実験的な生き方

私は登山や徒歩旅で様々な試みをする。
既に試して成果のある事や試行中の事を数例列挙。
・糖質摂取を控える事で様々な痛みを軽減
・人参や甘藷等を肉や米等と混ぜ食べる事で便通改善
・小股歩きを続ける事で疲労を軽減
・沢水の飲水時は上流や流量に気を付ける
 (沢水飲水は運が悪ければアタる覚悟)
・雨天による靴内浸水防止策の各種試行(妙案無)
他にも様々は実験を現在も試行中
水分摂取調節、食事量調節、服装の最適化、
ザック収納法、ザック浸水防止策等

何れもネットや書籍情報等を参考に兎に角実践する。
何となく効果を感じたら更に実践を続ける。
そしてある程度実戦経験を積み納得した事は続ける。
何度か実践しても効果を感じなければ実験を見直す。

但し効果を認めても有効性を完全断定はしない。
例えば糖質摂取での痛み軽減。
相当程度は相関関係があると思うが体質も変化し得る。
様々旅を続けるうちに身体が順応した可能性もある。
例えば人参・甘藷等と蛋白、炭水化物の混合食事。
何をどれだけの量を食べると効果的か等は未だ不明。
例えば少量人参のみの混合食事だと効果は低い感じ。
いろいろ試しているがとても断定はできない。

そんな中で最近衛生上問題のある実験をしている。
賞味(消費)期限切れ食物はいつ頃まで大丈夫か?
以前記事にも書いたが縦走旅時は食料が大問題。
賞味期限が長めの食事だけでは栄養面が貧弱。
私は旅での卵効果を非常に高く評価している。
徒歩登山旅では毎回唇や肌荒れに悩まされる。
所が卵を多く食べ始めてから相当改善した。
唇荒れは減り指のささくれ立ちも減少改善した。
卵摂取が多いほど効果は高いと思うが当然限界もある。
幾ら効果があると言っても卵だけ食べる訳にいかない。
肉魚の蛋白質や野菜や炭水化物の摂取も重要。

山旅では卵惣菜はある程度限定される。
要冷蔵の卵惣菜が多いため長期持参は少し不安。
卵焼きパックの場合5日過ぎると味が少し変化した。
最近はゆで卵や生卵を旅行中携行したりもする。
野菜の場合は加工してなければ数日は問題ない。
ところがキャベツ等カット野菜だと2日程で味変。

更に問題と思われるのが長期保存可能食品。
長期旅ではソイジョイやアルファ米を多用する。
ソイジョイは新品購入すれば1年弱ほどの賞味期限。
アルファ米では新品ならば5年程は賞味期限がある。
私は3年前に日本を南から北上する長期旅を構想した。
ところが新型コロナが発生し途中断念した。
一方で準備のため各種保存食を大量に買い溜めた。
その結果賞味期限切れの保存食が多数発生した。

このため最近の旅では賞味期限切れ品を食実験している。
最近試したのは期限を3年超過ぎたソイジョイ、アルファ米。
どちらも2020年頃の賞味期限となっている商品。
食べた結果は通常商品とほとんど変わらない味だった。
多分何も知らずに食べたら全然分からないだろう。
勿論栄養成分がどう変化しているかは分からない。
しかし元々が長期保存食なら余り変化無いと思う。
なおネットには賞味期限13年経過品を美味しく食べた例。

最近また頻繁に地震が起きていて不安になってしまいますが、非常食のアルファ米が久々にみたら賞味期限切れしていたなんてことがあり、いつまで食べられるのか気になります。 この記事ではアルファ米の賞味期限切れはいつまでOKか、アレンジレシピもご紹介します。

賞味(消費)期限切れの実験食は旅以外でもしている。
自宅の冷蔵庫にある食べ忘れた食品類。
昨日は賞味期限が10か月過ぎた油揚げを食べてみた。
少し変色を感じたため流水で洗い流す。
端を少しカットして味見するが違和感はない。
そのまま味噌汁の具にしたが変では無かった。
但し美味しかったかと言われれば若干違うかも…

またパックの冷蔵や冷凍品も期限切れは良くある。
多くの商品は開封し中身を見て目視チェックする。
見た目に異常がなければとりあえず試し食する。
経験した範囲では目視で大丈夫なら問題ない。

肉や魚では多少の消費期限切れは頻繁にある。
2~3日の消費期限切れは全く気にしない。
ただ魚は早めに内臓を取り除かないと匂いが出る。
また魚の内臓は溶け易いため処理だけは早くしたい。
一方で肉は1週間ほど経つと少しずつ変わる感じ。
匂いが強くなったり変色したりし出す。
特に挽肉については1週間が限度と感じる。
挽肉は1週間を超えると相当傷むと感じる。
実際私は1週間旅した後に旅前に買った挽肉を調理。
その結果が多分挽肉が原因で腹痛が起きたと思う。
一方で挽肉以外では鶏肉は傷みが早いと感じる。
鶏肉の場合は1週間を過ぎると徐々に匂いが出る。
豚や牛の場合は10日までなら何とか料理できた。
ただし冷蔵-チルド-冷凍の順で保存期間は変わる。
冷凍さえしておけば相当長期間保存できると思う。
また夏期と冬期でも保存期間が少し変わると感じる。
以上はあくまで個人的な私見。

