北京冬季オリンピックが終わった。
話題の多い大会だったが特にトラブルの話題が多い。
・羽生弓弦が穴に足を取られたジャンプミス。
・女子ジャンプ選手のスーツの規定違反ミス。
・スノーボード平野歩夢の審判の判定問題
・スノーボード竹内智香の審判の判定問題
・フィギュア・ワリエワの薬物反応問題
・ショートトラックの一部選手の審判問題
オリンピックでは多くの感動があった。
特に金メダルの3人には別格の凄さを感じた。
ジャンプ小林陵侑、スノボ平野歩夢、Sスケート高木美帆。
またインタビューでのコメントも凄い。
特に平野歩夢の淡々な口調で語る熱い想い。
・選手は皆命懸けで競技している
・2本目の採点はどこを観ているのか?
・怒りを原動力に最後は完璧に決めた
採点には多くの批判がある一方で妥当の声もある。
橋本通代氏「2本目の得点は妥当」
でもスノーボード採点は余りにアバウト過ぎる。
NHK・ハーフパイプ採点解説
印象で採点するのなら恣意的な採点も可能?
公平な競技でなければ選手は報われない。
その意味ではフィギュアスケートの採点法は細かい。
フィギュアスケート採点方法
特にジャンプの採点は素人の私にはほぼ理解不能。
羽生結弦は世界で初めて4回転半(4A)に挑んだ。
だがジャンプの採点の基礎点を比較すると不可解。
3回転5種類の基礎点の最低4.2と最高5.9の差は1.7。
一方で3Aとその下の3ルッツは基礎点の差は2.1。
4回転5種類の基礎点の最低9.5と最高11.5の差は2。
ところが4Aとその下の4ルッツの基礎点の差は1。
この点差も素人の私には理解不能。
ただ羽生の努力への評価とすれば余りに低い。
スノボの印象判定、フィギュアの細分判定共に不満。
もし何か問題があったら反省と改善が大切だ。
人間がする事に絶対正しいという事はない。
中国で共感を呼んだ日本人コーチ発言「人間はミスをする」
羽生結弦が穴に足を取られジャンプミスした。
羽生は過去に似た経験があり気をつけていた。
それでも今回はミスを防げなかった。
羽生にはいつもトラブルが付き纏う。
試合前6分間練習での正面衝突は今も記憶に残る。
今回も練習で捻挫していた。
それでも競技を続けた精神力に心底恐れ入る。
羽生は様々な過去の経験を生かし進化し続ける。
ジャンプのスーツ違反とフィギュアのドーピング。
どちらも定められた規定に違反した事件。
規定違反は何故起こるのだろう?
高梨失格は寒さ対策ミス
横川コーチ一問一答の要旨
・(規定制限の)ぎりぎり狙っているのは事実。
・そうしないと勝てない世界。
・失格になったどこのチームも多分同じ状況。
勝負の世界では限界の追求が行われている。
女子フィギュアのワリエワのドーピング。
テレビの解説で卓球の水谷隼が薬について話した。
・選手は昔から専属医師指導の下で薬を利用
・現在もドーピング違反にならない薬を利用
・サプリメントも積極的に利用
ドーピング違反しつつ摘発を逃れている可能性も疑う?
水谷隼は現役時代のドーピング検査実態を語っている。
水谷選手のドーピング検査の話
ドーピング検査は何時行われるか分からない。
だから選手は違反薬物の摂取を我慢する。
逆に言えば検査日が分かれば薬物利用できる。
薬物の体外排出日を逆算し検査で陰性になれる。
しかし計算通り体外排出できないと陽性になる。
ワリエワは計算通り排出できなかった可能性も?
