年末のトラブル

前回記事で「お金について」の記事の予定を書いた。
以前からお金の疑問を記事にしたいと考えていた。
ところが最近トラブルが複数発生し悩まされた。
お金の話はまた後日で今回は最近のトラブルの話。

1 スマートウォッチ(SW)
私は過去何度かスマートウォッチ(SW)に傾注した。
その時々で傾注する機能は変わっていった。
健康全般、心電図機能、GPS機能、運動記録分析等々。
そして現在はGPS機能と健康把握への関心が高い。
APPLEのSWは簡単な地図表示可能な点が非常に良い。
別のSWは心電図以外に血糖値・尿酸・血中脂肪測定。
勿論測定数値の信頼性は疑問も多いが興味も多い。

そのSWで私が信頼する物の一つにAmazfitのSWがある。
機種更新を繰り返し最近4機種目のSWを入手した。
大抵は中古で入手し古い機種は随時ヤフオクで処分する。
そのため実質的な機種更新費用は低額で済む。
そして最新AmazfitのSWを入手し初期設定でトラブる。
SWをスマホと繋げるアプリ手続き時に拒否された。
(SWとスマホアプリの接続の際のログインが拒否)

原因を探るが手に負えず最終的にサポートに頼る。
だがサポートも最初は紋切りの回答で全然役立たない。
10日間に4回ほどサポートとやり取りし漸く前進する。
アプリ改良版(β版)が提示され導入テスト提案される。
試しにアプリを導入したら漸くSWとアプリが繋がった。

その後ネット検索すると同様のトラブルが多いらしい。
原因はアプリとBluetoothの複合要因と私は推測する。
bluetoothはスマホと周辺機器を繋ぐ通信の一手段。
例えばスマホに着信があればSWで手軽に見られる。
所がbluetoothは切断が起き易いという問題があった。
bluetoothの改善過程で新たな問題が起きた事を疑う。
あくまで私個人の推測なので根拠は全く無い。
現時点ではAmazfit会社から正式な発表はない。

2 プリンタ(PR)
私は毎年年賀状を出すが近年は大幅に枚数を減らした。
10年前は100通以上年賀交換していたが近年は20枚弱。
高齢化し終活を名目に100人余の年賀状終いを行った。
それでも親戚などで止められない人が未だ少数いる。
年賀状は毎年PCで原案作成しPRで印刷している。
今年も同様作業中にPRのトラブルが発生した。
PCとPRを接続するWifi通信でエラーが発生した。
10年余使ったPRなので寿命と判断し新機種をネット注文。
3日後に届いた新PRと現PRの交換作業する。
交換作業中に現PRにUSBケーブルがある事を発見する。
年賀状用のPRはWifi接続のみと思い込んでいた。
(日常は白黒レーザーPR利用、年賀状はカラーインクジェットPR利用)
USBでPCと接続して印刷を実行したら無事印刷できた。
慌てて新機種を注文したのは完全な勇み足だった。
実は現PRは電話・FAX機能等もある複合型で機能が複雑。
所が電話は通信障害が頻発するため別機種に交換済。
様々な機械が混在状態になり自分でも持て余している。
高齢化し機器(危機)管理能力の衰えた自分が情けない。
(新たに買ったPRはヤフオクでの処分を検討中)

3 歯茎痛など
私は3年前の北海道旅直前に治療歯の詰物が脱落した。
更に1か月前に別の治療歯3本分の詰物が一斉脱落した。
両方共10年以上前の治療歯の物と思われ経年劣化推測。
経年劣化と共に高齢化による歯茎の衰えも一因と思う。
また詰物が取れ噛み合わせが悪化し別の歯茎の負担増。
その事が影響したのか所々で歯茎の調子が良くない。
それでも今は未だ歯医者に通院しようと思わない。
以前「名医は虫歯を削らない」という本を読んだ。
その本には虫歯を削り治療する弊害が書かれていた。
今回は歯の痛みはなく歯茎に少し違和感がある状態。
今更歯の治療は出来れば避けたいと考えている。
また歯茎の違和感は歯科医が治療できると思えない。
私も66歳になってアト何年生きられるか分からない。
残り短い自分の身体の使い方は自分で自由に決めたい。
旅での実験的行動と同様に生き方も実験してみたい。
歯茎の強化方法を試行錯誤しようと考えている。

4 眼の異常
最近数年の健康検査で眼の異常の指摘が増えている。
この3年の間に緑内障疑惑や黄斑異常が指摘された。
眼の見え方も気を付けているが最近少し違和感有り。
早朝に視界中央が少し黒っぽく見える事がある。
また本来は直線部分の端の方が少し歪んで見える。
何れも黄斑部に問題がある時に現れる症状。
遂に黄斑異常が進行し始めたかと不安を覚える。
黄斑異常の場合は早めに手当した方が良いと言われる。
ただし自分の症状は多少波がある様にも感じられる。
現時点ではルテイン等のサプリ摂取を増やしている。
またほうれん草やブロッコリーも多めに食べている。
これもまた一つの人体実験だと考えている。
実験の成功も失敗も自分が納得できれば良い事。
そして勿論上手くいく事を願って試行している。