亡くなった立川談志は腐った食材も大切に食べていた。
立川談志の娘が思い出話を記事にしている。
・賞味期限は「知らない奴が決めた事をなんで信じるんだ」
 と言って一切気にしなかった。
・何年も前の賞味期限切れの物も腐っていても食べていた。
※参考記事:週プレNEWS「立川談志と食」

天才、奇才、破天荒......そんな言葉だけで言い表すことのできない、まさに唯一無二の落語家・立川談志。2011年11月、喉頭がんでこの世を去った。高座にはじまりテレビに書籍、政治まで、あらゆる分野で...
立川談志の他人の決め事を盲信しない事に私も同感。
私は昔から人を信用できない事を経験をしてきた。

私は小さい頃から扁桃炎でよく学校を休んだ。
扁桃炎になると38~39℃ほどの高熱で3~4日休む。
小学校低学年頃は月1回は扁桃炎を患った。
ただ新聞配達を経験して少し身体が丈夫になった。
高校になると扁桃炎になる回数は相当減少した。
高校時代に引っ越しして間もなく扁桃炎を患った。
引っ越し前に通院した病院とは別の病院で受診した。
しかしその病院では扁桃炎診断されず風邪とされた。
喉の炎症は無しと見なされ解熱剤のみ処方された。
その結果熱が一向に下がらず結果的に入院となった。
一晩入院後に病院を変えて漸く扁桃炎診断された。
最初の病院では無駄に病気を長引かせただけだった。

私の父は腎臓病を患い透析生活を続けた後に亡くなった。
七年間透析を続けたが後半は相当苦しかった様だ。
透析が辛い事を医者に話すと精神剤が処方された。
それが度重なり年を追う毎に薬の量が増えていった。
そして年を追う毎に虚ろな状態が頻繁に現れ始めた。
透析での体調不良を薬で麻痺させていたのだと思う。
昔は透析技術が未だ未熟だった事もあったと思う。
それでも医者の対応はお座なりと感じさせられた。

私は五年ほど前に皮膚炎を発症した。
最初に通院した病院では医者は病名を言わなかった。
ただ皮膚の炎症を抑える薬だけを処方された。
皮膚炎は様々な要因があり適切な診断は難しいと思う。
それでも何も語らない医師には不信感を覚えた。
薬で炎症を抑えても薬が切れると炎症が現れ始める。
薬が切れた事をきっかけに病院を変えて再受診した。
アレルギー診断のためのパッチ試験を受けた。
その結果ニッケルと水銀に顕著なアレルギー反応。
ニッケルはピーナッツ等のナッツに多く含まれる。
実際に私は当時ナッツ類を良く食べていた。
ナッツ類を控える事で多少改善したが完治しなかった。
その後は自己流で糖質制限や水分管理を試みている。
年々少しずつ改善しているが完全完治はしていない。
高齢化と共に乾燥肌になり皮膚炎になり易くなった。

医者は当然医学知識を沢山蓄えてはいる。
しかし知識が沢山あってもそれを適切に生かすかは別。
医者の診断が自分に適しているか感じるのは自分。
自分に適していないと感じたら疑う事も有りと思う。
医者の診断を絶対視する必要は無い。
以前に記事にしたが私の先輩K氏は医者の誤診を疑った。
しかし最終的に誤診かどうか分からず亡くなった。

私の実験的な生き方は自分で調べ考えて実行する。
危険性も考慮しつつ全ては自己責任で行っている。
だから失敗しても自分の考えが足りないと納得する。
他人の話を信じその結果失敗するよりは納得できる。

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コメント

  1. appleberry より:

    我が家では、余ったご飯を妻がいつも冷凍にしていて、時々使っています。4年前のことですが、さすがにいっぱいになり、どうしようかと悩んでいたため、歩き旅に持っていくのにちょうどいいかなと思い、乾し飯を作ってみました。その時に目にした記事の中に、大昔の法令(延喜式??)に20年保存というのがあるとのこと。昔のことですから、今の米とは違うものなのでしょうが、それでもすごい長く持つものなのですね。なので、自分で作った乾し飯を今でも利用しています。まだ4年ではありますが、特に品質が変わることもなく使えています。あくまで自己責任で、変な臭い等無く、人に勧めたりしなければ、消費期限であっても、大丈夫なのでしょうね。

    • takenamik1 より:

      appleberry さん
      コメントありがとうございます。
      「乾し飯」(or 干し飯)については初耳でした。
      ネットで調べましたら確かに20年保存可能とありますネ。
      原理はアルファ化米と同じ原理の様ですね。
      食品等は水分があると化学変化する様ですので水分を無くすと化学変化を抑えて保存ができるのかもしれないと感じました。
      私も機会がありましたら乾し飯に(自己責任で)挑戦してみたいと思います。
      面白い情報を教えて頂き有難うございました!