私は健康のため各種サプリメントを摂る。
・目の健康にブルーベリー&ルテイン
・免疫機能改善にオメガ3(DHA&EPA)
・老化対策にビタミン、ミネラル、植物酵素
一方で昔飲んだ栄養ドリンクは今は飲まない。
私は食物人生64年で多くの失敗と試行錯誤した。
20歳代ではコーヒーで字が書けなくなった。
最初は病院で書痙と診断され数ヶ月通院した。
しかし症状が改善せず通院を止める。
その後は字を書けない症状が徐々に悪化。
ただ幸いにワープロやパソコンが普及し出す。
字を書く仕事が減り何とか仕事を続けられた。
約20年悩み続け原因がコーヒーと分かる。
コーヒーを止めてからほぼ症状はなくなった。
(偶に飲むのは問題ないが常飲は症状悪化)
また40歳代では健康のために青汁を試す。
2~3か月後に痛烈な腹痛に襲われる。
病院で尿路結石と分かり青汁のシュウ酸が原因と推測。
青汁を止めて水を多く飲む事で痛みを克服した。
また残業時の夜食でカップ麺を2個食べ吐いた事もある。
当時は残業時にカップ麺をよく食べていた。
それ以来カップ麺はあまり食べなくなった。
50歳代からは昼食後の睡魔が頻発し始める。
ラーメンやご飯の摂り過ぎが疑わしい。
それからは炭水化物の摂取量を減らす様になった。
そして60歳代の現在は皮膚炎に悩んでいる。
水を多く摂り糖分接種を少なくする事を心掛けている。
皮膚炎はまだ完治していないが9割は改善した。
コーヒーも青汁も炭水化物も糖も一般的食物。
なのに私は少し多く摂る事で体調が悪化した。
コーヒーや青汁は多くの人が平気だと思う。
炭水化物や糖は一般的に高齢なら減らす方が良いらしい。
何れにしても食物は人によって有益と有害が表裏一体。
ドーピングに話を戻したい。
サプリや薬物と一言で言っても様々な違いがある。
例えばビタミンCの摂り過ぎと身体への影響。
三石巌はビタミンCの多量服用で白内障を生涯予防。
過剰摂取は身体に悪い意見もあるが私も多量摂取派。
白内障気味に加え緑内障の心配もあり試行錯誤中。
サプリは未だ悪影響は少ないが薬は更に功罪併存。
薬は病気改善や身体の機能改善が期待できる。
一方で副作用や将来的な悪影響も心配される。
薬の功罪は全て人により千差万別。
効果が勝る人もいれば害悪が勝る人もいる。
それでも薬に頼るのは病気が深刻と考えるため。
副作用は甘受して薬効を期待し薬を服用する。
ドーピングの場合は病気でないが薬を飲む。
つまり副作用を黙認し身体強化を目的に飲む。
ドーピングの判断基準は今後も絶えず変わるのだろう。
そして選手強化方法も今後も進化?するのだろう…
判定問題もドーピング問題も公平性が鍵になる。
一部の競技者が有利や不利になる事は問題。
一方では競技に運や不運はつきもの。
羽生結弦は多くの不運を乗り越えてきた。
ジャンプ競技も風の影響が結果を左右する。
カーリングも氷の影響が結果を左右する。
人間に出来るのは公平性を最大限確保すること。
私は今回オリンピック中継を熱心には見なかった。
私も高齢化し熱中度合いが低下したかもしれない。
またコロナ禍の大会に抵抗感があったかもしれない。
日本のコロナ感染者数はまだ高い人数。
ただし高止まりからピーク越えの様相もある。
一方で死亡者は高齢者を中心に増え続けている。
コロナでも公平性が問題になろうとしている。
感染拡大阻止のため今も飲食業に制限が続く。
また旅行や観光でも制限が多い。
これにより様々な業種が苦しい状態にある。
一方で製薬業やネット関連業等は好業績が続く。
業種によって甚大な格差が生じている。
これに伴い労働者にも多大な格差が生じている。
高給取りの人もいれば日々の食事に困る人もいる。
コロナ初期の頃は一時的な我慢だと考えていた。
しかし既にコロナ問題は2年が経過している。
今一番の問題は高齢者と基礎疾患者の病状悪化。
だが高齢者や基礎疾患者はもともと死に易い。
コロナ以外でも誤嚥、肺炎、ヒートショック。
日常の些細な出来事で亡くなり易い。
何故コロナの死だけを特別視するのだろう?