5 自分に合う方法の思考と試行
トラブル原因には複数の要因が絡む事が多い。
また善悪や成否や正邪の境界も不明確が多い。
直近の私の体験ではSWの不調は多分に複合要因。
また歯茎や眼の不調も快調・不調の境界は不明。

健康に関する問題を完全に解明する事は多分難しい。
「寿命ハック」という本に面白い事が書いていた。
・100歳の半分は93歳だとの事
・人間は指数関数的に老化が進む
・93歳迄と以後の7歳の健康危険度は同じ。
人間は成長が止まった時から老化が始まる。
ただ青年期は老化意識がほどんど感じられないだけ。
私の場合は60歳以後は毎年老化進行を感じている。

若い頃は長い人生を考えて行動する事が多かった。
例えば歯も歯痛を抱え続けたくないため治療する。
だが人生の残りが短くなると自分に合った事を考える。
歯痛が辛い場合はやはり歯医者を頼る事になる。
ただ歯茎の違和感で歯医者に頼るのは違うと感じる。
歯茎の異常は血流や栄養状態の影響があると思う。
それなら自分で考え対処する事が大切と思う。
どうすれば良いかは未だ分からない。
それでも悩み考えて改善方法を見つけたいと思う。

6 曖昧な世界
私の歯茎痛や眼の異常は正常異常の判断が難しい。
ここまでは正常でこの先は異常と明確にし難い。
同様に世の中には境界線が明確でない事が溢れる。
最近ならばダイハツ工業の自動車検査不正問題。
法的な基準を満たしていないのに検査合格させた。
当然ながら社会全体から大批判を浴びる事になる。
では一体基準に合格するという事はどういう事か?
定められた基準に僅かに達しないだけで危険増大?

私はダイハツ不正問題の詳細を知らないので以下一般論。
私見だが基準に僅かに満たなくても大丈夫な事も多い。
勿論その基準の対応箇所で判断は大きく異なる。
例えば飛行機部品のネジが0.1mm違えば大事故に繋がる。
特殊な例を除き考えると基準は結構不合理も多い。
例えば車体強度が0.1%基準に満たないと大違いか?

一般論だが基準は一部の人が考えた一つの目安。
だから人によって基準をどう考えるか大差がある。
基準に厳格な人は基準は絶対守るべきと考える。
だが基準は判断材料の一部と大袈裟に考えない人もいる。

人が溢れる世界の安定維持にはルールが必要となった。
基準を作る事も人が溢れた社会の安定には欠かせない。
だがルールも基準も人間が快適に暮らすための制度。
本来は人々の快適目的の制度がいつしか人々を縛り出す。
そしてルールや基準が人々の不満拡大に繋がり始める。

例えば健康診断の基準の数値。
和田秀樹医師は健康診断と長寿は関係ないと断言する。
※参考:プレジデントオンライン記事 2023/12/22
「健康診断と長寿は無関係」

健康で長生きするためにはどうすればいいのか。医師の和田秀樹さんは「健康診断と長寿には相関性がないので、不調がなければ受けなくてもいい。ただ、『頭がボーッとしていないか』『体が重くないか』『どこかに痛みはないか』といった体の声には、しっかり耳を傾けるべきだ」という――。(第2回/全2回)
ところが例えば血圧は130を超えると要注意とCM放送。
和田秀樹医師は血圧が200を超えるため薬で170に抑える。
血圧を下げ過ぎると脳が不調なため下げ過ぎを避ける。
※参考:プレジデントオンライン記事 2023/8/27
「病院による薬漬け」
適正な薬の服用はどのくらいか。医師の和田秀樹さんは「オーストラリアのある調査では、入院患者の約5人に1人が薬の飲みすぎに起因した入院だった。病院に行くと、不調の数だけ薬が処方されてしまいやすい。患者は自分が飲むべき薬の副作用について必ず医師に尋ねることだ」という――。

基準を作り基準で縛る事が不健康になる可能性もある。
健康は個人毎に差があり一律基準は疑問が大きい。

ルールや制度にしても同じ事が言える様に思う。
法律やルールは人々の快適を考え作られる制度。
ところが個人毎を人々と一括りにする事自体が無理。
人々はそれぞれ異なっていて皆別々の考え方をする。
ある人にとって快適な制度は別の人に不快を与える。

例えば現代の資本主義により競争を生み出す社会制度。
一部の人には大金を稼ぐ事で贅沢三昧に暮らせる。
一方で毎日必死に働いても苦労し続ける人もいる。
一体人間同士の格差はどこまで許されるのだろう。
私は今の資本主義という制度に大きな欠陥を感じる。
かといって中国等の社会共産主義を肯定もしないが。
この話は後日「お金の話」の中でまた取り上げたい。

何れにしても社会の一員の私にできる事は限られる。
自分の身は自分で守る事。
自分の健康は自分で管理する事。
自分でできる範囲を意識し良い年を迎えたい。

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