残雪終盤の折紙山

経緯
4月16日(金)
朝起きたら晴。
昨年から気になっていた折紙山。
昨年登った時から新ルートを検討してきた。
地図を眺めながらルートを想像する。
みちのく道側から最短で登れそうに思う。
東斜面利用なら残雪具合も期待できると推測。
今年は消雪が早いためなるべく早い時期が良い。
ということで朝8時過ぎに自宅を出発した。

登山概要
8時半過ぎみちのく道料金所手前駐車帯着。
身支度し8時40分に出発する。
【往路】
みちのく道の高架下を潜り東岳林道標識に着く。
標識地点から入山する。
「危険・通行禁止」とあるが問題なしと推測。
林道が短区間で先に沢があるためと推測。
古い林道を10分ほど進んだ後右の山肌を登る。
少残雪で一部ヤブの中歩き易い所を探して登る。
15分ほどで最初の尾根筋に取り付く。
更に15分ほど進むと次の尾根筋が現れる。
緩登の雪原を徐々に登り最も手軽な尾根を探す。
15分ほどで小ピーク574手前尾根に登る。
ここまで来ると後は尾根を辿る一本道。
ほぼ残雪が残る尾根道を軽快に歩く。
途中ジャンクションピーク890で小休憩。
ジャンクションピークから西へ20分で山頂到着。
【復路】
ジャンクションピーク890から分岐722までは往復同じ。
722から東尾根に下る(昨年登ったコース)。
その後昨年のコースを辿るつもりが尾根を間違えた。
地図にある登山道側の尾根へ下ってしまう。
途中で気付くが伐採跡があり下れると判断。
少し急傾斜で残雪は少なかったが問題なし。
無事に唐川沢上流の堰堤地点に下り着く。
ここで先のルートを暫し迷う。
小沢の対岸に林道らしき跡を見つけ向かう。
林道跡を進むとまた沢に出て対岸に渡る。
二度沢を越えたが両方とも沢幅狭く問題無し。
よほど増水がない限り安全に渡れると思う。
二度沢を越えて昨年の往路地点に合流した。
後は昨年同様三回低床橋を渡り駐車地点到着。

感想
折紙山は過去に10回前後登っている。
そのほとんどは寒くて登頂後は直ぐ下山した。
今回は山頂で15分ほど軽食休憩できた。
また山頂からの眺望も過去最高かもしれない。
登山道の歩き易さも昨年より雪質に恵まれた。
眺望、歩き易さ、登山時間で最良の登山ができた。

今回は残雪具合が長靴歩きに最適だった。
雪に足が沈む深さが5cm前後で快適クッション。
急傾斜の登りもキックステップにほぼ良い具合。
(もう少し深く雪に食い込めば更に滑らず良い)
帰りの急勾配の下りでは長靴のまま一部滑降した。
今回何故積雪具合が丁度良かったか山頂で分った。
山頂の標識の高さが今年は昨年より50cmほど高い。
つまり残雪の量が今年は去年より50cmほど低い。
雪が少ないため足が雪に埋れ難かった事が要因。

帰宅後に今回の登山時間を振り返る。
往路は途中飲水で2度小休憩したが余り休まず登頂。
帰路は無休憩で下ったが途中で道確認に手間取った。
往路の実質歩行時間は2時間30分。距離5.6km
復路の実質歩行時間は1時間40分。距離6.3km
因みに前回の往路は3時間40分。距離7.1km

個人的に歩き易く感じたのは、
1位=今回の往路、2位=今回の復路、3位=前回の往路
ただし今年の残雪量が感想にも相当影響あると思う。

登山写真
みちのく道高架下を潜り向い側へ

東岳林道(通行禁止)から入山する

涸沢の上の残雪を慎重に通過

右の尾根に登る場所を探る

尾根に登ると一本道

正面ジャンクションピーク890を目指す

890ピークから大毛無山(左)三角岳(右)眺望

樹間に覗く折紙山頂を目指す

折紙山頂から八幡岳(左)八甲田(右)眺望

折紙山頂から青森市内や陸奥湾眺望

樹木の上に吊された折紙山頂標識

折紙山頂直下から890ピークを望む

890ピークから急降下する

722分岐から枝尾根に向かう

予定と違うがそのまま下った

伐採跡があるので安心して下る

唐川沢沿いに下りた

沢の横断は特に問題なし

キクザキイチゲと蝶

登山時間
08:41 料金所手前駐車帯・発
08:46 東岳林道標識(登山口)
09:56 小ピーク574
10:31 尾根分岐722
10:56 Jピーク890 (休1分)
11:15 折紙山   (休17分)
11:45 Jピーク890 (休1分)
11:56 尾根分岐722
12:13 尾根分岐458
12:25 唐川沢出合い (休2分)
12:56 唐川沢標識
13:14 料金所手前駐車帯・着
歩行時間 4時間10分
歩行距離 12km

登山コース

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