コロナ疑惑の話 (2)

前々回の風邪症状の話の続きです。

私の風邪症状は果たしてコロナなのか?
コロナ感染疑惑の謎に迫りたいと思った。
先ずはコロナ感染の可能性を知りたい。
Amazonで「抗原抗体検査キット」を注文する。
注文した日が9月24日で発症から約1か月経過。
既に時期は逸したが微かでも手掛かりを期待。

9月26日に品物が届き早速検査してみる。
検査結果の写真

結果は「抗原が陰性」「抗体は少し検出」
試験管左側の上に線が一本あるのが抗原陰性
試験管右側の上に濃い線、下に薄い線が抗体少量
ただし市販製品は研究用で精度に問題が有る。
あくまで参考程度にとどめる必要がある。
その後5日間隔で合計3回試したが結果は同じ。

信頼性の低い検査結果ではあるが、
・現時点ではコロナは陰性と思われる
・過去にコロナ感染し抗体が少量ある可能性
と推測される。
以下は「コロナ感染後に治癒した可能性」を含む話

私が過去と今回が違うと感じた疑問点
・感染源が明確でない事
・感染と発熱の時間差
・完全治癒までの長期化
以上の疑問点を私の乏しい知識で解釈を試みたい。

1 感染源が不明確な事
前々回記事にしたが買い物感染が最も可能性大。
ただ咳気味買物客に私は近寄ってはいない。
ならば空気感染の可能性が高いかもしれない。
最近では岸田総理や河野大臣も感染している。
どちらもワクチン接種し感染予防しつつ感染。
ワクチン、マスク、手洗いをしても感染する。
最近の感染拡大傾向も空気感染の影響かも?

一体空気からどうして体内に忍び込むのか?
私は最近とても興味深い本と出会った。
「アレルギー体質は口呼吸が原因だった」
(西原克成著、2013年、青春新書)
本の内容を超要約すると
・口呼吸で喉扁桃部を冷やすと扁桃免疫力が低下
・扁桃の白血球に細菌等が結合し身体中に浸透
・身体中に蔓延した細菌が様々な病気を誘発する
以上が本の超要約

本を参考に私の発症経過を想像する
・仮に私の口腔に空気中ウイルスナが少量付着する
・しかし体温が正常ならウイルスは活発化しない
・体温低下と共にウイルスが活動し喉で活性化
・喉の扁桃免疫が弱まりウイルスに負け炎症発生
以上が私の想像

私は扁桃組織が免疫の最前線だと今回初めて知る。
私は子供の頃から扁桃炎を頻繁に発症した。
少年期は鼻詰まりも多く口呼吸体質だったと思う。
当時は口呼吸と鼻呼吸の区別意識は全くなかった。
40歳代に極度の鼻詰まり発症し鼻呼吸を意識する。
それから鼻詰まりはほぼ解消する事ができた。
ただ人は話したり食べたりする時に口を開ける。
先般も汗冷えと食事時の開口で喉を冷やした。
喉冷えで免疫低下したのが発症原因と疑われる。
空気感染で身体全体にウイルスがいた可能性有?

2 感染と発熱の時間差
私は今回初めて感染と発熱経緯を意識した。
過去の発熱時には発熱原因の深掘りはしなかった。
今回は感染から発熱まで約1日の時間差がある。
最初に身体に異変を感じたのは身体の悪寒。
身体が悪寒した時が感染という事では無いと思う。
正確には悪寒以前に感染源は体内にいたのだろう。
身体が冷えて免疫力が落ちた時に感染源が起動する。
感染源が増え出した時に身体が異変を察知する。
最初は感染源を食べる白血球の食細胞が発動する。
ところが何らかの要因で余り上手く機能しない。
そこで体温を上げて感染源に対抗しようとする。
つまり初期対応の後に現れる現象が発熱ではないか?

3 完全治癒までの長期化
今までは風邪を引いても3~5日で治癒していた。
今回は1週間で相当回復したが完全治癒していない。
1か月以上経過後も喉の痛みと黄色の鼻汁が続いた。
仮に新型コロナとすると後遺症の長期化問題がある。
新型コロナでは人によって後遺症が長期化する。
私の場合も一種の後遺症の長期化なのかもしれない。
また新型コロナでは治癒後に再発する事も見られる。
これらはウイルスが体内で完全消滅しないからかも?
ウイルスには様々な性質や変質の可能性がある。

私の身近にはC型肝炎を苦労して克服した人がいる。
C型肝炎ウイルスは人により治療の格差が大きい。
更に治癒後も再発していないか定期検査している。
人間の身体には細菌やウイルスが無数に存在する。
※参考サイト
・あなたの中にいる380兆個のウイルス(日経サイエンス R3.7)

2020年,世界の何百万もの人々が他人と距離を置いて新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)との接触を避ける
・健康な人の体にも最低39種のウイルス(朝日新聞 R2.9)
ウイルスに感染すれば即、病気になるというイメージがある。しかし、健康な人の体の中にもウイルスはたくさんいる。いったい病気を起こさないウイルスは何をしているのか?
一般的な話として人間はウイルスと無縁では生きられない。
今回の新型コロナも変異を繰り返し性質は常に変化。
ウイルスも人間も全て千差万別で一様ではない。
私の風邪の治癒経過を過去と比較する事は無意味か。

それでも敢えて自分の身体の経過を回想し想像する。
今回の発熱発症時は体内で感染が急拡大した気がする。
そして過去と同様、様々な身体防衛策で対抗を試みる。
発熱、発汗、咳、鼻水、痰等の症状が断続し現れる。
その過程で最も強く表れたのが扁桃炎症状だった。
扁桃炎は扁桃部がウイルスとの格闘で現れる炎症。
その結果過去に比べ広範囲で強い炎症が生じた。
炎症(喉の傷)が酷かったため完全治癒に時間を要した。

今回の風邪症状で私が感じた事を長々と記しました。
私自身は生存過程で貴重な経験が出来た気がします。
前向きの考えれば新たな免疫力を貰えたと思います。
今は今回の経験が今後に役立つ事を願う気持ちです。

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