薬効については製薬会社側の情報が多い。
製薬会社は自らに不利な情報は公開したくない。
(何千億円もかけ開発した薬を否定されたくない)
又は意図的に情報を(不正でなく)加工して公開する。
しかし様々な批判にも真摯に回答する事が信頼に繋がる。
賛成派、反対派ともに議論を重ね仮説と検証を繰り返す。
それによってより良い世界を目指してほしい。

私がコロナに関して疑問に思う事の列挙
・コロナを含むウィルスは絶えず変化する
ワクチンも処方薬も既に効果が無いのでは?
・ワクチンの感染予防効果の話はどうなった
今は感染予防効果はほぼ無いのでは?
(最近3回目ワクチン接種した三沢市看護師が感染)
・ワクチンや薬は効果ばかり宣伝している
だがワクチンや薬が無くても大多数は大丈夫
・効果の話は誇大宣伝され副作用(副反応)話はない
本来薬は長期の副作用の検証が必要
・風邪は特効薬が無く休息して自己治癒が最良
なぜコロナ薬の効果があるのか
・薬が引き金でウィルス変異が起きる可能性は?
・薬には多剤耐性問題がある
・薬の使用で免疫機能は低下しないか?
・多薬(ワクチン含め)使用は健康を害しないのか?
・ワクチンは重症化を抑制すると言われる
重症化80~90%抑制の具体的説明がほしい

※補足(詳細が分からないため架空で記述)
現在オミクロンは重症化しにくいと言われる。
例えば1万人の感染者の中で重症化するのが10人だとする。
これをワクチン接種する事で重症化が1人だったとする。
すると10人の内9人重症化を抑制し重症化抑制は90%。
しかし感染者全体で見ると1万人の内9990人は最初から重症化しない。
それなのに全員にワクチン接種を勧める必要がどれだけあるのか?

以下のサイトにワクチンの重症化予防根拠がある。

米21施設に入院した成人患者4513例を対象に、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のmRNAワクチン(モデルナ製mRNA-1273とファイザー製BNT162b2)接種とCOVID-19による入院や疾患重症化との関連性を症例対照解析で評価した。 患者4513例(年齢中央値59歳、女性48.8%、免疫不全者20....
要約すると
・アメリカの21施設に1983人がコロナで入院した
・入院患者のうち84.2%(1670人)がワクチン未接種
・入院患者のうち15.8%(313人)がワクチン接種
ここだけ抜き出すとワクチン効果を感じられる。
ただ前述の通りコロナ感染しても軽症が多数いる。
コロナ感染でも無症状なのにワクチンが必要か?
重症化予防検証の前にワクチン危険性の議論もほしい。
(ワクチン接種による死亡例がある事を以前記事にした)

また治療薬の効果に関する研究も掲載がある。
https://www.kansensho.or.jp/uploads/files/topics/2019ncov/covid19_drug_211224.pdf こちらは本物と偽物の薬を使った効果の比較。
一点だけ指摘したい事は同一人で比較できない事。
完全な検証とはなり得ない事だけ指摘したい。

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コメント

  1. との より:

    あけましておめでとう!

    隣家の人と立ち話した際に口が回らない。
    過去にも似た経験がある。

    余計なお世話かもしれないけれど、血圧は大丈夫?

  2. takenamik1 より:

    おめでとうございます。
    コメントありがとうございます。
    血圧も結構マメにチェックしております。
    幸い血圧は標準範囲になっています。
    口が回らないと脳卒中等の悪い前兆のケースも考えられますよね。
    気をつけたいと思います。
    今年もよろしくお願いいたします。