コロナで高齢者が死ぬのは絶対だめなのか?
公平な措置と言えるのだろうか?
この事は以前にも何度も指摘した。
この2年間で人と人との接触は大幅に減った。
この間に本来は会える人と会えず死んだ人も多い。
本来は行ける場所に行けない人達も多くいる。
全世界で大切な時間を奪われた人が沢山いる。
この半年で私の近所で2人の人が亡くなった。
どちらも70~80歳代の高齢者。
どちらの人も冬に近隣を除雪する同士だった。
コロナと無関係の死因だったが葬儀は近親者のみ。
コロナでなければ人生の全うの仕方は違ったかも?
高齢者や基礎疾患者を優先し考えるか?
それ以外の大多数の人の生活や生きがいか?
誰のためどんな対策が必要か議論してほしい。
そして3回目のワクチン接種の問題。
既に多くの医師が認めている事は、
・ワクチンで感染予防はできない
(ワクチンしても感染し得る)
・ワクチンで2次感染を一定程度抑制する
・ワクチンで重症化を一定程度抑制する
しかしワクチンの持続効果の限界も医師は認める。
ワクチン接種後の効果は徐々に薄れていく。
ならば今後何ヶ月毎にワクチン接種を続けるのか?
一方でワクチンの副作用や死亡例は言及が少ない。
これも人々への公平な周知、報道と言えるのか?
とにかくワクチン接種が推奨されている。
薬の功罪と同様にワクチンも功罪がある。
ワクチン効果は限定的で一方で罪もある。
人々にとって対策の功罪や公平とは何だろう。
今の世の中でもっと公平な議論が行われてほしい。
人間のする事に絶対正しいという事はない。
ミスしたら原因を分析し次に生かせば良い。
コメント
こんばんは。オリンピックでは、「えっ??」というのを何度も見て、オリンピックでは無いはずの「政治」の影を感じさせられました。
コロナはあいかわらずで、本当に困っています。
人には、様々な考え方があり、全員が同じ思考というのはありえないのですが、ことコロナに関しては、「コロナは大変だ」という考え方をしないと、あの人はおかしいという圧力を感じることがあります。
わたしは、コロナもインフルエンザなどと同じで、付き合っていくしかないのだから、そんなに騒ぎ立てなくてもと思っています。だから、今まで通りの生活をすればいいじゃないのと。コロナが撲滅できるとは思えないのです。インフルエンザだって、毎年変異して流行していますから。
時々、思います。このまま、インフルエンザのようにずっとコロナ罹患が続いていったら、何年、何十年と、この社会や経済を続けさせるのか。その前に破綻するのが目に見えています。その時、大変だと考えていらっしゃる方々は、考えを変えるのだろうかと。インフルエンザと同じように考えて路線変更した国も出てきました。そうしないと、国が成り立たないからでしょう。
appleberryさんへ
コメントありがとうございます。
私も全く同感です。
現在の風邪も大昔はウイルスが起源で変異を繰り返し現在に至った様です。
※ 国立感染症研究所「コロナウイルスとは」
https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/9303-coronavirus.html
ウイルスは今後も変異を繰り返しずっと続くのだと思います。
現在の風邪への特効薬がない様に新型コロナの特効薬も期待できないと思います。
仮に薬ができたとしてもその薬を逃れる新たな変異が繰り返されるだけです。
だから人間にできる事は感染しても乗り越えられる様にできるだけ自己免疫力を高める事かなと思います。
でも高齢者や基礎疾患者が不安になる気持ちももちろん理解しています。
だから人それぞれが自分のできる対策をとる事で他人の行動まで制限するのは極力少なくする事が望ましいと思います。
私もマスクはあまりしたくないのですが最低限人の多い場所でのマスクは心掛けます。
余り同調圧力の強い世の中にならない事を願います。